福寿草 と 冬のパイ | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

冬のパイ。

 

だけど夏のパイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【 フィリング 】

 

 

赤毛瓜(モーウィ)のシロップ煮

 

バナナ

 

 

てんさい糖・塩

 

葛粉 カルダモン ジンジャー

 

 

 

 

 

【 パイ生地 】

 

 

(『中島デコのパンとおやつ』の

 

 アップルパイのレシピを参考に。)

 

 

全粒粉 菜種油 塩

 

人参ベースの野菜ジュース

 

(艶出し)葛粉等

 

 

 

 

 

 

 

 

特記しておきたかったのは

 

 本来は夏が旬のモーウィです。

 

 

それだけでなく

 

他にも夏を思い起こさせる材料を

 

組み合わせたので

 

「・・夏のパイ」と。

 

 

 

それでも

 

葛粉を使うのでやはり「冬の・・」

 

とも書きたい。書こう。

 

 

11月28日(と29日)の

 

朝ごはんにしました。

 

 

 

 

 

 いつものように

 

天板のスペースがあくのが

 

もったいなくて

 

同時にクッキーも焼く。

 

 

新聞に載っていた脇雅世さんの

 

『きな粉クッキー』

 

(レシピ帳5 p20)

 

 

こちらは

 

バターを、同じ重さの菜種油に

 

置き換えたら柔らかすぎちゃった。

 

 

 

(市販のお菓子も頂き物も沢山

 

 食べるけど、たまにはこうして

 

 自分の頭と手を使ってね。)

 

 

 

(パイは作り慣れた生地。実際は

 タルトに近いです。前回、りんご

 の時は型を使わずぐるりと紐状の

 土手を作って周囲を持ち上げて

 作ったけど今回はタルトの型で。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もともとは

 

薄っすらと甘いだけの瓜だけど、

 

甘く洋梨のように煮たモーウィ

 

 

 

バナナと甘い香りのスパイスを

 

合わせるから、てんさい糖も

 

控え目にはしたけれど、

 

それでも「バナナ」も「スパイス」

 

も南国の物。

 

 

カルダモンはショウガ科の種で 

 

 月桃に似た花が咲くのだから。)

 

 

 

 

白いお砂糖(サトウキビを更に精製)

 

ほどでは無いようにと願うけれど

 

そうは言っても「夏向き」です。

 

 

(陰性だから冷やすもの。)

 

 

それでも私は甘い物の力を

 

「自分に都合のいい」

 

ように信じています。

 

 

めっぽう信じています。

 

 

(羽目を外す事自体の楽しさも

 

 「格別」であると信じてる。)

 

 

 

 

こういう説明の難しい感じ

 

「自分らしい」です。

 

 (物には2つの相反する側面が

 あるとか・・・ないとか・・。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒くなりましたね。

 

「大寒 次候 水沢腹く堅し」

 

 

 

1日かけてゆっくり進める

 

掃除の合間に、今日も

 

ここ最近のいつもの「装備」。

 

 

すでに中庭に運び出してある

 

土入りの大きな鉢を違う場所に

 

移動しました。

 

 

首にストールぐるり、で

 

薄手のダウンジャンパーと

 

「軍手」の装備も

 

実に自分らしくて大好き。

 

 

 

 

 

 

その後、戻って来て

 

「お花とお線香」の代わりに

 

お菓子を注文、送りました。

 

 

 

そのパソコンに向かっている間、

 

昨日の今日で不調の残るからと

 

めずらしく甘いお菓子を我慢した

 

私でした。

 

 

 

 

 

(お花やお線香で無い方がいいと

 思う事情があり。遠方だけど

 親しさもあり。)

 

 

 

 

探したのはもちろん、

 

華美でなく・・・でも

 

心が少しでも緩むような

 

「花を連想させる」菓子。

 

 

そして見つけたのは

 

『福寿草』でした。

 

 

 

 

 

 

 

いえ実は、

 

福寿草だけでなく赤い椿の花や

 

そのほかの花も沢山描かれている

 

 北海道「六花亭」の白く丸い缶。

 

 

 最初思い描いていた

 

イメージと違ったけれど

 

私の心にストンと来ました。

 

 

 

 

ただここに「自分らしさ」は

 

少しも要らなくて・・・

 

お菓子を送ること自体が

 

「相手の気持ちに添えているか」、

 

「こういう場合に正しいのか」、

 

考えすぎて数日少しも

 

進めなくなっていたのも事実。

 

 

(送る相手のご家族への相談は

 

 済んでいて、『お菓子喜ぶよ!』

 

 とのことだったけれど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福寿草。

 

寒い冬の時期に

 

ふと気づいたら咲いていた。

 

 

きっと一度は目にしたことのある

 

私も馴染みのある

 

素朴だけど的確なタッチ(筆致)。

 

 

 

 

 

 

すぐ側で寄り添ってくれる人がいる。

 

みんなの背中、私も含めて

 

無理に押すのではなく

 

少しだけ支えてくれますように。

 

 

それだけを願って送りました。