8月から毎月第3木曜日に受講している
バーバラさんことさかいなおみさんの
手作りコスメ講座、6回目。
昨日は今年初めてのクラスでした。
（今回写真撮り忘れたので前回のを）
前回実習で作成したのは
アイシャドウとチーク、
そしてサンブロックミルクでした。
前回作ったアイテムのシェアタイムは
他の方のお話が聞けるので
とってもありがたいです。
容器のお話や
塗った時の感じなど、
それぞれの体感が違ったり、
面白いですね。
あと、前回も私はサンブロックミルクを
失敗して作り直したのですが
冷蔵庫保存していたらちょっと分離したっぽくて
途中水だけ出てきてしまったことがありました。
そして冷たいからか中身が硬くなって
なかなか出づらくなってしまったり
その上顔に塗るとバカ殿様のように
顔がまっちろけになってしまったり
植物油で少しゆるくすると大丈夫でしたが、
同じように白くなった方もいて、
皆さんのフィードバックも参考になりました。
アイシャドウとチークも
ちょっと使い心地が違くて、
どうやら私は混ぜ方が足りなかったようで、
これから再度パウチにいれてもんでみます
さて、今回は
「機能性を高める基材」に関して。
内容はコチラ 
今までのベースにプラスして、
コスメを自分好みに自由にデザインする為の
香りと有効成分について学びます。
そう、「香り」と言えばアロマ。
ワタクシの本領発揮でございます
香りってとても大事で
手作りコスメにおけるそれは
基材のもつ香りをマスキングするだけでなく、
お肌の調子を整えてくれて、
美しくするのに役立つんですよね。
合成香料でもそういった働きがあるそうですが、
それが天然の精油となると
さらに抗酸化作用だったりいろいろ、
精油の持つ力が発揮されて
一石二鳥どころか、、、って話ですよ。
ただ、香りって好みが分かれるので、
大事なのは「自分が好きな香りかどうか」
ってところです。
手作りコスメの利点としては、
この“好きな香り”を
自分でコントロール出来るところ
香りを味方につけて、
心と体を整えることによって
お肌の調子も良くなります。
今回のバーバラコスメでも学びましたが、
「ホリスティックビューティー」で
内も外も“包括的に”
美しくなっちゃいましょう
精油を使う際の禁忌や注意事項などは
今までも散々語っているので
細かいことはここでは割愛しますが、
「原液塗布と引用はNG」は絶対です。
ラベンダーやゼラニウムなど
いくつかお肌に良い精油を教えてもらいました。
そして、有効成分ということで、
ビタミン類やお肌の調子を整える
たとえば植物性コラーゲンや
某フィルムメーカーが化粧品転用して
大人気になったアスタキサンチン、
そして天然の植物エキスや
保存料となるものなどのお話も。
今回は自分の目的に合った
「私だけの○○用乳化クリーム」を作ります。
作り方はシンプルで、
植物油とミツロウ、植物性乳化ワックスの
所謂オイル系の材料を入れたビーカーと、
ハーブウォーターと精製水の
水系の材料を入れたビーカーを用意し、
湯煎にかけて同じ温度に温まったら
少しずつ混ぜ合わせてクリームにします。
最初にバーバラさんに送って頂いた
フェノキシエタノール入りのローズウォーターは
既に使い切ってしまったので、
私はケンソーのローズウォーターを使いました。
前回、スプーンの種類を間違って
失敗してしまったので、
今回は慎重に確認しながら
基材を量っていきました。
ミツロウはこの計量スプーン
そして乳化ワックスは
こちらの計量スプーンです
これで分量は間違いなし！
と思ったのですが、
今回はどうやら攪拌するものが違ってて、
またもや失敗
きちんと混ざりきらずに
ちょっとモロモロとした感じに
なってしまいました。
これに乳化ワックスを少し足して
再度湯煎にかけて攪拌してみたけれども
やっぱり上手くいかないので、
今回も作り直しに
今回失敗した理由としては、
きちんと温度が上がりきってなかったところで
油系のものと水系のものを合わせてしまい、
しかも高速で攪拌する
カプチーノクリーマーを使ったので、
なんだか上手くいかなかったのかな
という結論に至りました。
このカプチーノクリーマー、
ファンデーションを作るときなどに
いつも使っていて
失敗したこと無かったんですけども
バーバラさんが途中で
フォローして下さいましたが、
いつもやってる方法でないと
ちょっと勝手が違ってやりづらいから、
それもあるのかな～、、と
うん、何となく思いましたが、
私はやっぱり、大さじ小さじではなくて
スケール（量り）で量る方が
安心できる、、、気がする。
量りたいかも
2回目トライしたら
しっかり混ざって綺麗なクリームが
出来上がりました。
これに紫根エキスと精油を入れて
よく混ぜます。
香りを確認して、容器に入れて完成
右が成功例で左が失敗したやつ
テクスチャーの違いは一目瞭然ですね。
失敗したほうは
このまま使えそうではありましたが、
丁度ハンドクリームが無くなったので
もう一度ビーカーに戻して
水分を足してハンドクリームにリメイクしました。
失敗しても結局
どうにかこうにかしてリメイクも可能なので、
手作りコスメって面白いなぁと思います。
そうそう、
今回お話に出たのが
この「自分で作る楽しさ」と
「それを使う嬉しさ」も
心と体とお肌の調子に現れるんじゃないか
ということです。
自分で作ったアイテムを
自分で使うのってやっぱり楽しいし嬉しい。
手作りコスメの良さっていろいろあるけど
究極はそこなんじゃないかな～と思います。
その中での
ハプニングもまた楽しい
何やかやでいつもやらかしてますが、
一緒に受講している皆様の
知識の足しになれば幸いです
今までの学び
「手作りコスメをご自宅でご自身のために極力安心・安全に楽しむために知っておくべきこと」
手作りコスメに関連する法律や
化粧品の中身についてなど。
1回目のレポはコチラ
「手作りコスメで使ういくつかの基材のうち、“水”と“油”について」
手作りコスメ基材論、その①は
化粧品材料の基本となる“水”と“油”について。
２回目のレポはコチラ
「素材を固める材料と、混ざりあわない“水”と“油”を仲良くさせる素材について」
基材論①で学んだ“水”と“油”を
それぞれ固める素材について学びます。
そして、基本的には混ざりあわない2つを
混ぜ合わせるための素材について。
３回目のレポはコチラ
お客様に喜ばれるカラーコスメの基礎について
①～③で学んだ手作りコスメの基本と
混ぜ合わせる基材などの内容を踏まえ、
④では“彩り”を添えるカラーコスメに関して
色素の基本を学びました。
4回目のレポはコチラ
ベースや紫外線対策で使うパウダー類について
今まで学んだ手作りコスメの基礎と
眼で見てワクワクするカラー素材についての次は、
ベースになるお粉とUV素材について。
そしてこの回も
みごとに失敗して作り直しました
5回目のレポはコチラ
段々ゴールも見えてきましたが、
次回は「基材論⑥～その他の知っておきたい基材」。
ボディーコスメやヘアケア用品の回です。
またレポお楽しみに
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