イメージ 1

■今日(14日)瀬戸見文化センターで「かもめ塾」が開催されました。この会は、元浜町・瀬戸見町など昔ながらの漁港の風情の残る6つの町の高齢者40人からなるグループで、ボランティア8人により運営されています。レクリエーション、お話を聞くこと、健康診断など、健康や生きがいづくりなどの事業を続けて今年で7年目を迎えるそうです。
■今日は、認知症キャラバンメイトの村上桃子さんと下田真輝子さんから「認知症になっても安心して暮らせる町づくり」と題してのお話がありました。認知症は誰にも起こりうる脳の病気で、85歳以上では4人に1人がかかるといわれており、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことができます。
■その後、介護予防「まめなくん体操」の実演指導を受けました。この体操は浜田保健所と浜田市・江津市が協働で考案されたもので、町内や団体などで行われています。行政の助成を受けて実践している団体は、19年度30団体、20年度35団体、21年度45団体と増えてきておりその成果が注目されます。
■ところで、これから高齢社会を迎え、特別養護老人ホームや老人保健施設など施設整備が急務です。が、施設介護では介護度が一層進み自立度が弱まることが指摘されています。元気なうちは自宅や地域を中心として自立した生活が営めるよう、地域での生活がしやすい環境づくり、地域の高齢社会に照準を当てた施策が必要です。