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皆さま、こんにちは!

 

前回に続き、信楽高原鐵道信楽線の駅の訪問記です。

信楽線は全長わずか15キロ弱の路線なのに、

起点の貴生川駅から次の駅までの距離が

9.6キロも離れている面白い路線なのですよ。

そんな特異さがあったために

痛ましい事故が起きたのも事実ですが…

 

貴生川駅の先にある駅がこちらでした。

信楽高原鐵道信楽線・

紫香楽宮跡(しがらきぐうし)駅です!

昭和62年7月、JR信楽線が第三セクター化された際に

設けられた駅でしたよ。

 

駅名標に「紫香楽宮跡駅」の表記があったので

駅の愛称かと思いましたら、正式な駅名表記だったらしく。

「信楽」ではなく「紫香楽」なのね。

「紫香楽宮」は奈良時代に聖武天皇が造った都でしたが、

政治の中心だった大和国(奈良県)から遠かったために

短期で廃止されたそうです。

 

その跡地周辺にある駅だから「紫香楽宮跡駅」。

紫香楽宮跡までは駅から徒歩40分ほどで着けるとのこと。

かつての町名だった「信楽」は

「紫香楽宮」から由来してるのかと思いきや、

逆だったみたいで…

「信楽」に都を造るにあたり、

都にふさわしい文字を当てはめたそうですよ。

 

そんな歴史に包まれた場所にある紫香楽宮跡駅ですけど

アクセスは良好で、国道307号線沿いにありました。

 

駅前には、滋賀県内に点在する歴史観光地を記した

観光案内の看板があります。

もちろん「紫香楽宮跡」も記されてましたよ。

 

構内にあるのは駅舎ではなく駅便(駅の便所)。

信楽線は、先述した玉桂寺前駅以外のすべての駅に

駅便が設けられてるのですから優秀です。

 

それではスロープを渡りホームを覗いてみましょう。

 

紫香楽宮跡駅は単式ホームがあるだけの

停留所タイプの駅でした。

 

ここにもいましたよ、信楽焼のタヌキさんたちが。

 

それにしても愛嬌があるタヌキだこと。

 

こんなアングルで写真を撮りたくなるの、

自分だけじゃありませんよね?

 

紫香楽宮跡駅はカーブ上に設けられているため、

線路にカント(2本の線路間の高低差)が設けられてました。

信楽線では現在、各駅停車の列車しか運行されてませんけど、

以前、快速列車が運行されていた名残でしょうかね?

 

構内全景はこんな感じです。

 

線路に無断で立ち入ったわけではなく

付近の踏切から撮影してますので、念のために言っておきます。

 

さてさて、信楽線の歴史で忘れちゃいけないのが

平成3年に起きた列車衝突事故でした。

現場は紫香楽宮跡駅から700メートルほど貴生川駅寄りです。

この後は事故現場に足を運びましたが、

長くなりましたので次回に続きます。

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(第三セクター線 私鉄線 ほか)
信楽高原鐵道信楽線

 

貴生川駅

紫香楽宮跡駅(令和4年9月7日)

雲井駅

勅旨駅

玉桂寺前駅(令和4年9月7日) 前編後編

 

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