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各種講演、セミナー、研修やデモンストレーション、トークショー等、コーポレートイベントを企画から承ります。
英国式紅茶教室についてのご案内も詳細は下記をクリックしてホームページでご覧ください。
紅茶スクール インフューズティー
http://www.infuse-tea.com
英国発のお茶資格を日本語で取得できる「ティーアカデミージャパン」の詳細は以下ホームページから
ティーアカデミージャパン
http://www.teaacademyjapan.com
紅茶は健康に良いだけでなく、香りの癒し効果、無理なくきれいになれるヘルシーな飲み物として世界各国で消費が増えています。
また、イギリスの文化を学ぶ上では欠かせない国民飲料です。
イギリスに関すること、香りをキーワードのお仕事などで幅広く対応できます。
過去のクライアント様:
高校、大学の英国研修
トワイニング300周年記念イベント(片岡物産、朝日新聞)
ハロッズ日本上陸30周年イベント
香りで楽しむアフタヌーンティー(花王)
他にオリジンズ、リプトン、在英日本商工会議所、英国婦人会、ミキモト・アカデミー、ダイナース・クラブなど
著書「英国 とっておきのティープレイスへ」他4冊
雑誌、新聞:「ミセス」「ボン・シック」「家庭画報」「アエラ」「朝日新聞」「読売新聞」他
テレビ出演:NHK「極める!紅茶学」「恋する雑貨」、フジテレビ「ノンストップ!」など
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イギリスのインテリア 家にアンティークの絵を追加しました
上の写真は、先月訪れたサンボーンハウスの居間です。
壁には絵や写真がぎっしり。ほとんど埋め尽くすほどに飾られた壁もあります。
一見ランダムに並べたような絵や写真、実はある程度計画的にかけてあります。
一枚だけ飾るなら簡単ですが、いくつもの絵を飾るときにはどう配置するかはとても大切ですね。
私は両親がオーストラリアにいた頃からイギリスに在住の間、ずっとインテリア雑誌を読んで、こういうルールみたいなのを切り抜いて取ってありますが、今は簡単にインターネットで探せます。
グループにわけるのも、フレームの選び方にも少し気を使えばとてもバランスがよくなります。
私たちも絵を床に置いて並べ方を決め、次に壁に置いて決めますが、違うサイズや質感の絵をたくさん混ぜるときには実際に壁にマスキングテープを絵の形に貼って見たりしています。
これはイギリスのアンティークの本のページ、動物や植物を図鑑のように描いたものはたくさん出回っていますので簡単に手に入ります。
草花を描いたボタニカル・アートは現代のフェイクプリントも多く、イギリスのパブの壁にたくさんあったりするので私は草花はやめておきました。
このリアルなような、そうでないような妙なサル、気になる(笑)と思って、4枚購入。
自分たちでフレームを選んで入れましたが、ごく一般的な市販品なので数千円くらいです。
とは言っても飾る部屋は決めていたので、フレームの色と額装のマットは時間をかけてかなり真剣に選びました。
居間のここにしてみました。同じ大きさの絵を偶数かけるのは簡単です。
右の絵とのバランスはこんな感じです。
この絵も新人さんです。レッスンを行うダイニングルームの壁の左側に足しました。
これも、植物図鑑の茶樹のページで、茶の花や実の切断面なども描かれていて見ていて楽しいです。
この部屋の額は他の壁もすべて黒のフレームにしているのでこちらもダークな色の額とモノトーンのマットにしました。
あ、よく見たら少しゆがんでた(汗)。こうして足していくこともあるので配置って難しいですね。
ちなみにダイニングには少し柔らかさを足したいので、引っ越してからじっくり数週間考えた末、お皿も飾ることにしました。
左上はウェッジウッドの金彩入りドラブウェア、右下は私の家族が住んでいたメルボルンの風景が描かれた、同じくウェッジウッドのお皿です。
また茶樹!
こちらはカメリアファミリーたちが勢揃い、日本の椿もあるので華やかですね。右下のひっそりしたのが茶花です。
こちらは居間に。
この部屋はプライベートなのであまりお茶お茶しないようにして、あえておサルさんとかオーストラリアのアボリジニアートとか、主人の母が油絵を習っていた先生の作品など取り混ぜていたのですが、この絵は他に行き場がないので・・・・・。
これはかける場所が決まっていなかったので、絵を見て、それに合う額縁とマットにしてあります。
壁が覆われて行くと、どんどん家がHouseからHomeになって行く気がします。
しばらく忙しくて、額装したのに絵をかける時間がありませんでしたが、外は殺人的な暑さなので家で快適に!という時期に間に合って良かった。場所は決まっても、絵画の裏側の紐の長さで場所がずれるので、その当たりは雑な私には無理!きっちり水平器とか使える器用な人がいないと難しいです(笑)。
最近の家のご飯、外の美味しいもの
梅雨もあけて、いよいよ本格的な暑さが続きそうですね。梅雨あけ直前に久しぶりに素敵なお友達と3人でランチしてきました。
これもまた久しぶりのパレスホテル、琥珀宮です。
アフタヌーンティーや他のレストランには行っていましたが琥珀宮は初めてです。同じグループの富麗華ではロンドン時代の生徒さんとの集まりをしたことはありましたので、美味しいこと間違いなし、ととても楽しみにしていました。
ご一緒したのはJAL 時代の友人と、共通の知り合いの女医さん。プロフェッショナルなお仕事をする女性ふたりはあまりソーシャルメディアを使うことがないので「写真は麻子ね!」ということで、撮り慣れた私が撮りました。
大根餅も、春菊を使った点心も美味しい。
北京ダックも久しぶりです。
こういう食事って、グループで行ったシンガポールや香港での食事を思い出します。
ここの北京ダックは本当にパリッとしていて最高でした。皮だけってどうしても効率が悪いので、ロンドンの中華料理屋さんだとクリスピーダックという名前にして身の部分も一緒にほぐして出てきたりするのですが、やっぱり皮だけ、それも皮のすぐ下の脂をほとんど含まない切り方のが美味しい....。
冬瓜のスープ。夏には冷房の効いた部屋にいることが多いのでこういうスープが思いのほか美味しいんですね。
ビーフ、青菜は何だったのか忘れてしまいました....。
あっさりしたココナツとパールタピオカも、量多過ぎなくて良いですね。この前のウズベキスタンのデザートは驚愕!と何人かの人に言われました(笑)
今回はアルコールなし、
中国茶で通しました。
フィールドが違うところで活躍する友達と会うのはいつでもとても良い刺激をもらうし、その上30年も昔の友達でもあるから懐かしくもあります。
なんだかとってもリフレッシュしました!
家でのご飯もしっかり食べています。我が家はキッチンを北側に配置しているし、クーラーが効いていれば料理が嫌にはなりません。ガス台ではなくIHにしたのも暑さを感じにくいのかも。
それでもやはり、オーブンにぽん、と入れてしまえるものがラクなので、魚も丸のままローストするのが好きです。
新鮮な鯛に、ケイパー、オリーブ、ガーリックとオリーブオイルであっさり。トマトが濃厚になるのでソース代わりになります。アスパラガスも茹でずに一緒にオーブンに入れてローストで。
別の日には急に食べたくなって簡単なギリシャ料理にしました。チキンのミートボールにはたっぷりのフレッシュディルやガーリック、オレガノを入れます。じっくり焼く間にヨーグルトときゅうり、ディルやミントなど混ぜるだけのタジキソースと、これもまた混ぜるだけのフェタチーズとチェリートマト、きゅうりのギリシャサラダを作りました。冷たくてさっぱり、だけど全然物足りなくないのでこのサラダはおすすめです。レッドワインビネガーとオリーブオイル、ガーリックとブラックペパーのシンプルなドレッシングですが、フェタチーズのおかげで何となく濃厚になります。
簡単ではあっても、何を作るか考えて好きなものを作り、好きな器で食べるのは気分転換になりますね!
娘も同じで、夜遊んで帰ってきても急に料理作りたくなって、朝5時に出来上がったりするらしい(笑)。
反対に忙しくて手を離したくない仕事中にあれ?夕食の時間??と思うとすごく面倒になりますけどね.....。そういう時は手抜きしてテイクアウトしたりもしますが、器だけは好きなものに盛り付け直します。単に自分が気持ちよく食べられるからなんですけど。
暑い日は、手を抜いてもちゃんと食べて元気で過ごしましょうね!
ロンドンで茶道具のエキシビションを見てきました
最近はずっとロンドンに住んでいるわけではないので、見逃してしまうエキシビションもありますが、「The Craft of Tea」は6月中やっていたので行ってきました。
このエキシビションはチトラ・コレクションといって、ニュービーティーのオーナーがお持ちの素晴らしい茶道具のコレクションから一部を展示するというもの。
場所はゴールドスミス・センター。最寄り駅はファリンドンです。
中に入るとすぐ、受付前のロビー空間が広いのですが、そこにこうやってショーケースが並べられています。
時代ごととテーマごとに分かれて展示されています。
こちらは18世紀の茶道具を集めたケース。ティーポットとそれが乗ったスタンドは1714−15年にロンドンで作られたもの。この頃はお茶を入れていたのだとしたら、さぞかし煮詰まってしまったでしょうね。お茶がまだ新しく、淹れ方がまだ確立していなかった時代です。ティーボウルは中国製です。他には左上がシュガーボウル、右上がティーキャニスター、手前左がシュガーニップ、手前中央はスプーントレイです。
こちらのティーキャニスターは1766年のイギリス製ですが、当時の中国から運ばれてくる木製の茶箱を模して作られました。
手前には義という文字が書かれており、この漢字を見てまだ見たことがない東洋に思いをはせたのかなあ、と思います。
これはティーアーンです。名前にティーはついていても中に入れるのはお湯。
この手のアーンはこの時代一般的でしたが、これが特別なのはイギリス製ではなくて中国製だから。
私が持っているのもそうですが、元々イギリスで考案されたものなのでほとんどはイギリス製です。
ただ、この当時、イギリスはお茶含めすべての交易品の対価として中国に銀を支払っており、銀が豊富だった中国で注文したほうが、イギリス国内で作らせるより安かったそうです。
スタンドにはヘビが巻き付きその口からお湯が出るようになっています。
大変ヨーロッパ的なデザインは、中国製とは言っても完全なコミッション制でオーダー品だということ。
当時広東に駐在していたイギリス人商人がコミッションを払ったのではないかと思われます。
世界の不思議なティーポットを集めたセクションもあります。
チベットやインドのティーポットたちです。
これは何でしょう?ペルーまたはボリビアのケトルのようです。作られたのは19世紀頃。
スペイン領だった南米ではチョコレートが広まりお茶はあまり広まりませんでしたが、代わりにマテ茶があります。
このケトルは片側に炭を入れ、もう片側に水を入れてお湯を保温したものだそうです。
日本製のミルクジャグです。小さいティーポットのように見えますが、注ぎ口の形を見るとたしかにジャグだというのがわかります。全ての面に独特な装飾が施されていますが、これは当時「Shibayama」と呼ばれたもの。
簡単な定義は、「象牙、木、または漆のベースに、様々な質感と色を持つ自然の材料を彫刻して象嵌すること」で、通常は多数の貝殻、角、着色した象牙や木材を使用します。
こうした象嵌細工は日本ではすでに多く作られていましたが、19世紀にShibayama家がこれを高度に発展させ、明治時代に大人気になったそうです。パリ万博でも注目され、その後多くが輸出されたとか。
新しく作られた作家さんの作品のコーナーもあります。
左はイギリス人の作品でした。
すごい、これはもう飾っておくだけですね、使えない!
でも古いものだけでなく、新しい作家さんの芸術作品としてのティーポットを一度に見られる良い機会でした。
すでにこのエキシビションは6月で終了していますが、偶然にもこのコレクションのオーナーの会社「ニュービーティー」の日本代表の方が先日ティーアカデミージャパンにご参加くださいました。
英語版だとオンラインになってしまいますが、日本だと対面で受講できるのが理由ですが、このように日本人以外の方が受講してくださることも本当に増えました。日本語での授業についていかれる方に限りますが、英語版の試験を受けられるなど、国際的な資格ならではの融通も効きます。
次は11月の開催ですが、募集スタートしたらまたご案内しますね。