今年もあと1日になりましたが、コロナウイルスの影響で温浴施設には非常に厳しい2020年でした。
2月あたりから徐々に入館者数が減り始め、3月は急激な客数減になり、4月に緊急事態宣言が出されて多くの施設が営業自粛で休館しました。
解除されて営業再開してからは、30%~50%の客数減が続いています。
また滞在時間の減少で館内利用も少なくなり、客単価も下がっていますが、水光熱等の経費は思うように下がらず経営的には厳しい状況が続いています。
閉店する店舗も増えてきており、歴史のある「JNファミリー」や「相模健康センター」等の大型店や、地元の方に愛されている「千寿の湯」も2021年1月2月に閉店する告知が出ています。
どの施設も人件費をはじめ経費の圧縮をしていると思いますが、なかには4月からレストランを閉鎖しているスーパー銭湯もあり、お客様の満足度がどこまで担保できているかの検証は必要です。
2021年も厳しいことが予想されますが、生き残ることで必ず光が見えてきます。
経費をかけずにイメージを変えることも可能ですし、マイナスの項目があれば必ずプラスの内容も追加しなければお客様は遠のいていくでしょう。
私自身も今年以上にバージョンアップし、可能な限り温浴業界に貢献したいと思います。