走るミドリアフロ -4ページ目

走るミドリアフロ

福島県郡山出身/渋谷勤務/2009年秋から走り始めてみた/秋冬はフル、春夏はウルマラ/参戦予定:7/28奥武蔵ウルマラ、9/7猪苗代湖ウルトラ、/ラーメンは飲み物/替え玉、大盛は口癖

磐梯高原猪苗代湖マラソン、
47キロあたりを過ぎてからは湖畔沿いの車道(県道)を走ることになる。
フラットだし猪苗代湖を眺めながら走れる気持ちいいポイントではあるが、
歩道がない車道の端っこを走るので恐い。
午前中はまだクルマも少ないからいいけど、、、。
上戸っていう交差点までの辛抱。
それにしてもやはり猪苗代湖は美しい。
景色を楽しむことで気を紛らわす。




この先の志田浜エイド。

この日はNHKのランスマの取材が来てて、スイカを食べる自分にカメラ向けられた。
さっさと食べてしまおうと思ったのにエイドのお母さん、メロンもあるよ!って(´・_・`)
カメラマンも、よかったらメロンも食べて下さい、どーですか、メロンの味は?とカメラまわしてる。
無難なコメント残して、では行ってきまーす!と手を振って立ち去る、、、
ん?まだカメラ回ってる…
本当はトイレ寄りたかったのに、メロン食べてトイレに走り込む絵になってしまうではないか。
このまま走りさるべきだよなー(´Д` )

さらにトイレ我慢したまま3km走る。



フルマラソンもスタートしたらしく、フルのみなさんとすれ違う。
『行ってらっしゃーい!頑張ってねー』
とすれ違いながら応援する。
そうすると『100kmも頑張って下さーい』と互いを励まし合う。
かなり元気快復した。

やっとトイレ発見!
それにしてもウルトラ中の和式トイレは辛かったー。
しかも簡易トイレだから取っ手もなく掴まれないから壁に両手ついて…
あんまり具体的に書かなくていっか。

65km地点のリステル猪苗代に戻ってきた。
10時半前の5時間半。
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ここからさらに今きた道を湖南エイドまで戻る。
足がツりそうだった。
走る以外の行動したら、間違いなく脚はツル。

さっきすれ違ったフルの人も含めてたくさんの人とすれ違う。つど声かけ励まし合う。
また知り合いとすれ違うのも元気になる!
みなさんと助けあいながら大会で走ってる。1人で走ってるワケではないんだな。

また、郡山に住む妹と姪っ子が応援にきてくれていた。
5歳の姪っ子が、チョコレートどーそーって配ってた。
可愛いくて癒された。

湖南エイドで折り返す。
ここで少し長めに休むことにする。
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コーラ飲んで、スポドリ補充してもらって、エアサロかけて、ゆっくりストレッチしながら、MUSASHIのNIIを飲んでおく。
筋肉がやばくなってきたが残り18km持たせないと。
少しでも筋肉回復してくれれば楽になる。
NIIが効く30分くらいはペースを落としてみた。
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志田浜エイドがスゴイ人だ!
ハーフの折り返し地点だった。

しばらく進むと、田村亮くんと金さんらランスマクルーとすれ違う。
亮くんファイト!
声かけると、ピンクゼッケン帰ってきた!頑張ってと励まされた。
亮くんは笑顔だし余裕で走ってる印象。

残り5km。
もう少し進むと丘の途中にリステル猪苗代が見えてる。
あと5kmあるように見えない。
なので、ここは見ないようにしてる。

(続く)
第8回磐梯高原猪苗代湖マラソン100kmの部に参加

2年前は台風、去年は炎天下だったこの大会。
今年は曇り空で気温も19度と低め。
ウルトラマラソンには最高のコンディションとなった。
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正装と一張羅のTシャツで参戦。


うっすら明るくなってきた朝5時にスタート。
丘の上にある会場から雄大な猪苗代湖に向かって走りだす。
残念ながら磐梯山は雲の中。

昨年この大会でサブ10でゴールしたツイ友さんがずっと前を走る。

自分は昨年11時間20分だったので、今年は11時間切りくらいかなと思いつつも行けるとこまでは行ってみようと、サブ10ランナーのペースを参考にさせてもらった。

この大会、湖畔を一周というとずっとフラットなイメージがある。
ところが、
12km過ぎから1つ目、
23km過ぎからの2つ目、
26km過ぎからの3つ目(と4つ目)
の山越えがある。

1つ目の山の入り口
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この先にある山が2つ目
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登りもなんとかキロ6.5から7kmくらいで走り
下り坂はスピード緩めず一気に駆け下りる。
ブレーキかけようとすると前太ももの筋肉使うことになるから、という自分の理屈だけど、正しい下りの走り方はまだ分からない。
この山越えでガーミンが何度も衛星ロストしてしまいここから先のガーミンは参考程度。
ただ、3回目ともなると、勝手が分かってくる。
40キロを3時間26分くらいで通過。
ちょっとペースあげすぎかもと心配になる。


猪苗代湖の南側の舟津エイド。スタート地点から概ね反対側にいるはず。


大会エイドでは珍しい『みそじゃが』があった。じゃがいもを収穫したときに売り物にならない小さいイモをミソで炒めたやつで、実家にいるころ大好物だった。
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うわー!なつかしー!
と、感動しながら食べる。

そのナスは朝漬けたんだぁ。
このカブもうめーからぐっでけー(食べて行きなさい)
このトマトは出荷でぎねーげっちょも甘くてうめーだーよー

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次から次へと勧められる(´Д` )

ヒマだったんだろうか…。

けど、「エイドは1分」と決めてたから、、、ゴメンね、と心の中で詫びて、
右手におにぎり、左手に梅干しをもらって『ご馳走さまー!いってきまーす』とエイドを退散。

走りながらおにぎり食べる。

少しずつ口に入れよく噛んで食べるのを意識した。
ここで腹壊したら元も子もない^^;

何度か晴れ間になる。
走りながら何度も磐梯山を確認するが、結局ずっと雲に覆われ一度見ることができなかった。


湖南のエイドが見えてきた。
まだランナーの通過も疎らだからヒマなのか、
俺の姿をみたらエイドのお母さんたちみんなで遠くから手を振って出迎えてくれる。

なに?この歓迎っぷりは?
エイドにつくと、
『今年も本当に来てくっちゃのないっ!』
去年もここにいたお母さんたちで、握手で出迎えられた^^;

『今年はずいぶん早いんでね?まだ100kmの人あんまいっでねーよ』
『シューって冷たいヤツもあっけど、シューすっがい?』
エアーサロンパスのことらしい。

さっきおにぎり食べたばかりだったからボトルにスポドリもらって先を急ぐ。

『もういいのがい?キュウリもあっけっちょもー』
ここのエイドは折り返してからもう一度くる。
だから、『また来るね、行ってきまーす』と長居せずに先に進む。

なんだかウルトラマラソンの楽しみの一つを満喫しないまま走ってる気がしてしまった。

(続く)

そういえばおれ、アメブロやってたわーパー
ってわけで、アメブロにて、
奥武蔵ウルトラマラソンレポのその2


奥武蔵ウルトラマラソン(通称オクム)といえば、
走る人真夏に行われる78㎞レース(この時点でおかしい)
走る人累計標高2,000mを越えるアップダウンの林道コース
走る人2~3㎞ごとに設置されている充実したエイドステーション
走る人エイドステーションごとにボランティアチームで運営しているので一体感があり盛り上がりがスゴイ
そして、なぜか…
走る人ビキニのスタッフが水をかけてくれるエイドステーションがある(((o(*゚▽゚*)o)))

昨年のレポでは、ビキニのお姉さんに頭から水かけてもらってるシーンを写真撮ってもらった。

今年はどんなことして楽しもうかラブラブ!
オクムレポその1 に書いたようにちょっと一生懸命走ってみたりしたもんだから悩ましい。
エイドステーション30秒ルールもあるし。

50㎞の折り返しエイドまでは、登りっぱなしだったし正直余裕がなかった。

が、ビキニのお姉さんに声をかえておき、ミドリアフロの存在を記憶してもらう。
そしてどんな写真撮るか考えながら走ってた。
面白くてかつセクハラにならない程度にそれでもせっかくのビキニだからセクシーに。


まずは、折り返しのエイド
原始人のコスと水着姉さんが水かけやってた。
写真撮ってもらう。
顔にキスしてぇー
喜んでやってくれた!
ウッヒョー(≧∇≦)一気にテンション上がるぅ右上矢印右上矢印右上矢印
カメラ写真1]

エイドから少し離れたところで、私設エイドで応援してた、ビキニのお2人。
確か去年もいたなぁ。
同じように顔にチューしてぇとお願い。
カメラ写真2][カメラ写真3]

撮ってる間に、今まで抜かしてきたランナーにガンガン抜かれる(笑)
30秒ルールなんて言ってる場合じゃない!
ネットにアップすることの承諾を得る。
写真、私もみたいとのことで、連絡先を共有しよーとしたら、なんと、
既に数年前からmixiで繋がってる人だった!!びっくりだー
せっかくなので記念にツーショット。
カメラ写真4]

次のビキニエイドは、ちょうど往路のピークのようで水かけで忙しそうだ。

ここは空気読んで断念して30秒ルールに従いボトルに水を補給して走りだす。

この大会、ボランティアのエイド以外でも純粋に応援に来てる人も少なくない。
ハワイアンなコスで擬パイのお姉さん2人に声をかけ同じように顔にチューで、パシャり
カメラ写真5]
カメラ写真6]

最後のビキニエイド。
実はこの頃から太もも前部分が痛みだしていた。

あれ?水かけギャルいない。1番のキョニューだったのに。
水かけは子どもがやってる。
あ、奥に座って弁当タイムのようだ。
羽織ってるパーカーの間から谷間をガン見してパワーだけもらう。

ここでボランティアやってた顔マランナーさんに往路に続き復路でも凍らせたスポドリゼリーをもらった。ありがたやー!しばらくはこれで太ももを冷やしながら走った。

はい、それでは、ビキニdeチュー写真です。ドーン!

カメラ写真1]折り返しエイドで
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カメラ写真2]私設エイド1
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カメラ写真3]私設エイド2
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カメラ写真4]まさかのマイミクさん
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カメラ写真5、6]沿道で応援のチャイナ
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{51A2BFBB-3DFF-42B1-9B79-D17CBCFB7756:01}



俺じゃない
顔マラソンTシャツ、モテモテジャーン( ̄▽ ̄)


磐梯高原猪苗代ウルトラマラソンで、
100Km走りながら、何かできないかなーと考えたのが
ウルトラマラソンの楽しさを広く伝えたいと思い
ウルトラマラソン中に「時々LIVE」をやってみた。

時々なのは、
・充電がもたないこと
・猪苗代湖周辺は山道もあり、Softbankは圏外になる時間帯が非常に多い
・正直、走ってる最中のライブはつまらないし、見てる人も飽きる。
という理由。

見て面白いのはやはり、
ウルトラマラソンの最大の楽しみでもある充実したエイドステーションと地元の人とのコミュニケーションだ。

そこで、今回は、それを伝えて、参加していない方にもリアルな状況を映像を通して見てもらおうと考えた。

UStreamにチャレジしてみたが、
おじさんにはよく使い方がよく分からず。
困っていると、フォローしている女優さんが夜中にドライブライブとかいって、ドライブするのをライブで中継しているのを見つけた。おっ、これじゃん。

早速アプリ設定。以外に簡単。これならじさんにもできそうだ。

というわけで、
いくつかのエイドステーションではライブ中継を実行

そのときのアーカイブがコチラ

スタート直後。まだ人もたくさんいる。ただ、電波弱くてカクカクブレブレ。

エイドでそうめん(40キロくらいかな)


黄色いほうがうめんだー

激しい下り坂は一気に

別の大会でもエイドやってたお母さんたちが覚えてくれていた


65キロエイド。スタート地点に戻る

最後の折り返し


ゴールは、姪っ子を抱っこして一緒にゴールしたが、
それの映像は、、、

ゴール直前に俺のiPhoneを応援にきてくれていた妹に渡して撮ってもらうつもりだったが、
いったん母親経由して渡してしまい、当然、何の説明もせずに…
これ、どうすんの?!とか言ってる妹。
その間にゴールする俺と姪っ子という絵になってしまった。

感動のゴール(笑)


その他のエイド映像は、ほとんど俺の喘ぎバッカリで残念な感じ。


これをやるために今回心がけたこと。
とにかくゴールまで充電を持たせる必要があった。
そのため、
いつも走るときに使っているRUNアプリは起動しない(途中でやめた)。
もっとも消費するのは圏外になったとき。
なので、撮影しないときは、「機内モード」にする。
これはかなり稼げた。
山の中を20K走っている2時間ちょっとを1%しか消費しなかった。

携帯用バッテリーとコードを携帯し、充電20%をきったところで(60K地点くらいだったかな)、
約1時間ほど充電。

あとは普通のiPhone節電
・明るさをギリギリまで絞る
・機内モードをオフのときもWi-Fiはオフ
・iCloudもオフ


これで来年もLIVE中継やってみようかな。








【磐梯高原猪苗代湖マラソンのレポ】2度目の100キロマラソン

昨年のこの大会は自分にとっての初ウルトラだったのに、台風で終日嵐の中。

今年も降水確率50%の予報が当日は晴天。日中は30度近くまで気温もあがる。
磐梯山に猪苗代湖、これぞ「うつくしまふくしま」というロケーションを終日楽しめた。
$走る総務のおじさん


25キロ過ぎ約20キロ続く山越えがとにかくしんどい。

このためにオクムに参加したつもりだったけど、一回出たくらいでトレーニングにならず
上りはほぼ歩きに近い状態。
下りは下手に抵抗してブレーキかけずに一気に駆け下りる。
これはオクムで得た経験。急な下りをブレーキかけるほうが筋肉に負担がかかって後半に前太ももにきいてきちゃう気がしたから。
$走る総務のおじさん



40キロを通過。4時間ちょいくらい。

数日前から痛んでいた、右太ももの裏の付け根(けつ)が
この頃から走りながら痛み始める。

45キロ過ぎ。湖南公園あたりで腰の悪い母親と、妹が姪っ子連れて応援してくれる。
ここでケツが痛いから最後まで持たない可能性が高い旨、伝える。

ココでサロメチールを塗りたくる。
そして、いよいよあいつらの出番だ。
MUSASHIのNIとリプレニッシュを注入。
20分くらいすると血の巡りに変化を感じる(コレたぶん気持ちの問題かも)。

筋肉の回復の兆しを感じる。
ただ、右ケツの痛みは治まらない。

もう無理。エイドで飲み物ばっかり補充しててあまり食べてなかったから空腹だったが、多少腹壊してもいいや、とエイド待たずに、

ジャジャーーーーン♪
ロキソニン
(お袋からもらった)
またお世話になっちゃいます。

そこからしばらく耐えて走ると
「痛みの感覚がなくなる」(←正しい表現だと思う)

痛みさえなければイケるきがしてきた。


100キロ折り返しがあるエイド(つまりもっかいここに来る)
で、「おつかれさまですー」と入っていくと、
エイドのお母さんが「あらっ!!風の谷のときも走ってねがったっけがぁ!」と5月の郡山風の谷ウルトラマラソンで折り返しエイドにいたらしく俺のことを覚えていてくれたらしい。
いや、俺を覚えてたわけではなく、ミドリアフロだった(^^;
嬉しかったー。アフロありがとうー。

なぜかこんなことでテンションあがってしまうのだから不思議。

さらにここからフルの人たちや100Kの早い人たちとすれ違いとなる。

すれ違いランナーみんなに声をかける。
ナイスラン、Fight、ガンバッペ!
そうするとなぜか自分もどんどん元気になっていくから。
これは自分でもよくわからないんだけど、、、
ウルトラマラソンの不思議でもあり魅力でもある。

痛みも感じずどんどん元気になっていくが、
さすがに75キロくらいからまた筋肉疲労がたまってくる。
気持ち的にはこのくらいが「折り返し地点」と思うようにしている。

今年のコースは昨年と違って、いったんスタート・ゴールの地点まで戻って
そこからもう一度先ほどの折り返しエイドまで行くコース。
せめて、ゴールが見えないところに再スタート用のエイドがあればいいのに
ゴールの真横で少し休んで、再出発しなきゃいけない。
これもそうかなーと想定してたし、折り返し地点に到達していないといい聞かせてめざせ折り返しエイド!!

国道49号線から上戸の丁字路で右折する際、
ちょっとした起伏があって、それに足をひっかけてしまう。
普段ならおそらくバランス保てたかもしれないが、とっさに筋肉が動く状態ではない。
そのまま転倒。
やべっ、やっちまったか…。

すぐ近くにいた交通整理のボランティアの方が慌てた表情で向かってくる。
た、たぶん、大丈夫だけど、筋肉が起き上がる動きができないのよー
産まれたての子羊のように、ピクピクしながらやっと起き上がる。
膝と肩に擦り傷、手の平で着地したので皮が捲れあがって出血。
とりあえず、走りながら、傷跡を舐めてゴミを吸出す。

すれ違いランナーが時々、ハイタッチを求めてくる。
いやいや、ムリムリ。
血がついちゃうって。

やっと見つけたトイレで手を洗う。

けどさすがに血流がはんぱないので簡単には血は止まらず。
ずっと手の平ナメナメ走る、ちょっと間抜けな絵になってしまった。
(気がついたら血はとまってた)

折り返しエイドに着くと、オカエリ!!と拍手でお母さんたちが盛り上がってくれる。また俺もテンションあがる。
恐るべしアフロパワー。

さぁ、残り17キロちょっと。

気合を入れなおして、お母さんたちにお礼を行って、ゴールを目指す。

残り10キロ。皇居2周分かー。
$走る総務のおじさん
まだのこり距離は考えないことにする。

こういうときは何も考えないほうがいいかも。
と、とても人様に言えないような恥ずかしいことを考えてみる。
たまにその内容に吹き出しそうになる。
やばい、リアルな変態ランナーぢゃねーか。
けど、これが一番時間つぶしにいい。

あっというまに(でもないか)、残り5キロ。
このあたりからゴールのリステル猪苗代が見えるが、
一度真横に移動してからゴールに向かうため、しばらくゴールが近づいてこない。精神的なダメージ大きい。だから、リステルを見ない。
これは去年学んだ。
なんせ、自分、メンタル弱いんで…。
自分を守らなきゃ。

そしていよいよゴールまであと1キロを切る。
最後の上り坂もキツイ。
自分の影がまっすぐ目の前に長く伸びる。
それだけ日が落ちてきていた。
アフロ、変な影だなー。
と、思ったら、ニョキッともうひとつ変な影が横に現れた。

もう一人、クロアフロがいて、抜いて抜かれてしていた。
このままダブルアフロでゴールしたら面白いべなー。

と思ったが、
ずっと沿道で応援してくれた姪っ子二人と一緒にゴールしようと約束していた。
心の中でクロアフロと分かれて(オールスポーツの写真用に)ほかのランナーとゴールがかぶらないように時間差で、

姪っ子二人を両手に抱っこ。
ほらっ、バンザイしてぇ、
と俺の変わりにバンザイ。
そして、ゴール!!

うひょー!! か・い・か・ん
この一瞬のためにがんばったわけで、
ある種のオーガズムだ。

ゴール後、クロアフロと握手。

途中声かけあった見知らぬランナー、駅伝で一緒になった仲間、
次々とゴールしてくる。
人のゴールは実に感動的で、なんどもウルウルしちゃう。
そして、めいっぱい拍手してゴールを祝う。

この大会、ホントは、
100キロは、猪苗代湖から途中、布引高原という風力発電所がある高原まで行って、また猪苗代湖を走ってゴールするというしゃもじ型のコース。
それが震災の影響で道路が修復されていないため、こんな精神的にきつい1.5周コースになっている。
震災から1年半、まだまだ復興に手をつけられていない箇所は山ほどある。

元のコースで大会が開催されるまでの復興を願う。

エイド、交通整理などなど一日中、ヘンタイランナーどものためにこの大会を支えてくださったスタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱい。
また来年も参加すっかなー。