皆さま、おはようございます！
８月に突入し、昨日はようやく関東甲信が梅雨明けしましたね。
ちなみに関東甲信の梅雨明けが８月にずれ込むのは13年ぶりとのこと。
６月下旬に梅雨明けした２年前がウソみたいです。
我が地元の仙台は、しばらくの間は雨が降ったり止んだりみたいですが、
早く梅雨明けしてほしいなぁ…
いつぞやの年みたいに、梅雨明けは「無かった」なんてことに
ならなければいいのですけど。
今朝は飯山線から信濃浅野（しなのあさの）駅の訪問記です。
見ての通り木造駅舎が残る駅でしたよ。
ここは北陸新幹線が開通する以前の平成26年、
駅が移転する飯山駅を見るために一度訪れてましたが、
駅舎に養生シートが貼られていて、
気持ちが落ち込んだ経験がある駅でした。
信濃浅野駅の古い木造駅舎もついに解体されちゃうんだなぁって。
その後の信濃浅野駅について調べてみたところ、
駅舎の工事は「建て替え」ではなく「改装」だったようです。
より古風な外観に改装されたみたいですね。
今回の改装工事は、外壁を塗り替えたとか生易しいレベルではなくて、
山里の古民家を再現するかのように２階部屋が増設された模様。
ちなみにこの部分、中から覗くとわかりますが
実際に部屋があるわけではなくダミーでの再現でしたよ。
なお、駅舎自体は信濃浅野駅が開業した大正10年から
使用されてるモノみたいですね。
信濃浅野駅には待合室の閉鎖時間があるらしいので、
ホームに直接進入する際に通る、
上屋の整備を兼ねた工事だったのではないでしょうか？
いずれにせよ、大好きな駅舎が解体されずに本当に良かったです。
配慮して旧国名の「信濃」を冠したのかと思いましたら、
浅野駅が開業年は大正15年で信濃浅野駅よりも後に開業だったようで。
まさか名鉄一宮線に浅野駅（路線共々昭和40年に廃止）があったから？
そもそも飯山線自体も昭和19年までは私鉄線（飯山鉄道）でしたので、
堂々と「浅野駅」を名乗っても良いように思いますが。
それでは改装工事を終えた駅舎の様子から眺めてみましょう。
信濃浅野駅は簡易委託駅で出札窓口が営業してました。
営業時間は結構短めらしいので、切符を購入する際は注意が必要です。
ホームは駅舎からちょいと離れた場所にありますが、
昔はここに線路が敷かれていたと思った方は大正解ですぜ☆
ホームは現在は単式化されてますが、
国鉄時代は行き違いが可能な島式ホームで
駅舎寄りにも線路が敷かれていたそうですよ。
線路に両開き分岐器の名残りのカーブがあるので、
駅ファンならスグに気づくかな？
今は周辺を住宅に囲まれて見えなくなりましたが、
昔はここから、遠くに信越本線（現・しなの鉄道北しなの線）の
列車の姿を眺めることが出来たらしいですよ。
信濃浅野駅、実はしなの鉄道北しなの線とは
400メートルしか離れていない駅でした。
最後は単式ホームの様子で〆ます。
ホームは列車の最大４両の列車長に合わせて延長されてるので
大きな弧を描いてました。
古風な姿に変わった駅舎もステキではありますけど、
いかにも国鉄駅っぽさが残る旧駅舎も
悪くないと感じてるのは自分だけですかね？
来年は飯山線開通＆信濃浅野駅開業100周年を迎えますが、
催しがコロナ禍で潰れないことを願ってます！
長野で人気の蔵元、大信州酒造さんの豊野蔵は信濃浅野駅のすぐ近くにあります。
高級酒で一杯やりながら車窓風景を楽しみたいですね。
↑（豊野駅方面）
信濃浅野駅（平成27年12月30日）
飯山駅（平成26年10月15日） ・新駅（平27年12月30日） 前編 ・後編
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桑名川駅
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越後岩沢駅
内ヶ巻駅
↓（越後川口駅方面）
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