雨と鴨 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の日は鴨が大きな声で鳴きます。

 

 

 

 

だけどそのことにはっきりと確信が持てたのは今日。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでもその確信はまだ

 

確信であって確信ではない。

 

 

鴨の声の質が雨天の日によく響くものなのかもしれないし、

 

本当のところはわからない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雨の日は

 

普段聞こえる音が雨音にかき消されたりするけれど、

 

聞こえやすくなる音もある。

 

 

その上、

 

雨の日にしか聞こえない音、起きない音もあるしね。

 

 

 

 

 

 

計算すれば答えは出るのだろうけれど、そうでなければ

 

そうしたくなければ、

 

なかなか複雑で難しい問題なのです。

 

 

 

 

 

 

 

でも5月。

 

カラッとしていました。

 

 

(でも、これも「目には」カラッとでも、

 

 実際にはどうだったかしら?

 

 気温が高かったのは憶えていますよ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークの遠出はなくても

 

 

これを見に行けばきっと満足の5月になるだろうと

 
思っていたのがこれ。

 

 

 

最終日の27日に行きました。

 

 

 

 

 

 

大きな人が「一緒に見る」と言っていたのが、

 

結局2人別々に家を出て、ここで「昼前に待ち合わせ」することとなって、

 

 

まっすぐここへ来た私はひとりでも30分くらいは見ていました。

 

 

(あとはこの時間でも開いている数少ないお店をのぞいたりしていました。)

 

 

 

 

 

 

 

5月の晴れやかな空の下に緑の木々と一緒に広がる

 

このvividな景色(それもこの時期の日本の気候の中での毛糸!)は

 

想像しただけでわくわくしていたから、

 

そんな片時の楽しみでも凝縮された時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

普段人々をつつむ

 

”ママン”をつつみこむ。

 

 

 

 

 

きっと『ご本人』も思いもよらない事だったと思うな。

 

 

                     (ね!”ママン”)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日すこし人だかりができている所があったのだけど、

 

”ママン”にではなかった。

 

慎吾ちゃんがペインティングした車にです。

 

 

 

 

でも私はここへ着いて、

 

まずこの写真に「おー!かっこいい!」と釘付けに。

 

 

 

車のほうは遠まきにすこし見るだけで満足して、

 

 

 

 

水がしたたる中でどこか遠くを見て立っているのを

 

飽きずに長い間ながめていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(”ママン”も真夏日の続く5月にセーターを着ている自分にびっくりのはず。

 毎年増えていく真夏日に人間の方は驚く事を忘れてきているけど。))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(この日まで私はこのバラの存在に気付きませんでした。

 それはきっとこの場所でぼんやり1人の時間を

           すごす事がなかったから。)

 

 

 

 

水が流れる壁のほうを向いて座っているのが

 

心地よかったので、だいぶ長い時間

 

慎吾ちゃんの写真を眺めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

(車の周りにみんなが楽しげに集まる様子は

    見ていてとてもワクワクしたけど。)

 

 

 

この写真かっこよすぎ。

 

最初は慎吾ちゃんファンのお友達にも見せてあげたいという気持ちで

 

撮ったのだけど、

 

 

本当に好きなものにしか、

 

好きになれるものにしか、

 

好きになりたいものにしか

 

私はカメラを向けることはできないんだった。

 

 

(その私が目を離せなくなって、写真の写真を撮っちゃった。

 

 年を重ねて線の細いアイドルではなくなった姿は

 

 5人ともみんなかっこいいと私は思っています。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで、

 

この滝に向かって座ってマイナスイオンを浴びながら

 

綺麗な写真を見て涼しくすごすほうが、

 

 

この日この後の予定のことを考えても、

 

ここへ来た最初の目的を考えても、

 

よかったのだし、

 

都会の中にあってもそれは私にとって自然な出来事でした。

 

 

 

(ベンチには外国の方を中心にお仲間がちゃんと何人かいました。)

 

 

 

この後2人でささっとお昼を食べて、

 

(私はこの日すでに2軒目となる)本屋さんへ入ったりしながら

 

レンタカー屋さんの方向へ。

 

(だんな君が翌日必要なのでこの日午後から借りたのです。)

 

 

 

 

それで、探し物のあてのある

 

いつもの2軒のお店(グランピエ、antiques tamiser)に

 

回ってもらったりしましたが、

 

この日結局買い物をしたのは家の近くまで戻る途中での、

 

園芸用支柱3本・・・のみ。

 

 

(車がある時にしか持ち帰れないもの、ってあるのだけど、

 

 私の「それ」はそうそう簡単には見つからないのです。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、でも本屋さんでは本を買っているので十分なのです。

 

 

これまたよくある自然な成り行きの1日。

 

 

 

(遠出しなくても一瞬でも5月のよい時間でした。ありがとう。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大切なことは ”今日は” 目には見えないんだよ。」

 

 

 

そんな”今日”のつもりでも知らずに刻まれていることが

 

きっとあるはず。

 

目には見えなくても手で触れたら気づくかも。

 

いいシワいいシミが刻まれていますように。

 

 

 

 

今日の鴨の声だって

 

 

「目に見えないので

 

 普段よりも耳をすます。」

 

 

 

意識したわけではないけれど

 

その結果聞こえたものかもしれません。

 

 

(だとしたら私もなかなかやるな!

 

 そういえばきれいな音、楽しい音、

 

 腹に響く力強い生命力にあふれた音だけには敏感だったかも!?ね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はこの雨で大きな予定がひとつなくなりました。

 

窓の外の「森」の一層の白さを

 

今日会うはずだった友達に朝、

 

メッセージで送りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

電車が止まってしまったらしい。

 

そうやってできなくなったことがある時には

 

その代わりにできることがかならずあります。

 

 

材料を確認してみたら用意してあった分では足りなかった。

 

普段は買わないけれど年に一度買う白砂糖を

 

いま買ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日積み重ねた自分の中の小さな確信が

 

たまに翻ったりしながら、

 

最後の最後に大きな確信になる。

 

 

 

ひとつでいいよ。

 

今日はひとつだけ

 

がんばろう。