ろくじょうのおとしあな -14ページ目

暴風警報

神田川に
自転車が3台
打ち捨てられていた
打ち捨てられて、
河の流れが少しせき止められていた
それでも河は増水して
ごうごうと言いながら流れていた
3台、
すべてかたっぽの車輪が歪んでいた
ごうごうの中で
落ち葉だけが流れていけずに
ゆがんだ車輪を黄色く
染め上げていた。

はな

ほんとつまらないわたしはつまらないもので頭をいっぱいにしている
でもそれでいいのだと思うよ
高尚であろうと下品であろうと
愛されようと愛されまいと
つまらないくだらないとるにならない、の命がけは何かことばを生むし、それはアルコールにも似て
対岸の誰か・なんていなくたって、表現は存在できるのだから。

むだい

加工する
はなれる
別々に貼り付ける
編集する
なかったことにする
何かを付け足す
未知を愛する
ふりをする



わたしに足りないもの。
時間をとめておきたいんじゃない、
一緒に百年、見ていきたいんです。