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4月に、zoomで久保田いずみ先生の『精油の体内動態』の講座を、3回に分けて受講しました。
①と②は「吸収」「分布」「代謝」「排泄」という、精油がどのように身体に入って、どのように処理されて出ていくのか
でした。
▽ 「吸収」と「分布」
▽ 「代謝」と「排泄」
『身体に入った精油の成分はどこからどこへ行くの❓「精油の体内動態」②』
3回目は、①と②の『体内動態』を踏まえて、
『薬の効き方・精油の効き方～受容体（アゴニスト・アンタゴニスト）を中心に』
え「薬が効く」ってわかるけど、「精油が効く」って言っていいのって話ですが、まぁそこは、体感としてありまして。
「薬が効く」ってわかるけど、「精油が効く」って言っていいのって話ですが、まぁそこは、体感としてありまして。欧州では昔から治療に精油が使われてきた歴史がありますが、日本では精油は“雑貨”扱い。なので、薬みたいに“効く”なんて言っちゃうのは薬機法でNGとされてるんですよね。でも、①と②で学んだように、精油って物理的に体内に入ると、お薬と同じような経路をたどって身体の中で処理され、体外へ出されていくワケです。
薬剤師でもあるいずみ先生からは、お薬に関する講座も受講しました 
この時にもうかがった「一般用医薬品」と「医療用医薬品」のお話から、今回は精油と違う“お薬が担う役割とはなにか”という事から考えていきます。
お薬が担う役割としては、病気の原因を取り除いたり、足りないものを補ったりなど大まかに5つありますが、その中でも一番多いのが“症状を和らげる。症状が出るのを防ぐ”という役割です。でも本来は、お薬というのは私たちが皆持っている“自然治癒力”を補うものであって、それに頼りきるものではないんですよね。
アロマテラピーは、「あぁ、良い香り
」で癒されるのが得意分野ではあるのですが、精油はそれだけの物質ではない、ということが分かりますよね。
」で癒されるのが得意分野ではあるのですが、精油はそれだけの物質ではない、ということが分かりますよね。NARDのインストラクターで学んだことは、精油のことはもちろんですが、解剖生理学的な内容に多くの時間がさかれていました。それだけ、精油を使うことが身体にどれだけ影響するか、、、、という事だと思うんですよね。
「アゴニスト」と「アンタゴニスト」というのは、受容体に作用する物質なのですが、「アゴニスト」がプラスの作用を及ぼす“お助けマン”とすると、「アンタゴニスト」は作用を阻害する“お邪魔虫”です。お薬の世界では「アゴニスト」を“作動薬・刺激薬”といい、「アンタゴニスト」を“拮抗薬・阻害薬”といいます。
身体のしくみを知り、お薬や精油の作用を学んで、どれがどのように働いていくのかしっかり考えて使っていくことが大事だと思います。
あとは、自分がもつ“自然治癒力”をいかに整えていくのか。
健康の三原則である「運動」「食事」「睡眠」の三つを疎かにしていては、どれだけアロマやハーブを使ってもダメってことです。（耳が痛い
）
）
アロマセラピストとしていつも思うのですが、“精油をもっと気軽に楽しんでもらいたい”と思う反面、“身体にもココロにも作用するものだから、しっかり身体のことも学んでもらいたい”でちょっと話が小難しくなってしまうのが悩みの種
でも、結局はそれが、アロマテラピーを真に楽しめることにもつながっているんじゃないかな、、、と。
でも、結局はそれが、アロマテラピーを真に楽しめることにもつながっているんじゃないかな、、、と。今回の3回にわたる学びも、今までいろいろなところで得てきた“アロマ”と“有機化学”と“人体”の知識が点と点ではなく線で結ばれているなぁと、改めて思う内容でした。
6月にAloma flowの佐々木直子さん招致で、こちらの講座が開催されます
日程が合わなくて参加できなかった
とか、
ナニコレ、知らなかった～
て方は是非
Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。
詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。
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