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温浴マネージメントサプライヤー 村山吉和のブログ|アスパポート株式会社

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またひとつ昭和の健康ランド型温浴施設の閉館が告知されました。

私のとっては2施設目のコンサルティング施設で、2009年の大規模リニューアル工事の時から運営面をサポートさせていただき、集客や販促について現場スタッフやオーナーサイドと協力しながら約2倍までなんとか達成できました。

 

コロナで約三ヶ月閉館していましたが、新しい運営会社の元で再開して現在に至ります。

 

再開後は非常に厳しい期間がありましたが、業績も徐々に回復しこれからという時期に非常に悲しいお知らせです。

 

施設所有者の諸事情があり運営契約の終了になりましたが、告知後閉館を惜しまれる多数の声がSNS等に上げられています。

 

温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム塩化物強塩温泉」で、空気に温泉触れると酸化して茶褐色になる有馬温泉によく似た特徴があります。

 

ただこの泉質で酸化する前の透明感のある温泉が入れる施設は非常に珍しいので、体験されていない方は露天にある「つぼ湯」を体感されることをおすすめします。

 

温泉施設としての再開はありませんので、いまのうちに貴重な生温泉を体験して下さい。

 

 

コロナも5類に移行してからマスク着用が緩和され、温浴施設でもマスクを着用しない方が増えてきており、特に入浴後の息苦しさは解消されました。

 

温浴施設はコロナで大打撃を受けましたが、特に滞在型施設は滞在時間が非常に短くなり飲食利用等の館内消費が大幅にダウンしました。

 

最近ではサウナブームもまだまだ加熱しており、大半の施設では入館者数が戻っているようです。

 

サウナユーザーの滞在時間は、いったいどれくらいになるか私自身の個人的体験では60分~90分前後です。

 

サウナと水風呂を3クール繰り返し、洗体や洗髪及びその他浴槽を入浴してもその時間内におさまるので、ほとんどのサウナーはそれくらいの時間ではないでしょうか。

 

滞在時間毎の分析をしていると、120分(2時間)を超えると客単価が大きく上がる傾向があります。

 

浴室以外で過ごすことにより館内利用が大きく上がり、飲食利用やリラクゼーション利用する方の比率が増えるからでしょう。

 

滞在時間が2時間を超えると客単価が2倍近くになる温浴施設もあるので、2時間の壁を超えることで大きな売上アップにつながります。

 

入館者数は戻って来ても、滞在時間はまだまだコロナ前にはほど遠いです。

 

 

もうすぐ3月7日の「サウナの日」で、満37歳の方とそのお連れ様1名の入館料が協賛店で無料になります。https://www.sauna.or.jp/pdf_files/2023_SaunaDay.pdf


1984年にサウナスパ協会が制定し、献血を中心にした活動やクーポン券配布のイベントとして各地域毎のイベントとして実施していましたが、37歳無料は関西支部からスタートしました。

 

当時その会議に私も出席していましたが、サウナ利用者が高齢化していたので若い客層を呼び込もうとする内容が大前提でのイベントでした。

 

ただ現在のサウナブームを牽引しているのはもっと若い層なので、今後バージョンアップのイベントが望まれます。

 

例えば誕生日に3や7が含まれるとか、年齢に3や7が入る方を対象にすれば対象者が大幅に増えます。


本人やお連れ様1名の無料のインパクトはありますが、対象者が限定されるのでイベントとしては厳しいかも知れません。

 

温浴施設の集客は基本的に足し算ですが、客数は足し算になっても売上はゼロの可能性があります。

 

かなり低くてもいいので、ハードルは必要でしょう。


サウナブールがこれからも継続し、今以上に盛り上がって客層がもっともっと拡大することを切に願います。
 

2019年に「サ道」が放映され、全国各地のサウナ施設が番組で取り上げられてから興味を持たれた方も多いと思います。

 

それからブームに火がつき、2021年のユーキャン新語流行語大賞には「ととのう」がノミネートされました。

 

コロナになってからは「ソロサウナ」や「黙浴・黙汗」という新語が生まれ、人気が衰えることはありません。

 

私が子供頃父親に地元のサウナに連れて行って貰ったことが有り、息苦しかったことしか記憶にありません。

ちなみにボウリング場に併設されたそのサウナは、その後ラウンドワン発祥のローラースケート場に変わりました。

 

かなり前の話ですが業界団体で役員をしていた頃、若い客層を呼び込まないとサウナ業界に将来は無いとまで言われた時期もありましたが、その当時は現在のブームがやってくるとは誰も想像が出来ませんでした。

 

サウナ好きを「サウナー」と呼び、「サ活」・「サウナ飯」・「オロポ」等サウナ用語が、一般の方々にも知解できるようになってきました。

ただ怖いのはかつてブームであった岩盤浴が路面店や商業施設等で営業店舗が拡大し、その後週刊誌で「岩盤浴は雑菌の温床」と掲載され一気にブームが去ったことが脳裏にあります。

 

これからの年末年始は多くのサウナーが増えますが、どの施設でも事故が起こらないよう願います。

 

◆2021年

9月26日からコロナ感染者数の全数把握が見直され、「65歳以上」「重症化しているなどすぐ入院が必要な人」「基礎疾患があり今後入院する可能性がある人」「肥満など重症化リスクがあり治療薬の投与が必要な人」「妊婦」のみ医師が発生届けを出すようです。

 

毎日16時45分に東京都から発表される感染者数を報道各社が競うように発表し、感染者が増えれば温浴施設の入館者数減る一方でした。

 

3年ぶりに行動制限の無い8月も感染者数が過去最高になり、お盆期間を含め予想を大きく下回りました。

 

特に高齢者や女性層は非常に敏感で、館内利用や喫食率にも影響が大きいです。

 

全数把握は見直しになっても感染者の総数と年代別の人数は継続するようですが、感染する方がどんどん身近になり重症化する方が少なく回復が早いのも理解できるようになってきたので、恐怖心が以前ほどでは無くなり心理的には徐々に影響が少なくなってきたようです。

 

しかし上場している温浴運営会社も債務超過で、上場廃止に係る猶予期間に入ったと報道されています。

 

一方で都市型サウナ等若い客層の店舗については、サウナブームでコロナ前よりも多く入っている温浴施設もあるようです。

 

いまこそ継続的な販促が必要で、行きたい心理を蘇る作戦を実施しましょう。