精油の原料となる芳香植物を育てる
広大な実験農場を山梨に持っています。
なんでも、日本のアロマ協会では
国内唯一なのだとか。
昨日はその貴重な農場で
芳香植物を存分に愛でることができる
「ナード農場研修」に参加してきました。
最寄り駅まで協会の方に迎えに来ていただき、
ナード本部のあるセミナー会場へ。
開始時間まで少し時間があるので、
セミナー会場の横の畑を
しばし観察することができます。
ローズやミントはもちろんのこと、
ブラックマロウやエキナセア、
クラリーセージなどなど、
いろいろな芳香植物やハーブが
植えられています。
ちょっと雑草も元気で、
どれがどれだかわからなくなってるものも
中にはあったりしましたけれども
開始時刻になったら
先ず水蒸気蒸留の様子を見に
蒸留室へ案内していただきます。
ここの蒸留窯は特注品で、
全部分解して洗浄できるようになってるそうです。
（全体像は秘密
）
）協会代表の説明を一通り聞いた後、
実際に蒸留している中を
見せていただけることに！
この日はローズの蒸留だったのですが、
セミナー会場横の畑にまで
ほのかに漂ってきていたローズの香り。
嗅いじゃいますよね
上にうっすら浮かんでいるのが
ローズの精油です。
ローズは採油率がとても低くて、
100Kgのお花を蒸留しても、
採れる精油はほんの1～2㎖だとか？
ちなみに、
カモマイル・ジャーマンは
50Kgのお花で16㎖ほど。
ジャーマンもなかなかお高いですが、
ローズはやっぱり別格。
採れる精油の量が圧倒的に少ない。
だからあんなに高価なんですね！
こちらは水蒸気蒸留の時に採れる
ローズのハーブウォーターです。
こちらもとっても良い香り
精油を採る主な方法である
水蒸気蒸留の様子を見学した後は、
いよいよナードの試験農場へ！
ナードの農場は本部がある場所から
車で20分ほど行ったところにある
山の上にあります。
この日はとってもお天気が良かったので、
先のほうに富士山もうっすら見えました。
今年は咲き始めるのが早かったローズ。
時期的にもう終わってるだろうと
思っていましたが、
終わりかけではあるものの
まだ十分綺麗に咲いていました。
ローズ畑でパチリ
こちらのローズの花かごは
撮影用に協会の方が用意してくださったもの。
このサービス毎回ありますが、
色の濃いローズをたんまりとかごに入れて
栄える写真を撮ってくださいます。
ありがたい！
カモマイル・ジャーマンも
ほぼ終わりかけでちょっと茶色かったですが、
もう好きなだけ取っていってって感じ。
農場にはこのほかにも、
ローズマリーやタイム、
ユーカリ、サイプレス、ジュニパーなどなど
アロマテラピーではおなじみの
様々な植物がありました。
最後に、
ナードの試験農場看板前でパチリ。
あ～、楽しかった！
この後セミナー会場に戻って
クラフトづくり。
to be continued!
『ナードの農場研修、午後はクラフト作成！』
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