皆さま、こんにちは!

 

今日も引き続き、三江線の駅巡りから

木路原(きろはら)駅の訪問記をいっちゃいます。

三江線・木路原駅

昭和10年に開通した三江線(当時は三江北線)に、

昭和31年に新設された木路原駅。

勾配上にあって、小高い築堤上に駅があると聞いていたのですけど…

 

辺りを見回しても駅の看板らしきものは見当たらず。

はてはて、木路原駅はどちらにおいでで?

三江線・木路原駅

 

民家があって、手前にはビニール製のガレージがあって…

って、まさかこの通路の奥にあるのが木路原駅?

三江線・木路原駅

 

真意を確かめるべく、階段を駆け上ってみましたよ。

三江線・木路原駅

 

わぉ、木路原駅の待合室があった!

三江線・木路原駅

 

木路原駅は昭和31年に開業した停留所タイプの駅。

単式ホームの上に待合室がちょこんと載ってるだけの、簡素な造りの駅でした。

三江線・木路原駅

元々狭い敷地内に駅を設けたので、ホーム幅もやたらと狭い感じですね。

点字ブロックを貼り付けたら立つ場所が無くなっちゃいそうです。

 

木路原駅にはユニークな点がありまして、

勾配区間に駅を設けたためにホームが南北方向に傾いているのですよ。

傾斜角度は10‰、ホームのど真ん中に勾配標が立ってました。

三江線・木路原駅

 

記念にすりすり。勾配標が触れる機会はそう多くありませんからね。

三江線・木路原駅

駅の場所がわかりずらく、木路原駅の利用者数が気になりましたが、

乗車客数は昭和58年時点で12人/日はいたみたいです。

ところが近年は鉄道離れが加速し、

最新の統計ではついに1人になってしまったようで…

 

木路原駅、眺めも良く素晴らしい駅なんですけどね…

三江線・木路原駅

 

木路原駅から歩いて5分の場所には木路原天満宮がありました。

三江線・木路原駅

イギリス清教に属する自分は天満宮の中には入りませんでしたけど、

ここには誰が見ても驚いちゃうアレが生えているのでした。

 

三江線・木路原駅

巨大なムクノキです!

 

…というか、ムクノキが巨大すぎて

どのようにして写真を撮ったら良いのかがわからず、

こんな写真しか撮れませんでした!

三江線・木路原駅

木路原天満宮の巨大ムクノキ…

樹齢は不明ですが、大きさ的には高さが約25メートル、

幹周りの長さが8,3メートルもあるそうですよ。

環境庁選定の「全国巨木ベストテン」ムクノキ部門において全国9位、

島根県内ではナンバーワンの大きさだそうです。

ムクノキの大きさにも驚きましたが、

環境庁がそんなランキングを集計していたことも衝撃でしたわ。

 

そんな天満宮がすぐ近くにある駅ですから、

木路原駅の神楽愛称駅名標の表題は「天神」

天満宮といい巨大なムクノキといい、いかにも神様が宿っていそうな駅でしたが…

三江線・木路原駅

どうせ宿るなら千客万来の神様をぜひ!

1日の乗車客数が1人とか、少なすぎますって。

 

 

訪問駅リスト(JR線)

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