一人暮らし大学生向け賃貸サイト
一人暮らしの大学生向けの賃貸サイトを公開 エステートサーチ
不動産業のウェブ集客コンサルティングを手掛けるエステートサーチは8月2日、一人暮らしの大学生のキャンパスライフ情報を拡充した、賃貸住宅の部屋探しサイト「いえらぶキャンパス」ベータ版の公開を始めた。
一人で暮らす学生への取材を通じて、リアルな生活感を伝えるとともに、部屋探しや一人暮らしに関するアドバイスも掲載。また、「食べる」「買う」「暮らす」「遊ぶ」などを切り口に、各大学ごとのお勧めスポットの紹介や口コミ情報なども提供する。
参考:「いえらぶキャンパス」
(10年8月3日住宅新報)
既存住宅の人気要因
都心の賃貸事情、回復傾向
都心の賃貸市場、来年初は回復へ アトラクターズ・ラボ調査
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボの調査によると、2011年1~3月の都心3区(港区、渋谷区、世田谷区)と9区(千代田区、港区、新宿区、文京区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区)の賃貸住宅市場は、回復傾向が顕著になるとしている。
現状12~13%前後の空室率が、都心3区は10.4%、都心9区は10.9%に改善すると判断。更に、今後の景気回復が順調に進めば、本格的な回復傾向が見込めるようだ。
その理由として、需給バランスの悪化が収束している点を挙げる。10年は新規物件が極端に少なく供給が絞り込まれている一方、日本人世帯と外国人人口の動向から世帯数の減少傾向は鈍化。需要減退には既に歯止めがかかっており、これまでの需給バランスの悪化は収束に向かっているという。
この点を踏まえた上での中期・3年後(13年1~3月)の予測は、仮に今回のようなリーマンショック後の景気悪化と同等の「2番底」が来たとしても、現状並みの水準にとどまると判断している。また、景気が回復した場合には、8~9%前後の空室率に改善するとしている。
(10年7月29日住宅新報)