久々にエースに出会いました。
ソフトボールの上野投手。
見ていてすがすがしい気持ち、というか、かっこいい。
TVのインタビューみててもそう思ったけど、
今日のNHKスペシャルの中で、ゆっくりと413球を振り返りながら
心境を語っている上野投手。
「やめようと思ったこともある」
「何でエースって呼ばれるんだろう・・・」と涙ぐむ姿に感じる孤独。
エースをしょって
踏ん張って
でも、エースなんだよな。
この人だから、周囲もどうにか援護したいと思うし、チームを一丸にする原動力になったんだ。
北京五輪で一番の収穫は、大人がするチームスポーツで
【エース】 という言葉と、その存在を久しぶりに観れたこと。
上野投手は、仲間が動揺しないように豆がつぶれたことを隠していたらしいけど、
その変化に気づく仲間がいる。
エースは仲間を気遣い、豆の痛みと戦い、
仲間はマウンドで一人で戦ってる上野投手をどうにか助けたいと強く思う。
その結晶が、勝利をもたらしたんだな。本当にすごいものを見せてもらった。
そういう人たちだからこそ成し遂げられることなんだ。
高校野球までは確かにエースが存在する。絶対的なエースが。
でも、プロ野球には・・・ある意味、いない。一人で投げきるわけではないので。。。
高校野球は、予選から1敗もしないチームだけが手に入れられる優勝。
1敗もできない。どの試合も背水の陣。動き一つ一つ、1瞬1瞬を逃してなるものか!という死に物ぐるい?
相手に勝ちたいという貪欲な欲求が、チーム全体を覆っている。。
ソフトボール日本代表主将が言ってました。
ダブルヘッダーのオーストラリア戦で
「見るからに(上野が)疲れてて、本当に気持ちだけでやってるんだ・・と圧倒された」
チームメイトまでも圧倒する気持ちって、どれだけ強い精神力なのか。
ブスケスを歩かせるというときもショートの選手も主将も
「(上野が)勝負すると言えば、何としてでも取る!と思ってました」
仲間をそう言わせる投手なんだけど
上野投手は「歩かせます」と勝負を避けた。
自分のこだわりではなく、チームのために、勝利のためを思う投手と
その人の選択なら、どんなことでもバックアップしようと思うチームメイト。
勝負を託せる人がいる。
日本のソフトボールチームには、本当の意味でのエースが存在してた。
一人一人、勝ちたいという思いはあるけど、
エースの勝ちたい気持ちがチームを一つの方向へ導いたんでしょうね。
方向を示す。これこそリーダーシップなんだろうな。
この方向を示すとか、エースの実力と仲間の信頼関係は、社会生活でいえば
【プロジェクトX】や【プロフェッショナル~仕事の流儀~】の世界。
自分の周囲に託せる人がいるか?・・・いないですよ。
今の組織社会には、本当にそういう人がいない。。悲しいけど、みんな他人事なんだもん。
他人事の人が多いと野球日本代表みたいになっちゃう。
そこそこ実力がある者同士が集まっていて、遠慮とも違う、他人行儀から生まれる空気。
自分は自分のテリトリーだけやってりゃいいでしょ?あとはそっちの問題でしょ?
というか。(役所やITに多い空気感かな?)自分の持ち場だけとにかくやってりゃ、文句ないでしょ?
というか。一人一人が全体やその先(ビジョン)を見てない。
野球、負けた瞬間、もっと悔しがってほしかった。。唖然。ぽかーん。じゃなぁ。。
冷めてるというか。申し訳ないです。って、誰に?自分が悔しいんじゃないの?
自分たちは勝つはずだったのに・・・がにじみでちゃってる感じで。
そういう意味でも、野球代表選手の目は死んでた。
気迫がない。覇気がない。よーーし、やったる!という目ではない。
悔し泣きとかもっと感情があふれてくると思うんです。
その中途半端加減が寂しかったです。
「目が死んでる」というのは、家に来た姉が言ってた言葉。
柔道の鈴木選手は目が死んでた。って。
試合前から、気迫も何もなかったじゃない。目が泳いじゃってるというか。と
そういわれてみたら谷選手もそうだったかも判定に不服そうな顔をしたのは寂しかった。
逆に負けても晴れ晴れとしてた浜口選手とか、
戦い抜いた顔。ものすごい笑顔でまぶしい。
上野投手の気持ちとチームメイトとの信頼関係から学ぶことたっくさんある。
日本社会が失ったものだと言ってもいいと思う。
感動をもらったじゃ言葉が足りないですね。言葉がありません。
上野投手は、同性から見ても本当に魅力的で、徳のある人なんだと思います。
心だけじゃなく、体型もすばらしい。スタイル抜群ですよね。
骨格、肩幅、体の厚み。腰の位置も高い。(お尻ちいちゃい!)。顔も小さいから体のバランスがすごくいい。
スタイルだけでもその辺のヤワな男子より、かっこいい。
その上、エース背負いながらもチームメイトを気遣い、勝利へ導く・・・・・・ お、男前すぎるっっ