苦手なこと。
それは、誰にでもありますね🍀
そして
苦手なこと=達成不可能なこと
では、決してないですね✨
《自閉症の定義》
①対人社会性の質的な障害
②言語コミュニケーションの質的障害
③強いこだわり
これらの特徴が原因で社会生活が困難になっている状態
(アメリカ精神医学会診断統計マニュアル(DSM)、WHOの国際疾病分類(ICD)診断基準より)
ZIHEIっ子は、
自分自身を俯瞰して見つめることができない。
相手の気持ちを推測できない、
場の空気が読めない等、
社会性に問題があったり、コミュニケーションが苦手な方が多いですね。
お子さんがね、苦手なことがあり、それが故に《自分は、ダメなんだ》と感じて《不安な気持ちになることが、決してないように育てる》こと。それが何よりも大切な、最優先課題だと思います🍀
自分は、周囲よりできない、
自分は、不出来で劣っている、自分は、不能だとの
《劣等感》を微塵も感じさせないように育てる。
お子さんが
自己を肯定し
愛に満たされ
リスペクトされ
安心して過ごす
そんな毎日を繰り返していくこと。
それが《幸福な人生を育む》事になるのだと思います🍀
そして、私たちはお子さんの苦手なことを しっかりと理解したうえで、
《気がついたら、知らず知らずのうちに苦手なことも克服できていたね🍀》と感じてもらえるように、 スモールステップで刻みながらゆっくりゆっくりアプローチしていけたらいいのかなと感じています🍀
先日、《目合わせ》課題の般化として、日常生活の中で、お子さんからの要求(マンド)のタイミングで視線を合わせる練習をお勧めしました。
ABAセラピーでは、初期に、お子さんが自分の要求を適切な手段で相手に伝える練習(マンドトレーニング)をするのですね🍀
ZIHEIっ子は、要求(マンド)や物の名前の命名(タクト)スキルは比較的容易に習得できるのですね。
でも、対人社会性の質的な障害から、目合わせやコミュニケーションの苦手が顕れますね。
また、誰かに自分の気持ちを伝えて、共感を求めたいとの気持ちも希薄な方が多いですね。
ABAのプログラムの中に、
『共同注視』という課題があるのですが、この課題は
『自分が感じた気持ち(感動)を自分以外の誰かと共有したい』と感じさせ、
『自分の気持ち(感動)を伝えるために他人の関心をひこうとする』トレーニングなのです。
ZIHEIっ子にとっては、この
『共同注視の課題』は、
とってもとっても難しい課題だと思います🍀
共同注視の課題もね。日常生活で、実際にドキドキワクワクを体験したときに練習するのと平行して、
DTTセラピーで、場面を設定したロールプレイトレーニングを時間をかけてなさると良いのかなと思います🍀
お子さんによっては 、日常生活の中でのドキドキ・ワクワクしたことを、自然に ママ(パパ)に 伝えたいという気持ちが 育まれるかもしれないのですが、、、
シャープなZIHEIっ子には、
《こういう場合には、こういうリアクションをするよ✨》 と
DTTセラピーの中であらかじめ練習して慣れておき、
実際の生活の場面で同じようなシチュエーションがあった時にどう振る舞えばいいか ?
セラピーで練習してきたリアクションを一緒にやってみる✨
そんなドキドキワクワクの経験を繰り返すなかで、《一緒にやってみる》という動作模倣のプロンプトをフェードアウトしていくアプローチも有効かなと感じています🍀
《動作模倣》 と書きましたが、どのような課題でも、、、
向かい合って の 対面によるDTTセラピーだけではなく、
お子さんと大人が 二人映る 程の 大きな鏡の前で、お子さんと 鏡に向かって 横に並び、動作を練習してみる事をとても おすすめしたいです🍀
定型発達のお子さんでも、逆さバイバイになる子もいますね。これは、
《自分の動作を俯瞰して見ることができない》のですね。
大人の動作を見た時に、 それをそのまま 自分の動作として イメージすることが難しい お子さんが多いのですね 。
例えば、小学校の 運動会のダンスの練習や学芸会の劇やボールなげやサッカー、縄跳び等も、、、 何かしらの動き方を教えたい時には、
お子さん自身がどのような動きをしているのか?
自分の動きを イメージできるように、 自分の動作を、 第三者的にイメージできるように鏡をみながら練習する習慣を身に付けることをお勧めしたいです。
ターが小学生時代は、大きな鏡を 扉に貼り付けて ( 2m ×1.5m の割れない材質)いました🍀
自分自身を俯瞰してみれるように動画をとってみてみるのも楽しくできるアプローチですね。
以下、
ターが初めて自分から共感を求める言葉を発した日のブログです🍀
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長文を読んでくださりありがとうございました🍀
幸せな週末をお過ごしくださいね✨
浅間ペンギン