先日、加賀温泉の柴山潟を一望のもとに見渡す磯崎新さん設計のカフェについて
触れました(心地よい絶景カフェ「冬の華」へ )。
今日は、前からずっと書こうと思っていた海の見えるカフェのお話です。
”前からずっと・・・”
そう、そこ(熱海)を訪れたのは今年の2月のこと。
9か月間も書きそびれていたわけですが。
場所は熱海のMOA美術館。
大きく開けたガラス窓が解放感をたっぷり味わせてくれるこのカフェは、
椅子、テーブルが白で統一され、すっきりしたフォルムで軽快です。
カフェに行かずとも美術館からは海が見え、
のんびり椅子に座って憩うことができるのですが、
やはり美術館に行くと、カフェスペースを覗いてみたくなるもの。
我々が美術館に到着したのは14時過ぎ。
夕方になりほとんどの展示室は見終わったものの、まだ再訪したい部屋があり
(光琳の紅白梅図屏風など)気が急いていましたが、閉館時間を気にしながらも
とりあえずお茶をすることに。
夕方ともなるとカフェはがら空き。
テーブルは選びたい放題、と喜ぶべきところですが、
人気がないと、それはそれで、閉館時間が迫っていることを否が応でも認識することになり
なんだか落ち着きません。
こちらのお店、とりあえずコーヒーにはこだわっているようで、
「世界で僅か0.5%しか流通していない農林水産省有機JAS規格に適合した豆」を使用していることをアピールしていました。
味は覚えていません^^*)。
9ヵ月経ってしまいましたし。
それなりに美味しかったかと思います!
テーブルは窓際と内側ではっきり2区画に分断されている構造。
すっきりしていてなかなかいい雰囲気。
窓からは、我々が泊っているホテルが見えました。
そしてー
ーー こちらはホテルの窓=つまりMOA美術館の対岸から見た風景。
朝食の際、窓際に陣取ることができました。
MOA美術館を眺めながらの朝食です。
向こう側とこっち側。
両方を体験です。
以前書いた通り、熱海行きは急に決めたもので、
横山大観の定宿、大観荘はすでに満室。
がっかりしたのですが、ロケーション的にはこちらで正解だったかな、と。
こちらは熱海ベイリゾート後楽園、という温泉、スパの総合施設になっています。
食事が大衆的である点を除けば大満足でした。
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