【受講レポ】身体に入った精油の成分はどこからどこへ行くの❓『精油の体内動態』① | 小平・国分寺 おうちで出来る自然療法 手作りコスメ・クレイセラピー・ナード アロマテラピー Aromano

小平・国分寺 おうちで出来る自然療法 手作りコスメ・クレイセラピー・ナード アロマテラピー Aromano

手作り実験マニアがハマった手作りコスメとアロマとクレイの教室です。安全なものを楽しく一緒に作りましょう!初めてさんも大歓迎!

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

4月に、zoomで久保田いずみ先生の『精油の体内動態』の講座を、3回に分けて受講しました。

 

 

 

 

 

 

「えはてなマークアロマって香らせるだけじゃないのはてなマーク

「精油ってただのアブラでしょはてなマーク

 

 

 

これは、私がアロマテラピーを本格的に学びだし、面白くて友人に話を聞いてもらってた頃に言われたホントの話です。

 

 

 

精油って香らせるだけで、鼻から入った香り成分がピピっと私たちの身体に影響を及ぼします。ふわっと漂ってきて、ただその香りを楽しむこともありますが、洗面器などに垂らしたりして積極的に吸い込む“吸入”という方法もあります。

 

 

 

その他にも、精油でアロマバスを楽しんだり、植物油で希釈して塗布したりもしますよね。

 

 

 

 

 

 

最初の“ふわっと香ってきて、、”というもの以外は、実は微々たる量とはいえ、精油の“化学成分”が身体の中に物理的に入ってきている、ということになります。そうやって入ってきたものは、いつまでもそのまま体内に居座る、ということはないんですよね。

 

 

 

その成分は、身体の中で処理をされ、老廃物や排泄物として体外へ排出されます。(逆に、そのまま身体の中に残ってしまうと、蓄積して大問題ビックリマークです)

 

 
 
今回の『精油の体内動態』では、その道筋を:
 
 
「吸収」「分布」「代謝」「排泄」
 
 
という4段階で、順を追って学んでいきます。
 
 
 
初回は、「吸収」から「分布」まで。
 
 
 
「吸収」にはいくつかルートががあります
 
 
 
① 経皮吸収
② 経鼻吸収
③ 経口吸収
 
 
 
この他に、“ふわっと香る”嗅覚刺激というものがありますが、これは吸収にはカウントされません。
 
 
 
体内動態的に言う吸収というのは、“血液循環にのって体内を巡る状態になること”ですが、精油に関しては、成分によってどのくらいの量がどのくらい巡るかが違ってきます。精油は、たくさんの種類の芳香分子が集まって出来たものです。1つの種類の精油を植物油で薄めてお肌に塗っても、皮膚を通して血管内に入る分量は、その成分によって異なります。
 
 
 
小難しい説明は省きますが、その精油がどんな成分で出来ていて、それぞれどんな特徴があるのか、、、、という事を知るのは、「精油を安全に使っていく」ためには大事な事なんですね。
 
 
 
更に、その吸収率は精油の濃度、周囲の環境などの他に、“受け手”つまり“塗布される本人”のお肌の状態や、年齢、体温などによっても変わってきます。解剖生理学を学ぶことも、「精油を安全に使っていく」ために必要不可欠な事だと思います。
 
 
 
 
 
 
講座のなかでは、それぞれの吸収ルートの違いや、注意点、“バイオアベイラビリティ”というものの観点からのお話もありました。
 
 
 
度々話題になる“経口吸収”ですが、経皮吸収や経鼻吸収に比べて血中に入る割合が高いので、危険性も高くなります。そして精油の成分(種類)によっては、粘膜を損傷する可能性も大ですね。
 
 
 
簡単に出来てしまうが故に広まりがちですが、安易に原液のまま塗ったり、そのまま口にしたりするのは、危険な行為だと思います。
 
 
 
 
 
 
「分布」は、吸収された精油成分が血中に入って全身をぐるぐるまわって、それぞれの組織や細胞に渡っていくことです。が、これもやはりそれぞれの精油成分で、集まる組織が違ってきます。
 
 
 
アロマテラピーを学ぶときに教わりますが、精油は「脂溶性」、つまりアブラに溶ける物質なので、脂溶性の高い組織である脳や肝臓にいきやすい傾向にあります。
 
 
 
脳や肝臓って、ちょっと聞くとコワい、、、、と思いませんはてなマーク私は思いました。
 
 
 
脳には、変な物質が到達しないように、関所の役割を果たす「血液脳関門」というのがあります。血中にはいった物質は、ここで堰き止められてやたらと脳に到達しないようになってますが、アルコールやカフェインなどここを通過してしまうものも中にはあります。そして、精油も脂溶性で分子が小さい物質なので、ここを容易に通過して脳に到達すると考えられています。
 
 
 
肝臓は、私たちの身体に入ってきた栄養素を代謝したり、必要なものを合成したり、脂溶性の物質を体外に出しやすいように水溶性に変えたりと、いろいろな働きをしてくれています。精油は「脂溶性」なので、肝臓にきやすいんですね。
 
 
 
「人体の工場」なんて言われ方もしますが、この肝臓の働きが悪くなると、身体の中の毒素が処理されなくなり、どんどん具合が悪くなっていきます。
 
 
 
でも、「沈黙の臓器」とも言われる通り、本当に悪くなってからでないと自覚症状がないんですよね。食べ過ぎ飲み過ぎが良くないように、精油の使いすぎもヨロシクナイです。
 
 
 
何でも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。
 
 
 
なんだかちょっと小難しいお話になってしまったので、いずみ先生の画像で和んでください照れ
 
 
 
(写真は先生の許可をいただいて掲載しております)
 
 
 
薬剤師である久保田いずみ先生からは、お薬関連の講座も受講しました。
 
 
 
 

 

「お薬」と「精油」って全く反対側にあるようで、実はすごく似てるものなんですよね。きちんと使えばどちらも良いもの。でも自分でちゃんと判断出来るようにはなっていたいと思います。

 

 

 

次回は「代謝」と「排泄」に関してです。

 

 

右矢印『身体に入った精油の成分はどこからどこへ行くの?「精油の体内動態」②』

 

 

 

6月にAloma flowの佐々木直子さん招致で、こちらの講座が開催されます ダウン

 

 

 

 

≪精油の体内動態≫

①6月19日(土) 精油の体内動態(吸収・分布)

②6月26日(土) 精油の体内動態(代謝・排泄)

③7月3日(土) 精油の効き方、薬の効き方(受容体について)

3日間とも 10:00~12:00 

zoomオンライン開催

(日程が合わない方には動画配信いたします)

参加料 20,000円 (税込・3回分)
申込締切:6月17日入金まで
*詳細は佐々木直子さんのFBページをご覧ください

 

 

 

日程が合わなくて参加できなかったえーん

 

とか、

 

ナニコレ、知らなかった~ビックリマーク

 

て方は是非合格

 

 

 

晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ

 

 

Aromanoは中央線国分寺駅から徒歩/バスで約20分。西武多摩湖線・一橋学園駅から徒歩12分。

詳細はお申し込み頂いた方に個別にお知らせしております。

 

自宅教室ですので、事前にお名前、ご住所、お電話番号などをお知らせ頂いております。予めご了承ください。

 

ご予約、お問合せは下の申込フォームよりたまわります。

 

手紙 各種お問合せはこちら 手紙

 

クレイ 募集中の講座&ワークショップ

 

アロマ 募集中の講座&ワークショップ

 

手作りコスメ 募集中の講座&ワークショップ