ビーダーマイヤー様式





(図録より)
ウィーン会議後から3月革命までの間、1815-48年頃に中産階級が好んだ生活様式名。ビーダーマイヤーの名は、「ビーダーマン」と「ブンメルマイアー」の名を一緒に取りまとめ作られた架空人物名ゴットリープ・ビーダーマイヤー/Gottlieb Biedermaierから取られたそうです。
この架空人物は、1844-1944年に南ドイツ・ミュンヘンでBraun &Schneider社出版の風刺週刊誌フリーゲンデ・ブレッターに、1850-57年のあいだ連載された風刺小説「Gedichte des Weiland Gottlieb Biedermaier」に登場する温厚な典型的中産階級の小学校教師ビーダーマイヤー氏。著者はドイツの判事ルートヴィヒ・アイヒロット/Ludwig Eichrodt(1827-1892)。
様式としてのビーダーマイヤーは、この小説中に描写された当時の小市民的な生活スタイルを指します。


金曜日のお出掛け








ナチスによる芸術品の略奪、フェルメールの天文学者ほか
フェルメールの”天文学者”も、
ナチスにより奪われた作品の一つです。
ヨハネス・フェルメール 天文学者
1668年 油彩 カンヴァス ルーブル美術館蔵
https://www.musey.net/1158/1159
より
この作品は、ユダヤのロスチャイルド財閥のフランス分家
アルフォンス ド ロチルド男爵が
1886年にロンドンで個人コレクション用に購入しました。
ドイツによるフランス占領でナチスに没収されました。
没収された絵画はドイツに運ばれ
敗色が濃くなると
ノイシュバンシュタイン城、
更に
オーストリア山中の岩塩鉱山アウトアウスゼーに
運ばれました。
ここで発見、回収された作品は
ファン・エイク兄弟
ヘントの祭壇画「神秘の子羊」
1432年 油彩 板 聖バーフ大聖堂蔵
もありました。
初期フランドル絵画の最高傑作であるこの作品は
ベルギーの古都ヘントにある聖バーフ大聖堂の祭壇画で、
12枚のパネル(翼)で構成されています。
内装下段の中央にあるのが「神秘の子羊」です。
https://www.hollandflanders.jp/theme/503/
より
ヘントの祭壇画は
まず、ナポレオンが略奪、
返還後も借金の抵当にされ
プロイセンのフリードリッヒ・ヴィルヘルム3世が購入。
第1次世界大戦でドイツが敗北すると
ヴェルサイユ条約ですべてのパネルがベルギーに返されました。
ヴェルサイユ条約を否定するナチスは
象徴的な行為として奪還を企画し、実行しました。
(2015年公開の映画 ”ミケランジェロプロジェクト”より)
黄金のアデーレ 名画の帰還
先日、国立国際美術館で開催中の
日本・オーストリア外交樹立150周年記念
ウィーン・モダン
クリムト、シーレ 世紀末への道
https://artexhibition.jp/wienmodern2019/
の、内覧会にお誘いいただいていましたが、
先約にて参加出来ず。。。。(´;ω;`)
((Jちゃん!ありがとうございます!!))
カールスプラッツにあるウィーン・ミュージアムが
改装のため数年閉館となることで巡回展。。。です。
東京に次ぐ大阪展は国立国際美術館にて開催中です。
今回の代表作品は
グスタフ・クリムト
《エミーリエ・フレーゲの肖像》
1902年 油彩 カンヴァス
(部分、Facebookページよりお借りしました)
クリムトといえば、、、
ベルヴェデーレ宮殿!!(オーストリア絵画館)(”接吻”が有名です)
ですが
数年前に映画化された
アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ
1907年 油彩 カンヴァス ノイエ・ギャラリー蔵
の数奇な運命を思います。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』(原題:Woman in Gold)は、2015年制作のイギリス・アメリカ合衆国の映画。
グスタフ・クリムトが描いた「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」
(通称:「黄金のアデーレ」)を巡る裁判の顛末をマリア・アルトマンの実体験を基に描いた映画である。
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アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰは、
ノイエ・ギャラリーに収蔵展示されています。
ニューヨークのメトロポリタン美術館を挟んで
北にノイエ・ギャラリー、南にフリック・コレクション。
ノイエ・ギャラリーはフリック・コレクションの設計者による建物です。
来春のニューヨーク行きは、これらの美術館3か所をはしごする予定です。
ナチスは60万点に及ぶ芸術品を欧州各地で略奪しました。
このうち10万点が行方不明といわれています。
戦後74年。。。。。。
2013年、ミュンヘンの老人のアパートで
行方不明だった1500点の芸術品が見つかりました。
ナチスの手先として働いたユダヤ系ドイツ人の美術商
ヒルデブラント・グルリットと家族が戦後もひた隠しにしてきた
コレクションでした。
















































