言霊で思いを実現して生きる -3ページ目

言霊で思いを実現して生きる

アセンションへ向けて本当に幸せな生き方を考えていきます。




新型コロナウイルスは、私たちの日常生活を大きく変えようとしています。

緊急事態宣言が解除されても、感染のリスクがなくなるわけではありません。緊急事態宣言は、あくまでも重症患者数とベッド数の見合いで解除されるもので、感染しないという保証はまるっきりないのです。ワクチンが開発されてすべての人が接種を受けるまで、すべての人が抗体をもつまで、感染に怯える人はいなくなりません。これからは、私たちの生き方そのものが大きく変化していくことになるでしょう。

これだけ大きな変化は、経済問題という側面から見たら世界大恐慌以来90年ぶりということになりますが、社会変化という側面から見たらルネサンス以来700年ぶりということになります。

いままさに、700年前と同じことが起きているのです。

700年前に何が起きていたかというと、ペストのパンデミックです。1300年代のペストの流行では、ヨーロッパで全人口の3分の1から3分の2の人が亡くなったといわれています。全世界では、8500万人が亡くなったという説もあります。

アメリカでは、すでにベトナム戦争の戦死者を上回る新型コロナウイルスによる死者が報告されています。かつてのような割合の人が亡くなることはないでしょうが、これから、その数はさらに増えていくことでしょう。

700年前には、このペストの流行の時期からルネサンスが始まりました。キリスト教の戒律に縛られていた時代から、より自由でおおらかな時代への変化がペストのパンデミックから始まったのです。

いま、私たちも新型コロナウイルスのパンデミックで、大きな変化の入り口に立つことができました。

より早く気づく人は、この変化を先取りしていくことになるでしょう。さらに自由で豊かな時代がこれから始まるのです。どんどん変化を取り入れて進んでいきましょう。

しかし、急ぐ必要はありませんし、取り残される心配もいりません。世界は、すべての人を変化に導いてくれます。ルネサンスに乗り遅れて700年前のような価値観に縛られて暮らしている人がほとんどいないのが、その証明です。

「ほとんど」と書いたのが難しいところなのですが、それについては、また後日書きたいと思います。

 

新型コロナウイルスで、世の中は大きく変わりつつあります。これは、世界大恐慌以来の大きな変化です。世界大恐慌は1930年代のことでしたから、90年ぶりの大変化ということになります。

ここで大切なことは、変化を受け入れて、自分たちの意識を変革していくことです。その際に気をつけなければならないのは、“怖れ”に支配されてはならないということです。

大きなことでは、アメリカと中国の新型コロナウイルス蔓延の責任のなすりつけ合いです。さらに日本では、一部の政府高官と地方の首長の対立があったりします。これらはどちらも、私たちの古い意識、“怖れ”に支配された意識によるものです。

それでも、遠隔診療の推進では医師会の“怖れ”の壁を突き破ることができました。これは、医師会が歴史的に守りつづけてきた利権構造の一角を崩すことができたということなのです。

また、日本でも海外でも、国民が自主的に人との接触を減らすように努力する姿が見られました。自分たちの自由が束縛されるという“怖れ”を乗り越えて多くの人の意識が整ったということでしょう。

こういうときに、“怖れ”を利用して儲けようと考えたり、利権を守ろうとする意識に気をつけなければなりません。

本来は先頭に立って人の意識を変革していかなければならないスピリチュアルな人たちのなかに、“怖れ”を利用して意識改革を逆行させるようなことをしている姿が見られます。

本来、スピリチュアルな進化は、自分の内面を見つめることによってはじめてできるものです。それなのに、おかしな陰謀論で人の“怖れ”を駆り立てたり、食や政治に対する“怖れ”を喧伝することによって“怖れ”を肥大させて高額なセミナーやセッションに導く人たちがいます。

そういうことをする側の人たちも問題ですが、“怖れ”をかき立てられてそういう罠にはまってしまう人たち自身も問題なのです。

いついつまでにアセンションしないと、魂がずっと三次元の世界でさまようことになるなどということは一切ありませんし、自分の外側の“怖れ”といくら向き合っても、内面の“怖れ”は解消できないのです。

新型コロナウイルス感染予防に関して、あまりに不毛な議論がなされているので、たまりかねて書くことにしました。

いろいろな意見がありますが、とくに気になっているのが、PCR検査を拡大すべきかどうかの議論です。

PCR検査に必要なマスク・ゴーグル・保護服などの消毒や交換が大変な医療現場の負担になりかねないことはわかります。また、PCR検査自体によって感染者が増えるのではないかという意見もあるようです。しかし、それをもってPCR検査を増やすことにブレーキをかけようという考え方は間違っています。

まずは、医療現場の負担増大に関してです。

PCR検査を増やすことに反対する人たちは、無症状の新型コロナウイルス感染者が医療機関に訪れて感染を拡大してしまうことに思いが至らないのでしょうか。

医療現場には、さまざまな患者さんが訪れます。その中に無症状の感染者がいる可能性は、低くないのです。実際、さまざまな病院で院内感染が広がっています。

これに関して、京都府立医科大学附属病院と京都大学医学部附属病院は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のPCR検査に関する共同声明」という文書を出しています。

https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/press/20200415.html

この文書の内容は、下記のようなものです。

1 院内感染を防ぐ水際対策として、無症候の患者に対する新型コロナウイルスのPCR検査を保険適用(ないし公費で施行可能)にしていただきたい
COVID-19に関しては無症状であっても、手術や分娩、内視鏡検査あるいは救急医療などの診療実施前に、院内感染を予防するための水際対策として保険医療等の公費でPCR検査を行えるようにすることを強く要望いたします。
2 PCR検査に必要な個人防護具と試薬を確保していただきたい
3 賛同する他の医療団体も声明を出していただきたい

無症状の感染者が医療機関を訪れることを考えたとき、PCR検査を行わないとすれば、医療機関を訪れるすべての患者さんに対してマスク・ゴーグル・保護服をつけて対応しなければならなくなります。その負担は、PCR検査を増やすことによるものより過大になります。

PCR検査の拡大に反対する人たちは、その光景に思いが至らないのでしょうか。

PCR検査によって感染が拡大するのではないかという意見がありますが、だったら韓国の方法に学べばいいのです。

また、ダイヤモンドプリンセス号が問題になった際には、厚労省からの専門家とともに自衛隊も応援に駆け付けました。医師を含む厚労省の専門家の中からは感染者が出たそうですが、自衛隊関係者からは感染者が出なかったと聞きます。しっかり訓練すれば、感染は防げるということではないでしょうか。専門的な知識より、とりあえずは訓練ということなのかもしれません。

少しでも新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせて医療崩壊を防ぐために、正常な議論がなされることを望みます。