観察者
その道を曲がると、
きいろのトレーナーを来たおとこのひとが 立っている
そのひとは
自宅のドアから
たてに4歩よこに10歩の庭しか持たず
意味 以前、なのか それは意味のコラージュなのか
ことばを操る ひとなのか
ことばに操られている ひとなのか 定かではないけれど
コミュニケーションから断絶した 音を、口から発し
こちらを、見ているのか なにも見ていないのか
その道を曲がると、
いつもの黄色いトレーナーで、おとこのひとが立っていた
夕闇の、
まっしろになる瞬間の中で
ただしずかに立って
5時を告げる鐘だけが
まっしろに 反響していた
おとこのひとは
きちんと、私を見ていた
いつでも
その目を知らぬのは私の方で
ことば、を
知らぬのは私で
彼の庭は立体
私は観察者ではなく
そうかいつでも、彼に観察されていたのだ
物質はすべて、正常で異常
世界に観察されている
金曜日に演劇を見てあとは、いいこいいこ
そう、そういえば、
演劇について全く詳しくないのですが
演劇は詩で、可視化した音楽で
とても立体的でずるいな、と思う おもしろいと思う。のです。
でも、やっぱり二次元の文字に執着する私は
今夜も間の抜けた焼酎で眠らされるのですよ
ときめき。
にだまれるな。若人よ。
繰り返す
新月、という名の発想は
終わりじゃなくて始まりのものだな
とすると、満月はある種終わりで、いちど満ちたものははじまりに向かって失われてゆく
これが永遠のループの仕組み
欠けていても満ちていても、留まることができたらどれほど安らかであろう。
水嶋ヒロの色々が気になるから本を読みたいけれどお金を出す気にはなれない という日
跳躍の準備、
留まりたいという一瞬の甘え