ご訪問ありがとうございます。
先日受講した“自然療法のための素材学”講座で、植物油やバターなどの植物油脂について学びました 
この中で、佐枝子先生が「（シア）バターと植物油を混ぜて置おいておいたら、こんな風になりますよ」というのをみせてくださいました。（zoomだったので、残念ながら画像はナシですが
）
私は現在、シアバターとムルムルバターをメインで手作りコスメやアロマクラフトに利用しています。
同じ“バター”のくくりですが、両方同じように置いておいたらどうなるんだろう
てことで、実験です
ムルムルバターとシアバターをそれぞれ3ｇずつに、カロフィラム油を同量で容器に入れます。
◇ ムルムルバター ◇
ムルムルヤシというヤシの実から、低温圧搾で採れます。
産地はアメリカやブラジルなど。
オレイン酸を多く含み、シアバターより保湿が高いといわれています。
“ムルムルバター”って、名前が可愛いですよね
このバターさんとの出会いは、以前受講した阿部久美子先生のクレイコスメ講座でした。
この時の受講レポではムルムルバターに関しての記述はありませんが、確かここだったかと。
初めましての基材ってワクワクしますよね。この時のクレイコスメでは、迷わずムルムルバターを使った記憶があります。
◇ シアバター ◇
野生のシアの実から、人の手で丁寧に時間をかけて採られるバターです。
日本でもロクシタンで超有名になり、様々な化粧品に配合されています。
少しのUV効果もあると言われていて、
アフリカの女性や子供たちのお肌を守るために伝統的に使われてきました。
これをそれぞれ容器に入れ、数時間おいておきます。
その間にお出かけして行ったのはコチラ
帰宅後様子をみてみたら、すこ～し馴染んだ感じはありましたが、バームと言えるほどの混ざり具合ではなく。
それぞれ薬さじで攪拌してみたら、シアバターは滑らかなクリーム状のバームになってくれたのですが、ムルムルバターの方はまだダマダマが残っていました。
（左：ムルムルバター / 右：シアバター）
これはもう、熱を加えて溶かしきるしかありません。
本当なら湯煎にかけたいところですが、容器が小さすぎてちょっと難しいかな～～、、、、と思われたので、レンチンしてみることに。（容器は耐熱性なので、このまま温めてもOK
）
）10秒から始めて、様子をみながら計60秒レンジにかけたところ、綺麗に溶けました。
涼しいところに暫く置いておくと、上の方だけ固まってきた感じがしました。
半分くらい固まったところで薬さじで混ぜ混ぜしたら、熱を加えずに混ぜたシアバターとはまた違ったテクスチャーのバームになりました。
同じバターでも、やっぱり少しずつ成分や融点、凝固点などが違うので、出来上がりも違って面白いですね
ムルムルバターもシアバターも、融点が人肌で溶ける温度なので、そのままでも利用することは可能です。
以前もかかとケアでこんなことをお伝えしました
これからストッキングなど履く時期がやってきます。裸足のミュールで踵ガサガサは、ちょっと避けたいですよね
今からかかと対策、しっかりしていきましょう
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