
※オランダ国立バレエ公式サイトより※
昨日、BSでオランダ国立バレエの『マタ・ハリ』を観た。
マリインスキーの『ライモンダ』だけ観て、あとは録画で観ようと
思っていたのに、観だしたらすごく面白くて、
結局、朝方までそのまま観てしまった。
そういう舞台って、「当たり」なのです。
私にとって。
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以前、ユルギータ・ドロニナというバレリーナに
注目していた頃があって、
彼女が当時、この、オランダ国立バレエ団で
プリンシパルを務めていたということで、
その頃の私は、このバレエ団に意識が向いていた。
昔は、バレエ団と言ったら、私の中では、
マリインスキーが一番だった。
ボリショイは、なんか、アクロバティックな感じがして、
当時は好きじゃなかった。(今は違うよ)
少し大人になったら、パリ・オペラ座も好きになったけど。
それ以外のバレエ団は、、、
英国ロイヤルとか日本のも含めて、、、
あんまり興味が持てなかった。。。
それがある頃から、今までまったく関心のなかった
イタリアのミラノ・スカラ座とか、
ウィーン国立バレエ(お正月のウィーン・フィルで踊る人たち)が、
どんどん素敵になっていって。
ついに、オランダまですごくなったわぁ。。。と。
なんだか、、、
とっても胸躍った記憶がある。
だから、オランダ国立バレエ、、、と聞いたら、
その時の記憶が蘇り。
何とも言えず、ワクワクした気持ちになった。
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このバレエ団って、
公式で新作が発表されるときに出される映像が、
どれもこれもすごく綺麗だなぁ。。。と当時から思っていたけど、
『マタ・ハリ』もやっぱり、そうだった。。。
初演は、2016年の2月だったらしく、
同じ年に、BSでも放送されていたようなのだけど、
私は、見逃していたみたい。
もしくは、、、録画しておいたのに、
観ないで消しちゃっていたとか。。。
その可能性が、、、すごく高い気がする。。。^^;;;
・・・そんなことはさておき。
『マタ・ハリ』って何???って思って調べてみたら、
結構有名??な、女スパイのことだったみたいで。
★マタ・ハリ(ウィキより)★
ダンサーというよりはなんとなく、
「踊り子さん」のイメージ。。。
だって、ストリッパーでもあったらしいから。
ゆえに、高級娼婦であり。
そして、スパイであり。。。
でも、ホントにスパイだったのかなぁ???
そのへんは、私には判らない。
で、ウィキを開いて、この写真を観た時、、、
なんだかすごく、ザワザワした。

こういう雰囲気の写真、大好き。
しかもこの写真、見覚えがある。。。
ベリーダンスをやっていた頃、
なんだか、あちこちで見かけたことがあったから。
まさか、今頃になって、
また出会うとは。。。
『マタ・ハリ』のバレエの中には、
バレエ・リュスの稽古場とか、
イサドラ・ダンカンまで出てきて、
私のテンションは、それはもう、上がりまくりでした!
ディアギレフの稽古場に、実際にマタ・ハリが
訪ねたかどうかは分らないけど、
演出としては、最高だ。。。と思った。
あのシーンは、すごくマニアックというか、、、
バレエファンなら、ニヤニヤしてしまうよね(笑)
そして、イサドラ・ダンカン。。。
ダンカンが台頭してきたことにより、
マタ・ハリの人気は衰えていったらしい。。。
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私も一時、メアリー佐野さんから、
ダンカン・ダンスを習ったことがあり。
当時、先生からダンカンのいろんなお話を聞いたし、
ダンカンの書籍なども読み漁った。
先生を前にして、、、
当時はさすがに言えなかったけど。
ダンカンは多分、、、
多少、コンプレックスがあったのだろうなぁ。。。
と、そう感じたことを覚えてる。。。
彼女はバレエ、、、
習えなかったみたいだし。
でも、そのコンプレックスがバネとなり、
ああいう踊りを生み出し。。。
それが、今のコンテンポラリーにも
繋がっていくのだから。
いろんなこと、完璧。。。
・・・って思っちゃう。
ダンカンは、、、バレエ嫌いだった。
バレエみたいな踊りは、すごく不自然!!って、
豪語してた(笑)
でも、
アンナ・パブロワのことだけは認めていて、
パブロワも、ダンカンの踊りは認めていて。
お互い刺激し合い、影響しあった。。。
そして今は、、、
バレエ・ダンサーまでもが、
ダンカン・ダンスを踊ってる時代。。。
なんか不思議。。。
人って。
先日、コムレワさんの古い映像をいろいろ観ていたら、
彼女がダンカンダンスを踊っているのを見つけて、
驚きました。。。
そんな矢先、『マタ・ハリ』の舞台で再び、
ダンカンに出会った。
バレエ・ダンサーがまた、ダンカンを踊ってた。
でも。。。
ダンカン・ダンスを習った私からみたら、、、
あれはやっぱり、、、
ダンカン・ダンスではなくて、
しっかり「バレエ」だったけど(笑)
ダンカンが台頭してきたことにより、
マタ・ハリの人気に陰りが出てきたというのは、
おそらく、事実のようで。。。
たしかに、マタ・ハリのダンスは、、、
・・・というか、マタ・ハリは、ダンスを「利用」してきた
人のようだから。
ダンスそのものに情熱をかけていたダンカンの前では、
かすんでしまったのも、しかたなかった気もしなくもない。。。
マタ・ハリは、、、
「舞踊史」に残るというよりかは、、、
「人類史」に残る人だったのかもね。。。
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この頃の芸術界。
19世紀の終わりから、20世紀初頭の頃の、
芸術の世界。
私にとっては、ものすごくツボな時代で。
なんというか、、、
とっても、情熱的で革新的なものが
いっぱい出てきた時代だと思う。。。
ダンカンもそうだけど、、、
ニジンスキーとかね。。。
そうそう。
最近まで忘れていたけど、
ロイ・フラーという人もいたよね。。。
以前、『ザ・ダンサー』という映画を観に行って、
初めて知った人だった。。。
★ザ・ダンサー★
あと何年かしたら、、、
情熱的でパイオニア的な芸術家。
観てるこっちが、
ワクワクと胸躍るようなそういうの。。。
また、たくさん出てくるかなぁ。。。