コロナの怖れにつけ込む人たち | 言霊で思いを実現して生きる

言霊で思いを実現して生きる

アセンションへ向けて本当に幸せな生き方を考えていきます。

 

新型コロナウイルスで、世の中は大きく変わりつつあります。これは、世界大恐慌以来の大きな変化です。世界大恐慌は1930年代のことでしたから、90年ぶりの大変化ということになります。

ここで大切なことは、変化を受け入れて、自分たちの意識を変革していくことです。その際に気をつけなければならないのは、“怖れ”に支配されてはならないということです。

大きなことでは、アメリカと中国の新型コロナウイルス蔓延の責任のなすりつけ合いです。さらに日本では、一部の政府高官と地方の首長の対立があったりします。これらはどちらも、私たちの古い意識、“怖れ”に支配された意識によるものです。

それでも、遠隔診療の推進では医師会の“怖れ”の壁を突き破ることができました。これは、医師会が歴史的に守りつづけてきた利権構造の一角を崩すことができたということなのです。

また、日本でも海外でも、国民が自主的に人との接触を減らすように努力する姿が見られました。自分たちの自由が束縛されるという“怖れ”を乗り越えて多くの人の意識が整ったということでしょう。

こういうときに、“怖れ”を利用して儲けようと考えたり、利権を守ろうとする意識に気をつけなければなりません。

本来は先頭に立って人の意識を変革していかなければならないスピリチュアルな人たちのなかに、“怖れ”を利用して意識改革を逆行させるようなことをしている姿が見られます。

本来、スピリチュアルな進化は、自分の内面を見つめることによってはじめてできるものです。それなのに、おかしな陰謀論で人の“怖れ”を駆り立てたり、食や政治に対する“怖れ”を喧伝することによって“怖れ”を肥大させて高額なセミナーやセッションに導く人たちがいます。

そういうことをする側の人たちも問題ですが、“怖れ”をかき立てられてそういう罠にはまってしまう人たち自身も問題なのです。

いついつまでにアセンションしないと、魂がずっと三次元の世界でさまようことになるなどということは一切ありませんし、自分の外側の“怖れ”といくら向き合っても、内面の“怖れ”は解消できないのです。