皆さま、こんにちは。
東京都在住、「ココロの色鉛筆」の関 羽澄季(せき はづき)です。
海ほたるにて
虹いろバトンは、今週から新しいテーマ「オーラソーマ®を学んだ理由」でお送りします。
私がオーラソーマを知ったきっかけは、以前のコラム「レッドを生きる」にも書きましたが、たまたま訪れていたデパートで、ディスプレイされたイクイリブリアムボトルを目にしたことです。
二層に分かれた、そのたくさんのカラーボトルがいったい何なのかはまったくわからなかったのですが、あまりの美しさに心奪われ、無意識のうちに「これは私の求めていたものだ」と感じていたと思います。
後に、それがオーラソーマというものであると知り、コンサルテーションを受けました。
そして、ただ惹かれるボトルを選ぶだけなのに、こんなに自分の状況や心理状態がはっきりわかるものなのだと驚き、色の持つ不思議さや奥深さにとても興味をひかれました。
その時に、オーラソーマをもっと知りたいという思いがまったくなかったわけではないのですが、どちらかというと、学びたいというよりは、気になったときにコンサルテーションを受けて指針としたいという思いの方が強くありました。
そのうちに、忙しい日常に紛れてオーラソーマのことも忘れがちになり、コンサルテーションを受ける機会もなくなりました。
オーラソーマを知ってから10年近く経った頃、私は仕事の忙しさとプレッシャーからメンタルバランスを崩してしまいました。
しばらく仕事を休んで治療に専念することになりましたが、なかなか思うように回復しません。早く治さなくてはとあせり、会社に迷惑をかけている自分を責めてもっと症状が悪くなるという悪循環でした。
そんなとき、以前、折にふれてオーラソーマのコンサルテーションを受け、励みになるメッセージをいただいていたことを思い出したのです。
久しぶりに受けたオーラソーマのコンサルテーションは、とても心に響くものでした。
何よりもボトルの美しさに癒されましたし、ボトルを通して自分と向き合う時間は貴重で、あせらなくていいんだ、ゆっくり良くなればいいんだと思うことができました。
もちろん、そのコンサルテーションで何かが劇的に変わったわけではなく、自分の状況を受け入れるまでにはまだまだ時間もかかりましたし、急に前向きになれたわけではありませんが、大きなきっかけになりました。
その時の私は、ちょっと外出するのも自分で自分を励まさないとなかなかできないというような状態で、とても会社に行くことなど考えられませんでしたが、それなら以前から興味を持っていたオーラソーマを学ぶ時間にしてみようと思ったのです。
いってみれば、社会復帰のリハビリのようなものです。
レベル1コースはとても楽しい日々でした。
毎日美しいボトルを目にし、瞑想という静かな時間を持ち、ポマンダーやクイントエッセンスでワークして、心身がリラックスするのがよくわかりました。
6日間は長いと思っていました(当時のレベル1コースは6日間でした)が、終わってみればあっという間で、最終日にはコースが終わってほしくない、また明日もボトルの前に座りたいと思ったものです。
最終日に、レベル2コースの案内もいただいて、迷わず申し込みをしました。
それ以来、オーラソーマを学び続けて現在に至ります。
ちなみに、体調はすっかり良くなりましたが、あのときオーラソーマを学んでいなかったら、もっと回復に時間がかかっていただろうなと思います。
オーラソーマのコースでは、コースの最初に、ポマンダーを使い、キャンドルに火を灯し、瞑想をするという一連の儀式があります。
私がレベル1コースを受けたオーラソーマのスクールでは、使用するキャンドルを、コース初日までにスタッフの方が準備してくださるそうなのですが、キャンドルの色は無作為に選ばれるのに、なぜかそのキャンドルの色がコースのイメージに重なることが多いのだと、後にティーチャーさんがお話されていました。
私が受けたレベル1コースのキャンドルの色はオレンジでした。
オレンジは「ショックを癒す色」と言われます。
レベル1コースをご一緒した方のなかには、私と同様、メンタルバランスを崩していたり、ご家族を亡くされた方もいらっしゃったので、色の共鳴というのはこういうところでも起きるのだなあと感心しました。
オーラソーマを学んで、今年で14年になります。
3年前にレベル1ティーチャー資格を取得しましたが、その後コロナ禍となり、まだ自分でコースを開催したことはありません。
オーラソーマは、ボトルを選び、プロダクツでワークをすることが基本なので、オンラインでの開催はどうしても難しいのですが、逆にこのような状況だからこそ、オーラソーマプロダクツのパワフルなエネルギーを直に感じられる機会は貴重なのだとも思っています。
さて、私のティーチャーデビューはいつなのか?
私自身も、ワクワクしながらそのタイミングを待ちたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次は、大河内宣子先生にバトンをお渡しいたします。
9月26日に配信予定です。
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