最初は紅色 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

 

『 日本の七十二候を楽しむ ー旧暦のある暮らしー 』 (白井明大) 

 

 

 

 

 

最初のほうのページ「立春」まで戻ったら、

 

やはり鳥の記述が多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、そう思ったのもつかの間。

 

 

 

夏の盛りが少ないだけで、

 

ページをたどれば他の季節もそれなり、でした。

 

 

(残念。無念。)

 

 

 

 

 

 

今日は夕方曇ってきた。

 

 

 

 

昼は川沿いを揃いの蛍光色のジャンパーを着た

 

おじいちゃんやおばあちゃんたちが

 

旗を持って行進して行くのが眩しく見えるほどに

 

明るくお日様照らしていたけれど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、写真は11月13日の朝ごはんです。

 

 

 

 

寸胴で作った塩豚とじゃがいものスープ

 

具を食べきってしまってもまだその味の出た汁だけは

 

たくさん。

 

 

それはもったいないので、

 

塩漬けしておいた筍の姫皮と、

 

春雨と、トマト、生姜、ごま油を入れて、

 

片栗粉でとろみをつけて、

 

玄米ご飯にこうしてかけて食べきりました。

 

 

 

 

 

 

山椒の粒は、

 

塩豚と一緒に口に入れる時も、

 

噛んで口にその辛味と香りが広がるのが楽しかったけれど、

 

こうして麻婆春雨風にすると、

 

さらにその役割が大きくなりました。

 

 

 

 

 

それがまだ青いのも

 

トマトと一緒になるとまた、

 

見た目によかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の候の鳥の記述は、

 

待ち望んでいるからとくに印象深く心に残っていたのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すでに立春も次候 『 黄鶯睍睆く (うぐいすなく)』。

 

 

残念ながらこの辺りでは

 

その声を聞いたことはまだありません。

 

 

代わりに今朝はまた烏がその巣作りの材料を

 

ベランダにつつきに来てました。

 

 

 

 

(川沿いの梅。1月後半、最初に咲いたのは紅色でした。)

 

 

 

 

 

 

 

今日こそは今の季節にあった朝ごはんの写真を

 

こちらに載せたかったのですが、

 

すこしくたびれちゃった。

 

 

(簡単に書ききれるワンプレートメニューの記事でごめんなさい。)

 

 

 

 

もうすぐ暖かい季節になる今がきっと大事。

 

用心の時。

 

無理をしないでいきましょう。

 

 

最初の鳥も、

 

ゆっくりでも春を確実に迎えてよい声をきかせる鳥も

 

どちらもいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのおじいちゃんやおばあちゃんの

 

ライムグリーンのジャンパーのまぶしさ。

 

 

白が最初に咲くはずの梅が紅色から咲いちゃう姿に、

 

その蓄えてきた知識との矛盾を感じても、

 

その香りが芳しくさえあれば、それは幸せな笑い話。

 

 

 

だから私も、

 

春の候の鳥の記述についての

 

自分の思いちがいも笑い話にしちゃおうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いくつもいくつも山を越え、

 

悲しみもたくさん知ったあとに

 

「あとはもう明日のことより

 

 今日の自分をピカッと輝かせることが

 

 何よりも大事」

 

 

そうお日様に認められ、どうどうと旗を振り、

 

ゆっくり歩くその春の日の今日は印象的で

 

きれいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいなあ。