ってことでtakです
1週間が終わりました
私は毎週金曜日に管理職会議があって本社に召集されるのですが、7時~19時くらいまでほぼ座りっぱなしの会議なんです
なにがすげぇってホントに一部のダラダラする隙も無いんです
3時間会議→10分休憩→3時間会議がエンドレスに続く
まぁまぁな地獄じゃないですか
ところが、ふっと気が付けばまた同じ椅子に座ってます
ずっと考えてて気が付くと1週間が経ってるんですよ。ホラー
自分自身にバッファが無いから着地点が見えないまま遮二無二動く毎日です
余裕が戻る日は来るんだろうか笑
さて、そんな爆忙な毎日ですが、幸いなことに音楽聴こうかな、って思うくらいのMPはまだあります
こういう時って気持的にチルな音聞きたくなるかと思ったんですが。。。逆ですね
ストレスを発散したくなってるのか、よりアングリーで一層ブルータルな音を身体が欲するようになってました笑
そんなわてくしが最近感銘を受けてるのが彼ら
名古屋発V系メタルコア/デスコアのDEXCOREです
彼らを初めて聞いたのは2020年ですかね
ご多分に漏れず1st「[METEMPSYCHOSIS.] 」収録の「DRAGOUT.」で一聴して「エグ!」となりました
基調はデス声満載のメタルコア/デスコアサウンドなのですが、サビになるとvo架神さんの強烈に美しいハイトーンが耳を捉える
この美醜のコントラストが最大の特徴であり魅力です
サビでいきなり歌謡曲メロが入ってくるメタルコアバンドはかなりいますが、彼らのサビって幻想的な空気を纏ってて、シンプルキャッチーに留まってない
そこが最高に好きなんですね。どっかシューゲイザー的ですらあるというか
本質的な部分ではメタルコアよりALCESTあたりとの親和性を感じます
2nd「-18-」は1stを踏襲した作風で「Red eye」や「Self-Hatred」といった必殺キラーも収録
正統進化な1枚でファンもがっちり溜飲を下げました
そしてそこから現在に至るまでの2年以上、アルバムは発売されておらず、私はチェックを怠っていたのですが
絶望メンタルの今、改めて彼らの新曲群に触れ、心底痺れました
彼らの音力は私の想像のはるか彼方まで届いていたからです
まずは2022年に発売された「THE LIGHT」「THE DARK」という連作
「THE LIGHT」はGraupelあたりを彷彿させつつメロデス風味をまぶしたエモデスコアチューン。。。ってそれなんぞ?!
そう、最早全く以て俺のカスな語彙力では表現しきれない音楽性
然れど果てしなく美しく果てしなくカオティック
終盤に向けての盛り上がりには涙を禁じ得ない
最果てまで私たちを誘ってくれる涅槃の果ての音塊なのだ
双璧成す「THE DARK」は徹頭徹尾暴力が頭をブチ殴ってくる激烈ブルータルチューン
リフというリフ、リズムというリズムが暴虐の限りを尽くしてくる地獄の音階
圧倒的に突き抜けている
続いて2023年4月の「Savior」
いや、これすげぇだろ、この1年間なに食ってきたんや
あらゆる音/ジャンルを飲み込み「DEXCORE」というフィルターに掛けて生まれたのは、カオスに塗れ倒した新しい音
全編に鳴り響くストリングスをブラストビートが切り裂いたかと思えば、どこまでも美しいハイトーンでエモく迫る
全ての要素がビルドアップした結果、完全に新境地に達している
そして最新作の「SKINDEEP」
梦斗さんの曲だからかやや毛色の違う空気感
シンプルで押しの強い激ヘヴィなリフと厳ついリズムのストップアンドゴーで押して押しまくる
解放感のあるサビとの対比も実に効いていてビンビン来る
なにより彼らが確信をもってこの音を届けてるって信念/自信が音から溢れかえってる
上手い下手を越えて(いや、勿論上手いんだけど)音から漲る彼らのアティテュードが満身創痍の46歳社畜の心に深々と刺さる
音で人を救うことは出来ない、と誰かが言っていた
いや、そんなこたねぇよ
俺はこの音で救われた
なんというかやはり信念を持った、表層的でない音ってグッときます
本当に音楽に賭けている人にしか出せない音というか
理屈を超えてくる
職業ミュージシャンでなくアーティストにしか宿らない、音階を越えた何かが彼らの音には込められててそれに心を動かされました
久々に魂に響いたいい音を浴びて、来週もがんばれそうです
ありがとうDEXCORE
でわ
tak