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皆さま、おはようございます!

 

前回のブログで、我が地元である仙台の梅雨明けはいつかな~

なんて書いたら、その日のうちに明けちゃいました!

一昨日は幼稚園行事の動画を撮影する仕事をしてましたが、

さっそく熱中症気味です。

今日は全国的に気温が上がるみたいですので、

体調を崩さぬようご注意くださいませ。

 

さて今日は、海沿いに線路が伸びる予讃線(愛ある伊予灘線)から

伊予出石(いよいずし)駅の訪問記です。

この駅には絶対に見たいと思っていたモノがありまして…

伊予出石駅は大正7年に、予讃線の前身である愛媛鉄道の手により開設、

国鉄時代は貨物の取り扱いも行う駅員配置駅でした。

当時使われていた駅舎は惜しくも

昭和50年代半ばに解体されてしまいましたが、

Wikipediaによると、ホームの手前に

ラッチ(改札口)が撤去されぬまま存在するらしいのです。

これは駅マニアが狂喜乱舞するアイテムじゃないですか!

 

そんなことで、ワクワクしながら伊予出石駅に着いたのですけど…

ラッチは何処に?

 

いやいや、ラッチどころではなく、

駅舎跡と駅前広場も無くなってるじゃないですか!

昔はここに駅舎があったはずなのですが…

新しい道路が敷設されたために

駅前広場もろとも整地されてしまったみたいです。

マジっすか…

 

ここで、駅舎があった時代の伊予出石駅の様子を伺うために

国土地理院のサイトに掲載されてる

昭和51年撮影の航空写真をチェックしました。

伊予出石駅の駅舎は造りがちょいと変わってまして、

正面に出入口があるのは一般的ですが、

ホームの出入口は駅舎の背面ではなく妻面にあったようですね。

ラッチは駅舎内ではなく、ホームに面した位置に設置されたために

駅舎が解体された後も残されていたらしいですよ。

 

ここの階段は旧駅舎時代から使われているモノ。

この手前にラッチがあったみたいですね。

旧駅舎時代の遺構を見たかったなぁ。

 

気を取り直し構内を眺めます。

伊予出石駅は単式ホームがあるだけの棒線駅でした。

 

有人駅時代は左に見える道路付近に貨物ホームがあり、

ここで荷役を行っていたようです。

上の方にUPした航空写真に

貨物を荷役していた広場が写ってますのでご覧ください。

 

待合室は駅便(駅の便所)を併設した仕様ですが、

JR四国エリアでは無人駅の駅便廃止が進行中。

ここを訪れたのは4年前のことですので閉鎖された可能性は大です。

 

待合所の中はこんな感じでした。

 

開業当時の駅名は上老松(じょろまつ)駅で、

昭和25年に現在の駅名に改称されたとのこと。

ちなみにこの駅名、境内のアジサイが有名な

「金山出石寺」の最寄り駅であることから付けられたそうですが、

出石寺の読みは「しゅっせきじ」です。

地元の皆さんが親しみを込めて「おいずしさん」と呼ぶことから

駅名の読みも「いずし」になったみたいですが、

ステキなエピソードだと思いません?

 

伊予出石駅で旧駅舎時代のラッチは見れませんでしたが、

その代わり、伊予白滝駅に移動中の国道沿いで

素晴らしい民家さんを見ることが出来ました。

クルマ好きなら憧れる一軒家じゃないでしょうか?

これなら駅近くの肱川が氾濫しても、すぐに避難が出来そうですね。

さすがにそれは無理かな。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

予讃線(向井原駅-伊予大洲駅 愛ある伊予灘線)

 

↑(向井原駅方面)

高野川駅(平成28年10月12日)

伊予上灘駅

下灘駅(平成28年10月12日)

串駅(平成28年10月12日)

喜多灘駅(平成28年10月12日)

伊予長浜駅

伊予出石駅(平成28年10月12日)

伊予白滝駅

八多喜駅

春賀駅(平成28年10月12日)

五郎駅

↓(伊予大洲駅方面)

 

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