年末年始は
「普段やらない事」
をあえてやってみる。
「ハレの日」なので。
その1つが「裏ごし」で、
それは
「食べ物を丸ごといただく」と
いう事を旨とする気持ちに
どうもそぐわない気がして
普段はやらないのです。
(そういう言葉を借りて自分が
”面倒くさがり”なのを肯定化?)
このお正月(年末)は
①かぼちゃと②さつま芋の
2種類の裏ごしをしたのですが
(2018年の伊達巻)
かぼちゃの方は
松本光司さんの『穀物菜食』の
レシピを見ながら2年前までと同じ
「 南瓜の伊達巻 」を準備。
同じかぼちゃでも昨年は
気分を変えて「 南京蒸し 」にした。
昨年は裏ごし2種を
大きな人に頼んだ。
今年は自分でやりました。
とくに南瓜の方がとても大変で
なのに米粉(白玉粉)と
「長芋」の分量を多めにしたから
失敗しちゃった。
皮を除いたら300gにだいぶ
足りなくなっちゃって、
「長芋」だから
一昨年(↑)の「蓮根粉」のより
緩めになっちゃって。
(本来は「山芋」。)
お昼の(お蕎麦のための)天ぷらに、
大晦日の夜食べたかき揚げ・・・
(伊達巻で使わない南瓜の皮を
中心にして作ります。)
そちらの方で堪能しすぎちゃったな。
(それを本末転倒と言いますよ!)
(明日まで松の内。今年も強い風が
吹いたけど、この通り無事です。)
つきたてのお餅のように
いつまでもとろとろの『伊達巻』は
お好み焼きをする時、一番初めに
焼いてバターを絡めて食べました。
かぼちゃもさつまいもも
筋だけ残ると、長いこと誤解していた。
でも、違った。裏ごしをしても全部
穴のあちら側へ押し出すの。
そして緑の皮を剥がしてもそれを
私は無駄にしないぞー。
捨てるところなど無いのだな。
失敗してしまった伊達巻も
正月休み最後の昨夜
ビールを飲みながら
とても美味しく食べました。