青天の霹靂でした
先日武道館公演を実現させたばかりのNEMOPHILAからちゃっきーことSAKIさんが脱退のニュースが飛び込んできました
ここまでDESTROSE、mixx、Re:MAKER、Mary's Bloodと渡り歩いてきた彼女ですが、この脱退により所属バンドは実質AMAHIRUのみとなりました(こちらは恒常的なバンドではないですが)
突然でしたが、NEMOPHILAについて言えばなんせ3rdの方向性がガンブレてたのが気になっていたので、誰か辞めてもおかしくない空気はありましたかね。。。カッコもなんかすげぇことになってたし
作品のクオリティならばどう考えても1stが突き抜けてたのは誰も異論がないところでしょう
あの1枚は奇跡つっても良い位のレベルの楽曲が揃い、とんでもないキラーチューンばかりでした
REVIVE/DISSENSION⇔雷霆/OIRANの疾走系キラー4曲で様々なハードチューンサンドイッチという構成も見事だしLifeという屈指のアンセムも収録、ハラグチサンのHYPNOSSやちゃっきーのRollin’Rollin’など多様性にも目配せしながら、芯にはmayuさんのはすっぱvoをドーンと据えた素晴らしいバランス感覚、全く隙の無い1枚です
メンバー作曲に拘ってない点も含め、チームで「最高にウェルメイドな作品を作る」って目標に向かって邁進してる点も新世代の価値観って感じですげぇ良かった
私もあれ聞いた時に絶対にこのバンドは天下を取る!とコチラに書いてました
ただ正直1st以降は楽曲の出来はややバラけてしまってました
これは事務所がバンドに求めたスピードが尋常じゃなかった部分もあったんじゃないかと思う
1枚目は溜めたグッドアイディアをチームとして練り上げた、って感じがしたけど、以降はあまりに余裕がないスケジュールだったのかもしれない。現場は満身創痍だった可能性はおおいにある
TV出演や露出の仕方がアイドルっぽくなったのが嫌になった可能性もあるかも
愛くるしいルックス故にそういう売られ方されがちなちゃっきーだけど、当人にはサブカル嗜好を兼ね備えつつのカッコいいミュージシャン像があるはずでそのあたりにギャップが産まれたのかもしれない
はたまた武道館がもう一つ埋まらなかった事からもギクシャクが産まれたのかもしれない
道程は不明だが、結果としてこの辞め方はmixx脱退時にとても似ている
要するに、私はやはり「大人のやり方」に疲れてしまったのではないか、と思っているのだ(実際のところは分からないけど)
ライステで彼女を初めて観た時から既に15年位経った
狭く暗いライブハウスだったけど、あの頃から彼女は圧倒的に眩いスター性でステージを照らしてた
まだ子供だったけど、他のどんな演者よりも輝くステージングで「この子は。。。!」となったのが昨日の事の様だ
あれから時は流れたが、ここまで華のあるギタリストには終ぞお目にかかれてないことからも、彼女が如何に特別な存在なのかが分かる
着実に歩を進め、いつの間にやらガールズメタルのアイコンとなり、遂にはホールを一杯にするだけの魅力を携えるようになっていた
あの頃の少女は今やもう立派な大人のミュージシャンとなり、界隈を象徴する存在となった
彼女はなんせ頭が良く、確固たる信念がある。そして少し頑固だ笑
だから道を違える事もあるのはすごくよくわかる
多分しばらくバンドはいいや、ってなってると思うんですが、私は案外不安にはなってません
似たような局面は何度もあったし、その度に彼女は必ず戻って来たから
私は昔からずっと書いてます
彼女は音楽に選ばれている、と
なんせこのブログは限りなくちゃっきーの記事から始まってますので、→コチラ
これからもほんのり活動は見守りたいと思います
少しゆっくりしたらまた
がんばって、ちゃっきー
でわ
最近はバシッとカッコいい写真多いけど、私の彼女の印象はずっとこんな表情です
なんでやろか