いやあ、おかげさまで、
とうとう本編のラジオが
めでたく100回に到達しました。
正直やっぱそれなりに、
やり切った感はありますねえ。
ほぼ二年がかりだったし。
実をいうと♯83のELO辺りからは、
結構苦しかったりしたんですよ。
改めて読み返すと、
なんか毎回繰り返し
言い訳ばかりしてもいますが、
そもそもそんなに作品数を
聴いていないということは、
基礎的な情報が、
あまり頭に入っていないと
いうことでありまして、
そのウラをちゃんと取るのが、
毎度毎度なかなかに
手間がかかってしまって、
それでまあ、ほかの記事が
ほとんど一切上がらなくなって
しまった次第だったりします。
もっとも、手元が混んでいたのは
このラジオだけが理由では
もちろん決してないのですけれど。
そちらもどうやら今月になって
ようやく一区切りがつきました。
詳報はまだ出せないのですが。
ま、たぶんアメリカに入れば
優に100くらいのアーティストは
またラインナップに上がってきて
しまうだろうとも思われるので、
引き続きどうぞ、
気長にお付き合い
いただければと存じます。
たぶんアメリカ編が終わる前には、
きっと新刊も複数
出せてるだろうと思いますし。
いや、さらっといいますけれど、
残念ながら今年も、
自分の新作の刊行には
どうやら漕ぎつけられませんでした。
ただ光明が見えてきたことは
本当ではあります。
きっとここ二年ばかりの苦労も、
いずれそのうち笑い話に
なってくれるのかなあ、と
思い始めたりもしていますし。
まあその辺りの詳しい話は、
また機会を改めてと致しますが、
しかし、出版不況は深刻ですね。
なんだろうなあ、
フィクションというものの、
存在意義そのものを
問われているような気が
そこはかとなくしないでもないです。
いや本当、やや話逸れますけれど、
今年は特に、
公開される映画のどれもこれもに
全然触手が動かなくて
ちょっとどころではなく
首を捻ったりもしております。
まあ愚痴になってもよくないので、
そそくさとラジオの話に戻りますが。
実際この企画をやることで、
自分の好きな音楽たちを
イギリスとアメリカという括りで
きちんと改めて
捕らえなおしてみるという行為は、
随所で予想もしていなかった、
新しい発見をくれました。
もっとも、後半に行けば行くほど、
あ、そっか、まだこの人たちは
ここで書けないんだよなあ、みたいな、
フラストレーションも募りましたが。
そういう訳で、
アメリカの一発目は、
僕の中ではもう
すっかり決まっていたりします。
80年代のアメリカといえば、
これで幕を開けたいなあ、という感じ。
いまだによくテレビでも
流れてきたりしますしね。
さて、いったい誰のどの曲でしょう。
面白がって、半年かけて
じっくり予想して
いただけたりすれば幸甚です。
それから、最近コメントを
置いていって下さったお二人の方、
どうもありがとうございます。
リアクションすっかり遅くなりました。
御容赦ください。
まずは、きささん、でよろしいでしょうか。
流行に捕らわれないというか、
むしろこれしか続けられない、
というのが正直なところです。
また気が向いたら
覗いて下さればと存じます。
たぶんあと120回くらいは、
同じことやってるだろうと思いますので。
そして、千畝の件（→こちら）に
すかさずリアクション下さった
lionheartsvegaさん、
いつもありがとうございます。
おかげさまで同誌も無事、
校了となっておるそうですので、
来月頭にはちゃんと
僕の原稿も載った状態で、
店頭に並ぶかと思います。
見かけましたら是非。
そうですねえ、あまり芳しい報告を
ここで出来ていないのは
まあ確かなんですけれど、
自分では、そういう巡り合わせも
時にはあるだろうなあ、と思ってます。
とりわけこういう仕事だし。
確かに良縁奇縁、
人生様々だと思います。
佐野さんとの御縁なんか
僕にとって最早
生涯の宝物ですし。
とにかくまあ、来年は
ここでもちゃんと
自分の新作の話が
できるようにしたいよなあ、と
気持ちを新たにさせていただきました。
でもたぶん、本当にもうちょっと。
では、急に寒くなりましたので、
皆様体調にはくれぐれも
お気をつけてお過ごし下さい。
また木曜から
粛々と通常運転致します。