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温浴マネージメントサプライヤー 村山吉和のブログ|アスパポート株式会社

経営改善・集客ノウハウなど、実践に即したヒントをご提供していきます

依頼業務で定期的に覆面調査に行っている温浴施設が数店舗あるが、店舗によってそれぞれいろんな特徴がある。

 

サービスに満点はないが、施設側としてはお客様に満足を常に追求しなければならない。

 

その満足が施設や客層によってそれぞれで、主な利用目的や客単価・地域性等によっても変わってくる。

 

また施設の責任者によっても特徴が出ており、訪問する度に進化している施設は行くのが非常に楽しみである。

 

温浴施設は最初に素足になり、入浴時には裸になる。

 

共通している最大事項は清潔感であり、特に女性の感覚は非常にシビアである。

 

もちろん手に触れる部分や見える箇所は美しくしているが、視点を変えれば汚れやホコリの箇所がたくさん見つかることが非常に多い。

 

温浴施設はタオルやバスタオルを使用するので、必然的に綿埃が非常に多い。

 

特にロッカールームは、毎日の清掃がホコリとの戦いである。

 

更衣ロッカーの内部や上部のホコリは清掃の手順に入っているが、自動販売機の上部はほとんどの施設が清掃の対象外になっていることが多い。

 

またエアコンの清掃は定期的行うが、換気口は放置されていることがある。

 

現場スタッフでも視点を変えてみれば、いくらでも不具合な箇所が発見できる。

 

 


 

長いゴールデンウィークも終わり、今日から温浴施設は少し閑散期に入ります。

 

5月5日は「こどもの日」なので、どの温浴施設も子供向けのイベントを実施していますが、私の経験上、子供向けイベントは費用対効果があまり感じられません。

 

温浴施設には滞在型施設や入浴特化型施設など様々な営業形態がありますが、客単価が高い施設ほど子供の入館比率が低くなっています。

低い施設では2~3%で、10%を超える施設は非常に少ないように思います。

 

天候によっても左右されますが、ゴールデンウィークなどの大型連休では通常比率の5割増程度でしょう。

 

子供を呼ぶことで親や祖父母が来るため、家族の集客になる考えも確かにありますが、家族の場合、財布はひとつなので、親としては費用負担を考える必要があります。

 

子供入館比率の低い施設では、「子供の日」やその前後の日に子供無料のキャンペーンを行うのが効果的です。

ただし、大人1名につき子供2名までなど、人数制限をしないと混雑が発生する可能性があります。

 

過去にあった話ですが、人数制限を設けなかった温浴施設では、サッカーや野球チームが来て入浴のみを利用する事例がありました。

 

今回のゴールデンウィークでのイベントの結果を踏まえて、次回のイベントは成果の感覚があるうちに考えるべきです。

 

2024年も2月が終わりになりますが、今年もサウナブームまだまだが続いているようです。

 

しかしトレンドワードとしては、少し変化が出てきています。

 

「サウナ」・「ロウリュウ」・「スーパー銭湯」・「日帰り温泉」の検索ワードをGoogleTrendsで過去3年間で検索すると、「サウナ」は右肩上がりだったのが横ばいになり最近では若干減少傾向です。

 

「日帰り温泉」は正月・お盆・GWは極端に上がっており、「スーパー銭湯」はあまり変動がなく推移しています。

 

ちなみに「ロウリュウ」はグラフに表示されない数値で、これをどう捉えるかはいろんな見方があります。

 

また最近コストコのネットショップでは、家庭用サウナやバレルサウナ・テントサウナが販売されています。

 

供給する側のサウナブームはまだまだ継続中ですが、消費者のサウナ意識が若干変化が見られるように思います。

 

ただスーパー銭湯ではサウナ利用者が相変わらず多く、男性風呂では昼間は年配層で夕方から若年層がどの浴槽よりも利用が多いように感じます。

 

女性のサウナ利用も増えていますが、岩盤浴ブームの時と少し違うようです。

 

 

サウナブームで「オロポ」や「サウナ飯」がかなり浸透し、特にサウナ飯は施設毎の特徴が非常に出ています。

 

辛い系メニューが多くなっていますが、インパクトや食欲をそそるにはメニューPOPやサイン看板によって大きく変わります。

 

たまたまネットニュースに出ていた記事をみて、すごく魅力とインパクトがあるPOPが掲載されていました。

 

中部国際空港セントレアにある温浴施設と同フロアの飲食店ですが、非常に強烈なインパクトを感じました。

 

見ただけで汗が出そうで、サウナの入浴後でも前でも食べたくなります。

 

9月30日をもって、松原天然温泉you,ゆ~が閉館しました。

 

22時の閉館時間を過ぎてもお客様は帰るのを惜しまれ、退館後も約100名前後のお客様が玄関前で記念撮影されていました。

 

長い歴史が刻まれた温浴施設ですが、翌日からは撤収作業がスタートです。

 

什器備品については、運営会社のグループ店での使用や他の温浴施設や飲食店・専門業者に譲渡したりの作業は今も続いています。

 

最後まで活気のあった施設ですが、いまは抜け殻になってしましました。

 

今月中に解体作業が開始され、来年後半には新たなレジャー施設として生まれ変わりる予定ですが、この地での温泉復活は今のところありません。

 

ただ非常に繁盛店であった松原天然温泉you,ゆ~の一部物品を継続して使用される施設は、繁盛店の「気」を引き継がれるでしょう。