肌色  | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

キャンディキャンディの塗り絵

 

4柄8枚を並べてそのままの大きさでコピーして、

 

まずは古いクーピーだけで塗りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

『 100色よりも20色。

 

  限られた中でのほうが自由である。』

 

 

 

そういう風に考えるいつもの私でスタートです・・・

 

 

 

けど・・・んん?

 

それにしてもちょっと少なすぎたみたい。

 

(細かいところを塗るのにもこれでは太すぎる。)

 

 

 

こうして足りないのはわかっていてあえてチャレンジしてみて、

 

その中で工夫のしようのない

 

足りないものがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

叔母が2、3歳の私に買ってきてくれたスイス製の

 

何十色もあるクーピー。

 

 

面白いのは、

 

使い切ってしまった色は、当時何かを描くのに必要だった色のほかに

 

好きで無意識についつい手にしてしまった色も多いはずなのに

 

今残っているのは、

 

「今の私が好きな色」(黄色や青系の色)だということ。

 

 

 

 

 

 

これはもしかしたら私、

 

「一生を通してようやくバランスよく全体を使い切るつもり。」

 

なのかしら?

 

 

 

 

 

(あれれ、歪んでしまった。結び方に自己流が入っちゃうからです。)

 

 

 

 

 

北欧の飾り、ヒンメリもその日に作ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう20年やそれ以上も

 

「北欧」ブームになる前からひとすじに愛してきた人がいるのを

 

知っているのもあって、

 

 

幼い頃からインドや中国や、

 

すこし経ってからはアフリカに興味の中心があった私は、

 

 

それをどんな場所に置くのかを含めて北欧の品々は

 

素敵は素敵とものすごく思うけれど

 

「その方達と比べたら門外漢。」

 

「他のものにも興味があるのに失礼??」

 

・・・なんて距離を置いていた節がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

モロッコや中央アジア、東欧、と自分美しいのと思うものに

 

ぴったりとくる国や地域の範囲が実は狭い範囲に

 

限定されているわけではなかったことをだんだんと自覚して

 

その美しいものを目に焼き付けるために

 

その地域に特化したお店に出向いたとしても、

 

 

まだ今も人気で、大きな人だかりが絶えない北欧のものに対しては、

 

すごく遠くから「素敵だなあ。」とながめるだけできたのでしたが・・・

 

 

 

 

 

大人は、ちょっといろいろありすぎて、

 

心身ともに軽やかさが恋しくなったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人の視線を上に向け、

 

風でくるくる動くこともある?

 

 

窓から差し込む光を受けては

 

壁や天井に大きな影を作ることだってあるそいうヒンメリを

 

待ち望む空間も準備できている・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗り絵は、その後

 

キャンディの肌を塗りたくて、

 

「肌色」を持っている水彩色鉛筆も取り混ぜて

 

塗りました。

 

 

 

(そういえば世界中にいろいろな肌の色を持つ人がいるのだから

 

 「肌色」という色の名をうたうのは日本だけだと、

 

 以前に聞いたことがあります。

 

 クーピーには「肌色」らしき1本が過去にたしかにあって、

 

 そこに何か名前がつけられていたのかどうか、

 

 スイスの人はどうなのかが、今となっては気になるわ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

私は人、とくに表情にとても敏感で興味があって、

 

きっと小さなころには顔の絵もたくさん描き

 

その「肌」を塗る機会があっただろうから、

 

今そのクーピーが残っていないことには納得がいきます。

 

 

 

(赤系の色がのこっていないのも、そうすると

 

 食いしん坊で食べ物を多く描いていたからかもしれないけど?)

 

 

 

 

                  (クーピーと水彩色鉛筆で)

 

 

 

 

人の顔や様子にことさら敏感であることも母性の一つで、

 

それが足りなければ誰かとあたたかい人間関係を築くのも

 

難しいのだろうけれど、

 

そればかりではね・・・。

 

 

 

 

今年は自分自身が気持ちよく幸せになることを

 

もっともっともーーーーっと

 

意識したいな。

 

 

 

 

 (せっかくなのでこんなふうに筆に水をつけてつづきを今日!)

 

 

 

 

大好きな分野の中で存分に遊んでいると、

 

そこからちがう分野にも手を伸ばしてさがさないと

 

足りないものがあるのに気づきます。

 

 

 

 

たとえば東洋の下へ下へ向かう空気を好む私のまわりにあるものを

 

ひきたたせるためにも、

 

軽やかで明るい西洋のものにひかれ始めることとかもそのひとつ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    (色鉛筆や絵の具は普段は納戸部屋にさびしくいます。

     今日はこの部屋のお掃除をすこし念入りにしましたよ。)

 

 

 

 

無心になれると思って始めた塗り絵なのに、

 

私のやり方だとこんな風になっちゃうわ!

 

 

 

 

 

それに・・・

 

 

小学校に入る時に

 

決められているのをみんなで買った水彩絵の具には

 

もともとは「肌色」は入っていなくて、

 

金、銀、エメラルドグリーンなんかとともに、

 

(混ぜ合わせたら作ることができるのに・・・とわかっていながら)

 

1度だけの贅沢で追加で買った時の喜びとか、

 

 

 

同級生に「何色と何色を混ぜたらできる?」と頻繁にたずねられて、

 

その度に手を止めてその問いに答えながら描いた

 

「春の絵を描く会」での友だちの姿とか・・・、

 

 

思い出も次々に浮かんできたりして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この紙の塗り絵を自分にとって心地よく完成させるのにも、

 

肌の色は真っ白であってはいけなくて、

 

白に、血液の赤や希望の黄色や、

 

あとはその人ごとの経験や日焼けの具合で

 

いろいろの色を感じながらいたい。やはり!

 

 

そして、

 

 

かつて手に取らなかったレモンイエローを好む。

 

 

「肌色」という言葉にもちょっとの疑問を抱く。

 

 

ヒンメリの紐の結び方をどうしたものかと考える。

 

 

カーテンをはずして、

 

ここだけは建物ができた当時のままにしている無機質なガラス窓を

 

ふたたびむき出しにして

 

越してきて4年目にしてようやくしっくりくる・・・。

 

 

 

「好き」は変わらなくても

 

ゆらゆら軽やかにいる自分をアフォメーション。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風は冷たいけれど今日はお布団を気持ちよく干せました。

 

これから夕飯のお買い物に行ってきます!