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前回のブログで

久留里線・小櫃(おびつ)駅の訪問記をUPしました。

 

前回のブログもチェックくださいませ。

 

小櫃駅は久留里線の前身である千葉県営鉄道の手により

大正元年に開業した駅。

当時は762ミリゲージで

国有化後の昭和5年に現在の1067ミリゲージに改軌されました。

 

改軌によって新線に移設された路線は数多くありますが、

久留里線もご多分に漏れず

小櫃駅周辺にて、新線に切り替えられた形跡があるのですよ。

 

下は国土地理院のサイトに掲載中の

昭和22年撮影の航空写真ですが、

画面中央に写る小櫃駅周辺をじっくりご覧ください。

 

赤線が現在の久留里線ですが、

その右にややカーブがきつめな軌道跡っぽい土地(青線)が写ってるのです。

これは久留里線が開基される以前の旧線で

間違いないのではないでしょうかね?

改軌に伴い省線サイズの車両が入線することから

カーブを緩和する目的で

新線に切り替えられたのではないでしょうか?

 

だとすると、現在の地図上に当てはめると

旧線はこの位置にあったはずです。

 

小櫃駅の駅前広場が広く空いている理由は、

元はこの位置に

旧線の駅舎があったからということになるのですが…

 

久留里線が改軌されてから既に92年が経過。

さすがに痕跡を見ることは出来ませんでしたが、

廃線跡を転用した道路がわずかな区間ですけどあります。

軽便時代の雰囲気を求めて

旧線跡をなぞる散歩を楽しんできました。

 

まずは駅前広場のすぐ先にある交差点を右折します。

 

すると、なだらかにカーブする道路が現れますが

この道の中腹辺りから先が

廃線跡を転用した区間になりますよ。

 

道を進んだ先で振り返った景色です。

左に見える柵の奥が小櫃駅のホームでした。

 

旧線跡は正面に見える倉庫と茶色の建物の

間付近を伸びてたはずですけど、

どちらも後天的に建てられたモノですので

念のために言っておきますね。

 

旧線跡はこの辺りを伸びていたのではないでしょうか?

 

道路を進むと

カーブの先に久留里線の戸崎街道踏切が現れますが…

 

旧線跡はカーブせず、まっすぐ伸びていたはずです。

 

旧線が伸びていた方向に用水路が伸びてましたが、

これも旧線の名残なのかしら?

 

この先は私有地なので探索はこれで終わりです。

庭園の中に旧線跡があるはずですけど、

遠くから眺めるだけにしときましたよ。

以上が小櫃駅周辺で見られる旧線跡でしたが…

 

これだけ?

すみません。

時間に制約がありこんだけしか見れませんでした。

 

そうそう、それと小櫃駅の向かい側には

蒸気機関車のC12 287も保存されてるそうです。

これを完全に見過ごしていた自分。

駅めぐりを楽しむなら下調べが重要なことを肝に銘じて…

いつかまた、廃線跡探索を目的に小櫃駅を再訪したいと思います。

 

 

 

 

 

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