アロマセラピールーム プティットフルールのブログページへご訪問いただき、ありがとうございます。
プティットフルールは、自宅でアロマトリートメントを行っている、 小さなアロマセラピー室です。
ただいま、不定期で月に数日だけ施術させていただいております。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ラムネの湯
毎年、梅雨があける時期になると、鹿児島に帰省したくなります。
梅雨明けの後、カラッとした太陽が恋しくなるのでしょうか。
7月の前半ならまだ飛行機の空いていたりするので、帰省するなら夏休み前にしています。
今年は、地元の霧島の温泉に1泊して、温泉に入った後も立ち寄り湯に寄ったのですが、それがなかなか良かったので、ご紹介したいと思います。
屋根はあるものの、外壁はなく開放的な温泉でした。冬は寒いだろうな。
ドアを開けるとこんな感じ。手前は脱衣所になっています。
お湯は炭酸と鉄の混合泉だそうで、すこし半透明の茶色。泡はそれほどでもなかったけど、泉質が柔らかく、とてもいいお湯でした。
青い空、白い雲、美しい緑を眺めながら、さらに清々しい外気を感じながら温泉にはいれるのだから贅沢。
飲泉所では温泉をのむこともできます。マズイけどウマイ。炭酸は言われるとわずかに感じる程度でした。
鹿児島はいい温泉が沢山あるので、また帰省した折にはブログにアップしたいと思います。
古くなった精油の活用
古くなった精油を活用する方法として、ルームスプレーにしたり掃除や洗濯などのハウスキーピングで利用したりと、色々方法はあります。
しかし、そうはいってもなかなか使い切れなかったりしませんか?
私も、精油の「5年物」なんてあって、でも香りは悪くないので捨てるに捨てられずにいました。
先日、雑貨屋さんで見つけたマイヒット商品。
天然の植物の枝(または茎?)を乾燥させたもののようです。
これを精油の入っている瓶にさすと、白っぽかった枝が、かすかに黄ばんで枝の部分に精油が吸い上げられていることがわかります。そして、香りがいい具合に拡散されます。
精油は、いくつかの残り物をブレンドしたのですが、良い香りとなりました。
広い部屋に置くより、ある程度の密閉空間に置くといいかと思い、トイレにおいてみました。
トイレに入るたびにフッと香ってきて、トイレの空気がきれいになった感じがします。
この枝を参考にして、自分でも植物を乾燥させたもので作ることができるかもしれません。お試しあれ。
沖縄 今帰仁城
姪の結婚祝いの食事会のため、先月沖縄へ行ってまいりました。
そのついでに、沖縄中部北部をドライブして、寄ってきた今帰仁(なきじん)城跡。
沖縄では、城は「グスク」と言うそうです。
訪れるまでは全く知りませんでしたが、今帰仁城は、13世紀に造られたのだそうで、世界遺産にも登録されているのです。
世界遺産と聞くだけで、とても素晴らしい立派な城跡なのだろうと思ってしまいますが、意外にもあっけないほど簡素で、石垣の城壁と石の門や石畳くらいしか残ってないので、人によっては見所が少なく、つまらなく感じるかもしれません。
あまり観光客ウケしないであろうことを裏付けるように、まわりにはお土産屋さんや飲食店もほとんどなく、世界遺産という割には、地味な感じでした。
個人的には、そういった観光地化されていない所は、好きです。
9月中旬に沖縄を直撃した非常に大きい台風の影響のせいか、殆どの樹木の葉っぱは落ちてしまって、幹と枝だけになってしまっていました。桜の時期にはきれいだそうです。
何という名前のセミか、本州では聞いたことのないような「キ-ンキ-ン」と甲高い鳴き声のセミが、一斉に鳴いておりました。最初スピーカーで音を流しているのかと思ったくらい機械的な音でした。
万里の長城を思わせるような、地形をうまく活用した城壁で囲まれています。ここは日本というより中国的な感じがします(行ったことないけど・・)
グスクは、やや小高い丘の上に建ち、遠くに青い海が見えました。
いたるところで最後の力をふりしぼって鳴くセミ達の鳴き声、台風で葉っぱを落とした樹木、鉛色の空、高台を吹く風などが、石垣だけとなったグスクの荒涼とした雰囲気を、一層盛り上げてくれました。昔栄えていたであろう琉球王国の名残は、実際この地に立つことで、一気に時間が過去に遡ったように、身近に感じられます。
グスクから海を眺めていると、「あれ?この景色前にも見たことあるかしら」と何だか懐かしい気がしました。
沖縄というと、青い空とエメラルドグリーンの海で、南国リゾートのイメージがありますが、このような自然の風景と一体化したグスクもいいですね。
1.8-シネオール
1.8-シネオールは、精油に含まれる芳香成分の一つで、C15H18Oの分子構造を持つ、オキサイド類(酸化物類)に分類されます。
精油の化学は、苦手なのですが、アロマセラピストには必要な知識です。
さて、その1.8-シネオールを含有する精油が、花粉症の症状を和らげてくれるそうです。
1.8-シネオールの作用には、筋弛緩作用、抗炎症作用、免疫調整作用、去痰作用、抗カタル作用、抗菌作用、抗ウイルス作用などがあります。
喘息患者や慢性閉塞性肺疾患患者の、肺機能や健康状態を改善したりすることが報告されているとのこと。
難しい言葉が並びますが、免疫調整作用、抗去痰作用、抗カタル作用などが、花粉症の症状を和らげるのに役立ちます。
1.8-シネオールを多く含有する精油には、以下の精油があげられます。
ユーカリ・ラディアタ…1.8-シネオールを60~75%含有
ユーカリの種類の中では、刺激が少なく、子供から高齢者まで使える。
ラヴィンサラ…1.8-シネオールを45~65%含有
風邪やインフルエンザなど呼吸器系感染症にも有効。誘眠作用もあるため、花粉症で眠りにつきにくい時にも役立つ。
ローレル…1.8-シネオールを45~55%含有
風邪やインフルエンザなど呼吸器系感染症にも有効。
カユプテ…1.8-シネオールを60~75%含有
風邪、咳その他の呼吸器系感染症にも有効。最も効果的な使用方法は、蒸気吸入で、鼻腔と気管支のつまりをきれいにしてくれる。ティートリーと似ているが、ティートリーより皮膚にやさしい。
その他、花粉症に役立つ精油には、
ペパーミント…鼻閉の改善。冷感刺激によるアレルギー症状の不快感の緩和。
ティートリー…免疫系を調整し、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用がある。
これからの季節、風邪やインフルエンザにも要注意です。
これらの精油は、抗菌作用や抗ウィルス作用などもありますので、花粉症に限らず使えますね。















