色あそび | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の今年を漢字1文字で表すとしたら

 

 

 

 

 

 

「色」という字かな?

 

 

 

(ご飯の写真は9月7日のもの。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここに越してきてから5年。

 

 

今までは「今年は白!」とか「紺!」

 

というように気がつけば

 

その年ごとに少し色を絞って

 

塗ったり、縫ったり、をすすめていました。

 

 

 

がらーんとした中で暮らし始めて

 

作るものは山とあるから、

 

 

少しでも効率よく・・・と

 

考えての事です。

 

 

 

 

 

まちがいなく

 

白はこの家のテーマカラーで、

 

 

 

(壁のほとんどがコンクリートだから、

 

 たぶんちょっと野暮ったさも伴った

 

 布の白や植物の緑で明るさと清々しさを

 

 女らしさを足したいです!

 

 ・・・って設計士さんにも

 

 話していたものだから。)

 

 

 

 

ベースとなるその「白」の部分は

 

自分のお尻を叩いて早めに進める必要が

 

あったのでした。

 

 

だからそれは良かったと思ってます。

 

 

 

(紺色・・・こちらはベランダの柵など。

 

 でも、その選択理由は白と同じ。

 

 キャンパスとしての色です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リノベーションの途中ですでに

 

こんな風に「白」の重要性が

 

増してはいたけれど、

 

 

それでも作ってもらう段階で

 

完全に人の力に頼り切って

 

真っ白にしてもらう・・・ところまでは

 

振り切れなかった。

 

 

 

(『global style』という本が好きで、

 

 小さな頃からインドや中国や日本、

 

 大人になってからはモロッコ、フランス

 

 なんでも来い!・・だから当然の事。)

 

 

 

 

白。

 

 

最後に出来上がった空間の中で

 

自分の足で立ち止まって

 

見渡して十分に感じてから

 

 

増やしたいと思った色です。

 

 

 

まだかなり体調がよくなくて

 

決めかねていた事も理由ですけどね。

 

 

 

 

 

 

でもその後も

 

「引っ越してから」の、

 

「体調に相談しながら」の、

 

仕事になるわけで、

 

 

白にしたいものを思いついても

 

そのひとつひとつを形にするまでには

 

結局何年もかかっちゃった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長い間の箍(タガ)がひとつ外れた

 

タイミングでの引っ越し。

 

 

でもまだひとつずつ残りを外している

 

段階です。

 

 

 

 

 

 

 

何と言ってもつい最近まで

 

身体ががちがちで、

 

頑張ってだましだまし動いていた。

 

でも、だからこそ、

 

 

白と同じくらいに惹かれて求めて行くものや、

 

出会って「ハッ」とするものは

 

 

 

 

 

色が立体的に飛び出してくるような

 

世界。

 

 

色と色が隣り合い、重なり合う中で

 

単色の時とはちがう新たな魅力を

 

発する世界。

 

 

 

 

 

たとえば、

 

家でお菓子のいただきものをする事が

 

多くて、実は中身よりも

 

そのパッケージにひかれる事が多いわけも

 

今、考えてみたら、

 

 

ここにも今年

 

(身体がしんどい時にも座ってできるから)

 

何度か遊んでいたコラージュと同じ要素が

 

強く見られる事に気付いたりして。

 

 

 

(バラのジャムのラッピング。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の手で生み出せて

 

ここでの生活に馴染む色の世界を

 

もうちょっと探りたいなあ、と

 

思っていたのかな・・・

 

 

(ペンキ塗りなどは小さなものでも

 

 それなりに体力もいるので

 

 ひと休みしたかったのも!)

 

 

 

 

 

 

コラージュをしてみるだけで、

 

 

 

 

 

色鮮やかな紙に触れて試すだけで、

 

 

 

 

それはもう十分に楽しいのだけど、

 

手がピタッと止まってしまったりもしたな。

 

 

そこには時間の経過に伴う

 

「印刷物の色あせ」の問題があって

 

これでつまづきました。

 

 

 

 

 

でもね、

 

ずっと使ってきたお茶の缶に

 

コラージュする時に、

 

 

新聞紙のようなタイプの印刷物は

 

もともと彩度が低いものが多くて

 

多少の色あせも気にならない事と、

 

 

やはりこれが自分の手が携わったもので

 

室内に色数を増やす練習になりそうな

 

事を再認識。

 

 

 

三歩進んで二歩下がる?

 

あはは。よかった、

 

一応すすんでる。

 

 

(アッシュペーフランスでもらった

 ペーパーの中のちょうど私の好きな

 フランスやモロッコのパブリックなど。)

 

 

 

 

 

 

ほかに、縫い物でも

 

色数を増やす事が

 

楽しくなってきて、

 

 

 

 

食卓の下の敷物の

 

(敷いたまま手縫いでやっていたから

 

 ちーーーーーーーーっとも進まない。)

 

「Nui プロジェクト的な事」と、

 

 

 

 

 

 

 

エプロン、

 

靴下などのダーニング。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから越してきてからここ数年

 

自分のためだけに続けている

 

 

ワイドパンツ作り、

 

服のちょっとしたリメイク、

 

 

 

 

そして今年は端切れを組み合わせた

 

パッチワークもどきの布切れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

どれも、

 

ひとつの家庭の生活の範囲の事。

 

 

 

 

だけど、生活の必要性にかられての行為で

 

あそべる事が、今までは長く

 

必要な条件だったわけで。

 

 

 

それでも事件は起きたし、

 

きっと起きるんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この冬も布を買いに行きました。

 

 

それで12月にもまた1本

 

ワイドパンツを縫ったと書いたけど、

 

 

もう1本分すごく綺麗な色の麻も

 

買って来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までに経験した事がないくらいの

 

足腰の調子のよさの中で、

 

好きな色のパンツを履いて、

 

全く辛くならずに台所に

 

長時間立っていられた今日。

 

 

 

はき心地のいい色とりどりのパンツの

 

上半身に合わせる服の事も

 

もうすこし具体的に思い描きたいという

 

欲が出てきました。

 

 

 

 

 

今まで作った物もいくつか片付けてしまって

 

すこしすっきりした場所に、

 

さす新しい色の事まで

 

来年はできたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも一番酷使しているのは

 

このエプロン。

 

 

お腹のところで結んだ紐が擦り切れる度に

 

繕って、それが歴史となるような

 

無理のない暮らしの積み重ねの中で、

 

 

すこしずつカラフルになって行くのが

 

一番なのだろうなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのために今日またひとつ箍(たが)を

 

はずしてやったんだもんね。

 

 

よし!