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皆さま、おはようございます!

 

ようやく仕事の繁忙期から抜け出せました!

これから3週間はデスクワークがメインです。

我慢していた駅巡りも再開しますぜ☆

 

今日は信楽高原鐵道信楽線から

勅旨(ちょくし)駅の訪問記です。

一見すると何の変哲もなさそうな勅旨駅ですけど

只の無人駅と思ったら大間違いです。

信楽線内にある停留場タイプの駅では唯一、

国鉄時代の昭和38年に開業した駅なのですよ。

 

ちなみに勅旨駅が開業する前年、

信楽線ではそれまで”汽車”だった旅客列車が気動車に。

雲井駅の貨物輸送が廃止されたのもこの年でした。

なお信楽線内の蒸気機関車は

昭和48年まで運行されてたとのことです。

 

そんな勅旨駅ですから

国鉄臭がプンプン漂ってるかと思いましたら、

入口にロッヂ風の建物が鎮座し、

そこそこに新しめな雰囲気でしたっけ。

 

この建物は駅舎ではなく駅便(駅の便所)です。

信楽線は玉桂寺前駅以外のすべての駅にて

駅便が完備されてるので優秀ですね。

 

駅便の脇に伸びるスロープを伝ってホームに進入します。

このスロープはバリアフリー化のために設けられたモノで

国鉄時代はありませんでした。

 

ホームの手前側に駐輪場がありますが、

ここに掲げられた看板が気になりまして…

 

こちらの看板も結構古めですが…

 

それ以上に気になったのはこちら。

右下の「甲賀市」の下に

文字が改められたステッカーが貼られた形跡がありますよね。

勅旨駅が所在する甲賀市ですが、

勅旨駅が開業した当時は信楽町で

平成16年に5町が合併して甲賀市に変わりました。

どうでもいいことかもしれませんが、

自治体の変化が伺えるこんな形跡が大好きなのですよ。

それと「駐輪場」ではなく「駐車場」という表記も。

この看板、国鉄時代からあったモノで間違いないでしょう。

 

話を駅に戻します。

気動車用の停留場として開業した勅旨駅は

単式ホームがあるだけの無人駅。

ホームの中央には

いかにも”国鉄”な上屋が設けられてました。

 

出入口はホーム中央にもあります。

第三セクター化後にホームが嵩上げされた様子が

ハッキリとわかりますね。

 

勅旨にも信楽焼のタヌキさんがおりましたぜ☆

 

ホームから窯元さんも見ることが出来る勅旨駅。

列車で通過するだけじゃもったいない気がしますよ。

勅旨駅がなければ

自分がこの地を訪れることはありませんでした。

そんな、全国各地のステキな場所に誘ってくれる「駅」ですけど、

来春のダイヤ改正で日高本線・浜田浦駅山田線・平津戸駅が廃止に、

正式発表はされてませんが

留萌本線の石狩沼田駅~留萌駅間も廃止の見込みです。

 

仕事だけじゃなく、趣味も時間が全然足りなすぎ!

そんな思いもよそに

何もできずにハカハカしてるのは自分だけですかね?

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
信楽高原鐵道信楽線

 

貴生川駅

紫香楽宮跡駅(令和4年9月7日)

雲井駅(令和4年9月7日)

勅旨駅(令和4年9月7日)

玉桂寺前駅(令和4年9月7日) 前編 ・後編

信楽駅

 

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