皆さま、おはようございます!
昨日のブログで、
紀勢本線・紀伊井田駅、牟岐線・日和佐駅の訪問記を挙げました。
共に、ウミガメの産卵で知られている地の最寄り駅でしたけど、
そう簡単には、ウミガメちゃんには会えませんよね。
昨年訪れた駅の中に、
駅の近くでいつでもカメに会える駅があったのですよ。
それも超巨大なヤツに。
2月に訪れたこちらの駅でした。
筑肥線・大川野(おおかわの)駅です!
まず、カメのことは一旦置いときまして…
大川野駅は昭和10年に、民鉄の北九州鉄道の手により開業した駅でした。
北九州鉄道は昭和12年に国有化され、国鉄筑肥線に変っております。
長らく、開業当時からの木造駅舎が使用していたそうですが、
平成14年に解体されたようで。
現在は、平成18年に竣工した「眉山ふるさと館」を併設した駅舎に変ってました。
「眉山」の文字を見て、徳島市内の眉山(びざん)を思い浮かべましたが、
佐賀の眉山は「まゆやま」と読むそうです。
伊万里市と武雄市の境にある標高518メートルの山だそうですよ。
こちらが駅舎内。
あ~んど 併設された眉山ふるさと館の館内の様子。
おっ、旧駅舎時代の駅名標が保管されてますね。
ふるさと館は施錠されていて、
「見学希望の方は近くの〇〇美容室さんから鍵を借りてください」
的なことが書かれてましたが、申し訳なくてガラス越しから眺めてました。
中には、かつて付近にあった炭鉱の資料があったらしく…
遠慮などせず見ておくべきでしたわ。
構内踏切を渡ってホームに入ります。
構内を眺めると…うほっ、側線がいっぱいある!
右に見えるのが現役の島式ホームで、左が廃止された貨物ホームでした。
先に、大川野駅付近に炭鉱があったことを書きましたけど、
繁忙期は大川野駅から炭鉱列車が発着していたそうですよ。
上は昭和23年に撮影された大川野駅の航空写真ですが…わかりますかね?
かつて構内には、貨車に石炭を積み込むためのホッパーもあったようで。
エネルギー転換が進み石炭輸送が廃止されると、
大川野駅から輸送される貨物の主要品目はナシやブドウに変ったとか。
駅名標のイラストは、そんな歴史が描かれていたみたいです。
こちらは大川野駅の島式ホームです。
ホームには古めかしい木造の待合室があったはずなのですが…
既に建て替えられたみたい、1歩遅かったか!
構内の外れに木造の保線小屋がありました。
大川野駅が石炭輸送で栄えた時代を知る、唯一の建物なのでしょうね、きっと。
さてさて、話をカメに戻しまして。
大川野駅に来る際に、偶然見つけた巨大カメに会いに行きます。
その場所は、駅から南西方向400メートル先にありますのよ。
赤レンガの塀で囲まれた伊万里市役所を横切りまして…
いたいた、カメちゃんがいましたよ!
巨大カメ。
これがカメかって?
だって公園の入口に書いてるんですもん、間違いないです。
このカメ、あまりにも巨大すぎて甲羅がすべり台になってました。
もちろん、このカメが生き物でないことは自分も知ってはいるのですが、
こんな遊具がある公園、見たことがなくて…
思わず立ち寄り見惚れていた次第です。
…てか、自分、アラフィフなくせに
九州まで来て、なにをカメ見て感動してるのよ!
2chに「【佐賀】公園でオッサンが築山の写真を撮りまくる」とかスレ立っちゃいそう。
目立つカメだったモノでつい。
よくよく考えたら、ウチでもゼニガメを飼っていたので、
カメ見たさに、これ以上駅を徘徊することは止めときます。
↑(山本駅方面)
大川野駅(平成28年2月2日)
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