After Midnight with Boston Blackie

出所したバーナビーは5万ドルのダイアを娘のベティに譲ろうとした。だがバーナビーは殺され、ベティは誘拐された。


映画関連目次(闇雲映画館)

製作年:1943,監督:Lew Landers,脚本:Jack Boyle,Aubrey Wisberg,Howard J. Green


■ はじめに

◆ 登場人物

ダイヤモンド・エド・バーナビー(ウォルター・ボールドウィン)
ベティ・バーナビー(アン・サヴェージ) 娘
ホレイショ・ブラック(チェスター・モリス) ボストン・ブラッキー
アーサー・マンレダー(ロイド・コリガン)
ラント(ジョージ・E・ストーン)
ディキシー・ローズ(ジャン・バッキンガム) ラントの婚約者

ファラデー警部(リチャード・レーン)
マシューズ巡査部長(ウォルター・サンデ)
ジョー・ハーシェル(サイ・ケンドール)
サミー・ウォルシュ(アル・ヒル)
マーティ・ベック(ジョージ・マッケイ)

◆ 補足

ボストン・ブラッキー・シリーズは何作も作成されている。

アン・サヴェージは「(1945)恐怖のまわり道/Detour」があまりにも有名だが、むしろコメディ映画によく出演している。
 


■ あらすじ

◆ バーナビーはダイアを娘に

ダイヤモンド・エド・バーナビーは仮釈放になり、10万ドルのダイアモンドを娘のベティに譲ることにする。

だがバーナビーは自分が宝石を持っていることを知っている人物がいることを掴み、とりあえずダイアモンドを貸金庫に隠した。

ベティに誰かから電話がかかってきて、その場で待っているように言われた。だが誰も現れなかった。

ベティは父親の親友のホレイショ・ブラック、すなわちボストン・ブラッキーに連絡をした。

ブラッキーはベティを友人のアーサー・マンレダーのアパートに連れて行って、ベティのことを依頼した。

その関係でマンレダーの友人ラントはディキシー・ローズ・ブロッサムとの結婚式を延期した。

◆ バーナビーは殺された

ブラッキーはバーナビーが借りていた貸金庫を突き止めた。

ジョー・ハーシェル、サミー・ウォルシュ、マーティ・ベックはバーナビーにダイアモンドを隠した場所を教えるように迫った。

三人が去った後、バーナビーは警察に電話をかけたが、すぐにハーシェルに殺された。

そこにブラッキーが駆けつけて、さらに警察が駆けつけた。

ブラッキーはバーナビー殺害の容疑で逮捕された。

◆ ベティが誘拐された

ブラッキーは何とか逃げ出してマンレダーのアパートに行った。だが今度はベティが誘拐されていた。

メモが残されており、ダイアとの交換が要求されていた。

ブラッキーはラントを経由してローズからブローチを借りて偽ダイアを作成した。

◆ 偽ダイアでベティを助けた

ブラッキーはハーシェルと仲間が経営するフラミンゴクラブに向かった。

ハーシェルがダイアを金庫に入れるところを目撃し、ハーシェルが出て行った後、ダイアを盗んだ。

だがウォルシュとベックがきたので、とっさにピッチャーにダイアを落として隠した。

二人はブラッキーにダイアを要求した。ブラッキーは偽ダイアをだして、ベティを助けた。注、二人はハーシェルがダイアを持っていたことを知らない。

ここにハーシェルが入ってくるが、二人はちょうど発生した停電を利用して脱出した。

◆ ハーシェルは撃たれ、ウォルシュは逮捕された

ダイアを渡せなかったハーシェルはウォルシュに撃たれて殺された。

ブラッキーは(ピッチャーに隠した)ダイアを回収に戻り、殺人を目撃した。

ブラッキーはウォルシュに拳銃を突き付けられた。

ちょうど警察が到着したが二人は外に出た。二人はパトカーに入った。ブラッキーはこっそりと無線を送信状態にして、ウォルシュを誘導して白状させた。

ブラッキーはウォルシュを警察に引き渡すことができた。
 


■ 出演作

アン・サヴェージ
(1945)恐怖のまわり道/Detour
(1949)悪魔の揺り籠/シルヴァーシティの悪魔/Satan's Cradle
(1946)裏切った女/Renegade Girl
(1945)殺人への謝罪/Apology for Murder
(1946)裏切った女/Renegade Girl
(1945)恐怖の宝物/Scared Stiff/Treasure of Fear
(1945)死体を隠せ/Midnight Manhunt
(1943)死体と三人の女:危険な夜/One Dangerous Night