としょしつ
小さな電球のおおよそ及ぶ範囲で
古い物語はかさこそと音を立てる
あらゆる音は沈殿している
窓硝子に水滴がつたう
部屋の中に雨が降っている
赤い背表紙の金のタイトルを取り出したひとは
輪郭が溶けてぼやけてしまっている
白いノートの上、
鉛筆は黒く摩擦音を立てている
辞書の中から拾われる専門用語は
書かれて文字になるとたちまち意味を失い
それらは単に線の総体になってしまう
飽きっぽい睫毛は案外に長い
わたしはそれを、
水玉に開いたつい立の向こうに観察している
おとこはそれに、
気づかない振りをしながら
わたしの手の甲に浮き出た静脈を
見つめている
息を潜 めて。
s am. 09:57 i ks yuuu
音楽を聞きたくないのだ。
何を聞いてもざわざわするばかりなのだ。
深い深い深い水たまりのような
自然発生的にそして半永久的に
ひろがるひろがる
その世界から
私は逃げることで向き合っていたいのだ。
遠くから見ていられればじゅうぶん
じゅうぶん?
。。
掃除機をかけてもかけても
髪は落ちるし埃はたまるし
この活動はいつまでも続いてしまう
硬質な手触りはとても近しい存在だけれど
白と黒は友達ではないのであった。
。。。。
そういえば質問に対する上手い答えが見つからないのです。
私は元気です。日々キャベツを食べて暮らしています。
詩人って職業なのだろうか。
それはなんだか、風、とか、音楽、とかとおんなじような意味を持ってる気がします。
おいしいお酒がいっぱいあるよ。
。
出たり入ったり
結局は私がいるのはここなのです
風通しの良い部屋である。