昨日Mary's Blood を書いたので、やはりこちらも触れずにはいられない、DESTROSEについて書きます。
DESTROSE→DESTROY と ROSE で破壊の薔薇という、世代によってはモロにXを感じる名前ですが、音楽性も正にそんな感じ。「破壊の薔薇」と「Headless goddess」というヘドバン曲はXっぽさを感じさせます。 他にも「chaind destiny」って曲が、「week end」っぽかったりとかします。かと言って、全曲がそうというわけでもなくて、洋楽からの影響も良い具合に交じり合ってます。メンバー全員女の子で皆可愛く、華のあるバンドでもあります。
前回ブログにも書いたとおり、一度、中心メンバーのgt．minaさん以外が全員脱退しているので、今のバンドはその時とは全然違うメンバーですが、minaさんが詩曲を書いているので、大きな音楽性の変化はありません。
一際目を引くのが、最年少メンバーでリードギターのsakiさん。まだ10代にも関わらずトンでもないギターテクを持っていて、その超絶フラッシーなギターソロは完全に目と耳を奪います。初見の時は動きがぎこちなかった部分もあったのですが、最近は誰よりもヘドバン！って感じで、ステージングもカッコよく、本当に素晴らしいギタリストです。見た目は非常に顔の小さいお人形さんのような美人さんなんですが。。。どこからあのパワーがでてくるのか。。。DESTROSE以外にも色々と個人でギタリストとして仕事が舞い込んできているようで、そのあたりの経験も是非DESTROSEにフィードバックして欲しい！メタラーとしては将来が非常に楽しみです。※追記 残念ながら2010年6月を持って、sakiさんは脱退（泣）されました。バンドは新ギタリストsatty、新ヴォーカリスト AKANEを迎えて活動を続けています。
ベースのamiさんも佇まいはクールビューティーなんですが、いざライブが始まると、ガッと大股を開いて凄まじいヘドバン！これがまた最強にシビれるカッコよさ！時折見せる笑顔がまた素敵。
中心人物のminaさんは決して前にでないタイプではないと思うのですが、DESTROSEの詩曲を全て作ってるだけあって、一歩引いて、トータルでバンドを見ている感じを強く受けます。なんといっても彼女達の最大の魅力である素晴らしい曲群を全てあの小さな身体で書き上げてるとは。。。感服です。
ってなかんじで、Mary～と共に今、最も注目しているメタルバンドです。正式流通音源は前布陣の時の、オムニバス「サムライメタルvol4」の「Headless goddess」しかないので、一刻も早くアルバムをリリースして欲しい！
見た目も華やかなバンドだし、彼女達はお茶の間レベルにまで浸透するポテンシャルを秘めてるバンドだと思います。こういうバンドが売れてくれないと、メタル界は闇に包まれてしまいます！女性メタルバンドがMステで疾走曲ぶちかます。。。それができたら、SHOW=YA以来の偉業です。そうなったらなんか痛快じゃないですか、メタラーの皆さん！？ってことで、興味がある方は是非ライブに足を運んで下さい。一緒に盛りたてていきましょう！
って、初手から２連続で国産ガールズメタルバンドの事書いたので、次回は若干メタルからは外れますが、自分の音楽人生で欠かすことのできない coaltar of the deepers について書こうと思います。
でわ。