皆さま、おばんです!
今晩は久留里線の起点・木更津駅からひと駅目の
久留里線・祇園(ぎおん)駅の訪問記です。
おっと間違えた!
駅名標はこちらでした。
ちなみに最初にUPした駅名標は
福岡市営地下鉄空港線・祇園駅のモノです。
「祇園駅」は京都にありそうな駅名ですが、
現在は上記の2駅のみが存在するらしい。
過去にはJR可部線や京都市電にも
「祇園駅」が存在していたそうですよ。
それではなぜ、各地に「祇園駅」がある(あった)のか?
理由は簡単で「祇園」という地名が
全国各地にあるからだそうです。
そもそもこの地名は
京都府東山区祇園町にある八坂神社に由来しており、
八坂神社の神霊を勧請した神社が全国各地に広まると、
それにあやかるべく「祇園」という地名も
全国中に広まったとのこと。
木更津市内東部のこの辺りも
八坂神社から勧請した須賀神社があることから
「祇園」という地名が付いたそうですよ。
祇園駅から須賀神社までの距離は約600メートル。
徒歩9分の場所にあります。
自分はスルーしちゃいましたけど、
17世紀後期に建立された本殿(県の有形文化財指定)が
見事だそうですので気になる方はチェックすべし。
それでは駅の様子を伺ってみましょう。
駅前を横切るのは
久留里線の終点・上総亀山駅までの大部分の区間を
久留里線と並走する国道410号線です。
祇園駅は小さな無人駅ですが、
久留里線内(起点の木更津駅を除く)で
もっとも利用者が多い駅だって事実は
スゴイと思いません?
まぁ…駅前の住宅に囲まれたこの景色を見れば
納得しちゃいますけど。
祇園駅は昭和36年に開業、
今ある待合所は開業当時から使われていたモノに代わって
平成2年に竣工したモノです。
建物財産標が貼られてました。
続いてはホームにイン。
祇園駅は単式ホームがあるだけの某線構造の駅でした。
自動券売機はなく、
代わりに乗車証明書発券機が置かれてましたよ。
久留里線内は、起点の木更津駅を除くすべての駅がSuica非対応。
中でも祇園駅は東京駅に最も近いSuica非対応駅だそうです。
この旨がWikipediaに書かれてましたが、
そのことを調べてる人がいるってのがスゴイ!
待合所内はこんな感じでした。
待合所は頑丈そうです。
さすがバブル景気の真っ只中で造られた建物ですね。
最後は祇園駅の全景で締めます。
木更津駅から祇園駅周辺までは、
JRの運賃が150円なのに対してバスは220円~250円が必要です。
運賃はJRの方が圧倒的勝利ですが、
背中のかゆいところに手が届くようなルートと
本数が運行されてるバスが、
想像以上に便利なのに驚きました。
(実は自分、祇園駅までバスで訪れたのです)
ここから隣にある上総清川駅までの距離は2キロ弱、
徒歩だと15分ほどで着きます。
今回は列車に乗車するタイミングが合わず
上総清川駅まで徒歩移動しましたが、
その様子は次回に続きます。
↑(木更津駅方面)
祇園駅(令和4年8月25日)
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