花は
希望か重圧か。
二種類の桜の
重なるタイミング。
花弁の重なり
重いだろうと。
とは言え
色の重なり
どこまでも。
正確な
名前は忘れた。
大きな川の桜。
しなやかな
枝だもんね
花弁が
重くなろうが
どんと来い!
カメラ手にした
大きな川の桜散歩は
4月のはじめに
2回きり。
なのに見られた
見頃の枝垂れ桜。
何となくは覚えてる。
ベニシダレザクラ、
だったっけ。
窓から見える
ソメイヨシノで
満足して
他のいくつかの桜の
見頃を見逃してた
これまでに対して
この春は
どの種の桜も
見逃すまいとの気持ち
だけは。
(気持ちはあるんだよ。)
(浅き眠りに早起きできない・・けど。)
ソメイヨシノの
本当の満開に、間近で
触れたばかりのその足で
その日に見られた。
私、随分
欲張りになれたし、
重なる幸福
漏らす事なくココに、
十分に、刻もうとしてる。