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■ One Dangerous Night
元宝石泥棒の刑事マイケル・ランヤードは車の故障で困っていたイヴ・アンドリュースという女性をハリー・クーパーの屋敷まで送って行った。
イヴの忘れ物があったので再度屋敷に行くと、ハリーの死体があり、イヴなど三人の女性が呆然と立っていた。
通報を受けて警察が駆けつけたが、マイケルが疑われた。
製作年:1943、監督:Michael Gordon、脚本:Donald Davis、原作:Max Nosseck、Arnold Phillips
■ はじめに
登場人物(キャスト)
マイケル・ランヤード刑事(ウォーレン・ウィリアム) 元宝石泥棒
ジャミソン(エリック・ブロア) ランヤードの執事
クレイン警部(サーストン・ホール) ランヤードの上司
イヴ・アンドリュース(マルグリット・チャップマン)
ジェーン・メリック(モナ・バリー) 女優
ソニア・ブデニー(タラ・ビレル) 医師の妻
ハリー・クーパー(ジェラルド・モーア)
アーサー(ルイス・ジーン・ヘイト) クーバーの手下
シドニー・シャノン(ウォーレン・アッシュ) 雑誌記者
パトリシア・ブレイク(マーガレット・ヘイズ)
ヴィヴィアン(アン・サヴェージ)
たかが刑事のランヤードに執事がいるのは変だが、そのような設定になっている。アン・サヴェージも出演しているが残念ながら登場場面は少ない。
■ あらすじ
◆ 故障した車
元宝石泥棒の刑事マイケル・ランヤードは執事のジャミソンとともに夜道を走っていた。呼ばれたパーティに行くためである。
途中で車が故障して立ち往生している女性を見かけた。イヴ・アンドリュース。
アンドリュースを乗せて、ハリー・クーパーの屋敷まで送っていった。
◆ 殺人事件
アンドリュースは屋敷に入りクーバーと会った。有名な＝悪名高いプレイボーイである。
続けて二人の女性が入って来た。女優のジェーン・メリック、医師の妻のソニア・ブデニー。
三人の女性は、そのような扱いをされたことにクーパーに対して怒った。そしてお互いにライヴァル意識をむき出しにした。
突然ライトが消えて真っ暗闇となった。何かが起こった。
ライトが点灯するとクーバーの死体があった。
三人のうち誰かが犯人か？あるいは別の誰かが犯人か？
◆ ランヤードが疑われる
ランヤードとジャミソンはアンドリュースが忘れ物をしていたことに気が付いて屋敷に戻ってきた。
三人の女性が死体の前で立ち尽くしていた。
通報を受けた警察が駆け付けた。その中にはランヤードの上司クレイン警部。
クレインはランヤードを更生したとは思っておらず犯人扱いする。
ランヤードとジャミソンは現場から逃走する。だが雑誌記者のシドニー・シャノンに食いつかれる。
シャノンは特ダネが欲しいので、ランヤードと行動する。
◆ アーサーを追いかけた
実はクーパーも宝石泥棒である。三人の女性を呼び寄せたのは宝石を奪うためであった。
ランヤードは三人の女性を探し出して話を聞いたが、手掛かりは掴めない。だがクーパーの手下のアーサーたちに捕まってしまった。
ランヤードは脱出してジャミソンやシャノンと再会した。三人はクーパーの屋敷に忍び込んだ。そこにはアーサーがいた。
アーサーは出かけた。行先は空港である。三人はアーサーを尾行した。
◆ 銃撃戦
アーサーはパトリシア・ブレイクという女性と会った。クーバーは彼女にも手を出していた。
ブレイクは「クーバーが殺された」と聞いて動揺して泣き出した。二人はホテルに向かった。
ランヤードたち三人はホテルの部屋に入った。アーサーたちとの銃撃戦。
結局アーサーは逃亡した。パトリシアは負傷し手当てを受けた。
◆ 問題解決
さてさてランヤードはブレイクとシャノンが会った時の表情を思い出した。
調べてみるとブレイクは旧姓で現在の名前はパトリシア・ブレイク・シャノン。
クーパーを殺したのは、パトリシアを奪ったクーパーに恨みを抱いたシャノンであった。
ランヤードはクレイン警部に通報し、自らの疑いも晴らした。
■ 出演作
◆ アン・サヴェージ
(1945)恐怖のまわり道/Detour
(1949)悪魔の揺り籠/シルヴァーシティの悪魔/Satan's Cradle
(1946)裏切った女/Renegade Girl
(1945)殺人への謝罪/Apology for Murder
(1946)裏切った女/Renegade Girl
(1945)恐怖の宝物/Scared Stiff/Treasure of Fear
(1945)死体を隠せ/Midnight Manhunt
