皆さま、こんにちは!

 

今日から先月訪れたばかりの鳴門線の駅巡りの様子をUPします。

鳴門線は高徳線の池谷駅から分岐する総延長8.5キロの路線で、

起点の池谷駅を除くと6駅しかありませんので

一気にいっちゃいますよ。

 

まずは駅名がステキなこちらの駅の訪問記でした。

鳴門線・教会前(きょうかいまえ)駅です!

JR駅にしては駅名の由来がストレート過ぎる気がしますが、

歴史は古く、鳴門線が昭和8年に国有化される以前に

阿波鉄道の手により大正13年に開業した駅だそうです。

Wikiによれば開業当時は「天理教前停留所」だったみたいですね。

 

それでは本当に駅に教会があるかという点ですけど…

駅の真ん前に見えるあの建物はひょっとして…?

 

本当に教会がありました!

教会の正式な名称は「天理教撫養大教会」とのことです。

戦前にお寺や神社前に参拝客向けの駅が設けられた話を聞きますけど、

ここもそんな経緯で開業した駅ではないでしょうか?

 

駅名に「天理教」の名が入ると、

他の宗教を信仰している乗客が利用しにくくなるので、

駅名は「教会前駅」に改められたのではないかと。

天理教撫養大教会の裏手側には八幡神社もありますからね。

 

ちなみに教会前駅のお隣りにある駅は金比羅前駅なり~

教会前駅が所在する鳴門市は、

古来から淡路島を経由し本州と四国を結ぶルートの四国側の玄関口です。

街中で様々なお寺さんや神社が見られるのも

こんな歴史背景があったのではないでしょうか?

 

それでは駅の様子をチェックしますよ。

教会前駅は停留所が起源の駅ですので駅舎はなく、

単式ホームとホーム上に上屋が設置されてるだけの駅でした。

 

こんな簡素な造りの駅でも

立派なスロープが設置されてる点はスゴイと思いません?

このスロープは天理教の信者さんの願いの賜物?

いやいや、JR四国の優しさの表れだと思います。

 

こちらが教会前駅の単式ホームでした。

上屋の中には列車の運行状況を知らせるパネルが設置されてましたよ。

 

最後は教会前駅の全景で〆ます。

駅名だけ聞くと、結婚式会場にあるチャペルみたいな駅舎がある駅を

思い浮かべましたが全然違ってました。

天理教について自分はまったく無知でしたが、

どこの教会も撫養大教会のような和風建築みたいですね。

 

鳴門線は総延長距離が短いうえに、駅間が短く(すべて2キロ以内)、

列車の本数もそこそこにある(1時間に1往復程度)路線です。

並行してバスも運行されてますし、

JR四国の路線の中では周りやすさはダントツです。

四国を訪れるたびに、今でも

ダイナマイト四国の「四ッ国 四ッ国」が脳内再生される自分。

最後はどうでもいい話ですけど。

 

☆追 記☆

国土地理院のサイトで昭和36年撮影の航空写真をチェックしたところ、

教会前駅には昔、駅舎があったあったようです。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

鳴門線

 

↑(池谷駅方面)

阿波大谷駅(令和元年8月6日)

立道駅(令和元年8月6日)

教会前駅(令和元年8月6日)

金比羅前駅(令和元年8月6日)

撫養駅(令和元年8月6日)

鳴門駅(令和元年8月6日)

 

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