ってことでtakです
休日は本当にあっという間に過ぎ去りますね
1日のスピードがおかしい
明日はまた仕事です
そんな毎日ですが、最近カッコいいバンドに出会えたのでシェアします
US/ニュージャージーのデスコアバンド、LORNA SHORE(ローナ・ショア)です
わてくし、趣味嗜好として最近まではメタルコアまでがエクストリーム聞ける限界で、デスコア/ブラッケンドコアは長く聞くにはちょいと。。。と思ってました
いや、すげぇカッコいいんですけど、メタル歴激長なわてくしの耳をもってしても曲が似通って聞こえる事は否めず、アルバム1枚はしんどくて。あと音質が悪いバンドが多いなぁ、って思って勝手に限界を設けてました
ただ、デスコアは比較的産まれてから日が浅い事もあってか、日々細分化/深化を遂げており、昨日書いたDEXCOREやOceans Ate Alaskaのような叙情性を纏ったバンドも多く登場し始めたんです(Ocean~は厳密にはプログレッシヴコアかもだけど)
元々私はドラムをやっていたので、こういう異次元の変拍子とか手数足数の妙を聞くと感嘆感銘の嵐になります
どういう頭してたらこんなドラム叩けるんや、と
絶対に理系脳じゃないと無理
東大行きながらラグビー世界一になれないと無理
そんで、LORNA SHOREの話になるんですが、実は結成は古く2009年
この手のバンドにありがちな激しいメンバーチェンジを経験し(結成時のメンバーは既に全員脱退)、2020年にはC.J・マクレリーという強烈なフロントマンを得て名作「Immortal」を作り上げるも、そのマクレリーが秒で不祥事解雇→バンドも初来日がキャンセルという憂き目にあってましは
そんな悲劇的展開にもめげず彼らが獲得したのが現ヴォーカリストのウィル・ラモス
所謂デスコア歌ってみた的な自身のユーチューブチャンネルを見たバンド側からオファーを受け加入に至ったとのことで実に今風な話
んで、このウィル、見ての通りのグッドアピアランスに加えてテクニックが超絶凄い
そのあまりの凄まじさはtiktokでバイラルヒットを飛ばした程
そんなことある?デスコアやで?!
それがこちらの「TO THE HELLFIRE」
いや、人間辞めてるやん
ありとあらゆるガテラルのテクニックを投入してる
ファミコンがいきなりスウィッチになったくらいの進化
特に5分14秒あたりからのヴォーカリゼーションを聞いてみてください
完全に獣人化してます
これにはガチで衝撃を受けました
また、特筆すべきはストリングスを絡めたシンフォニックなアレンジをデスコアに取り入れてる点
ウィル加入後初のアルバム「Pain Remains」から上梓されたこの曲
LORNA SHORE「Sun//Eater」
多様な感情を表現しうるウィルの声にドラマティックなストリングアレンジを加える事でホラー映画やゲームに通じる世界観も纏ってます
こと「怒」の感情に特化しがちなジャンルに於いて「哀」や「悲」の感情を強く感じる事は彼らの唯一無二の個性で間違いない
この辺りは往年のFLESHGOD APOCALYPSEの手法も思い出しました
その劇的な叙情性を存分に感じられるのが最新作のラストを飾る3部作「Pain Remains」
この動画で一気にプレイされてるので是非見て欲しいです
劇的で暴虐的で果てなく悲しく絶望に満ちたこの音楽
緊迫感に満ちた20分間はあっという間に過ぎ去り、聴後には間違いなく何かを心に残してくれます
デスコアというジャンルは遂にここまで来たのか、と嬉しい気持ちになりました
ウィルはスターになるべき男だと思います
グッドルッキンなヴィジュアル
圧倒的なスキル
言わずもがな、Bring Me The Horizonのオリヴァーサイクスを思い出します
今はロックアイコンとなったオリ
彼もまさにデスコア界隈から生まれてきたロックスターだった事を考えれば、まだ20代のウィルの将来も実に明るいと考えます
新世代のアイコンとなりうる逸材です
いやー、カッコいい
DIR EN GREYに通じる音楽性/ヴォーカリゼイションでもあるので、ディル/京さん好きな人にもおススメです
ここまでのスターがまだ来日してないとは信じられません
アルバムも日本盤出てるし、サブスクでも聞けるのでガンガン聞いて応援して、このNext Big Thingに来日してもらいましょう!
そんなこんなで
tak