飲む人はすべて女性だったりする。「家政婦の娘」「奥様は魔女」はコメディ。「奥様は魔女」という映画はいくつかあるが、ヴェロニカ・レイク出演のもの。
 


(1939)家政婦の娘/The Housekeeper's Daughter

出演はジョーン・ベネット。ジョーンにありがちなドタバタコメディ。

ギャングのフロイドの女だつたヒルダ(ジョーン・ベネット)はケンカをして、ランドール家の家政婦をしている母親を訪ねて行った。ヒルダもランドール家で働くことになった。

フロイドはヒルダを追いかけた。ランドール家のハウスボートに来た。そこにはランドール家に出入りしている花屋のベニーと恋人のグラディスがいた。

ベニーはグラディスを助けようと、毒入りコーフィーを作ってフロイドに差し出した。

だが間違ってグラディスが飲んでしまい死亡した。グラディスの死体は川に捨てられた。

ベニーは「自分が犯人」と自首したが、信用されずに相手にされない。

その後、いろいろなドタバタが展開する。

ヒルダやランドール家の人々はフロイドに追い詰められる。ベニーはフロイドを倒そうと別の部屋で毒入りコーフィーを入れる。

屋上では花火が打ち上げられ、フロイドをそれを警察が来たものと誤解する。

「もうダメか」と言うときに警察が到着する。
 


(1942)奥様は魔女/I MARRIED A WITCH

ヴェロニカ・レイク、フレドリック・マーチ。

魔女のジェニファー(ヴェロニカ・レイク)は父親と一緒に火刑に処せられた。

死ぬ直前に「代々のウーリー家の当主が不幸な結婚をするように」と呪いをかけた。ジェニファーの死体の上には樫の木が植えられた。

時代を経て、大きくなった樫の木にカミナリが落ちて、ジェニファーは復活し肉体を得た。

ウォーレス・ウーリー(フレドリック・マーチ)は知事選挙に立候補しており、また同時に結婚もするつもりである。

ウォーレスを陥れるためにジェニファーは策を弄してウォーレスに近づくが、ウォーレスはジェニファーに興味を示さない。

困ったジェニファーは特製の媚薬を作り、ウォーレスに飲ませようとした。

しかし手違いで自分が飲んでしまった。結果ジェニファー自身がウォーレスを好きになってしまった。

これからドタバタが展開する。
 


(1945)ハリーおじさんの悪夢/The Strange Affair of Uncle Harry

ジョージ・サンダース、モイナ・マクギル、ジェラルディン・フィッツジェラルド、エラ・レインズ

ハリー・クインシー(ジョージ・サンダース)は姉ヘスター(モイナ・マクギル)、妹レティ(ジェラルディン・フィッツジェラルド)と住んでいる。

だが恋人デボラ・ブラウン(エラ・レインズ)ができて、結婚することになった。ヘスターとレティは引っ越す。

ヘスターはすぐに新しい住居が決まったが、レティはなかなか決まらない。と言うよりも決める気がない。

困ったハリーはレティを殺すことにした。毒入りのココアをレティに渡した。

レティはココアを持って二階に上がった。

しばらくしてレティはココアを持ったまま下りてきた。レティはココアを飲み干した。しかし何も起こらない。

二階で音がした。駆けつけるとヘスターが倒れていた。ココアのカップが転がっていた。

レティがヘスター殺しで逮捕され、裁判が行われて死刑判決。

反省したハリーは「自分が殺した」と自首した。だがレティは「自分が殺した」と強硬に主張した。
 


(1939)家政婦の娘/The Housekeeper's Daughter

(1942)奥様は魔女/I MARRIED A WITCH

(1945)ハリーおじさんの悪夢/The Strange Affair of Uncle Harry