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NARDとJAAの認定校“アロマの手しごと教室 Aromano”を主宰しております手作りコスメアドバイザ-;シカです。
今日も朝から図書室、、、のハズが、ちょっとトラブル発生で行けなくなりまして何だかソワソワしていたので、気を落ち着けるために手作りコスメをば
丁度ハンドクリームが無くなったので、ハンドクリームにもなる全身用ボディクリームを作成しました。(参考にされる場合は、自己責任でお願いします)
<ネロリのトロトロボディクリーム 約100g>
植物油 (オリーブスクワラン) 5㎖
シアバター 7g
ミツロウ 3g
乳化ワックス (エミュルシファイイングワックス) 5g
ハーブウォーター (ネロリ) 30㎖
①のオイル系材料と、の水系材料をそれぞれビーカーに入れま、ラップをして湯煎にかけます。
植物油はオリーブスクワランを使いました。
スクワランは、深海サメの肝油やオリーブオイルなどに含まれる「スクワレン(スクアレン)」に水素添加したもので、人の皮脂中にも少量含まれ、保湿、収斂、皮膚柔軟化作用がある油性成分です。皮膚への浸透性が良く、ベタつかないので化粧品に良く入っています。今回は少しサラサラしたものを作ってみようと思い、スクワランにしてみました。
先日『日本を変えた千の技術博』に行った際に知ったのですが、スクワレン(スクアレン)って日本人が発見したんですよね(参考;スクアレンーWikipedia)
②二つ同時に湯煎にかけて、オイル系の材料が全て溶けたら湯煎から外します。
③オイル系のビーカーに水系の材料を少しずつ入れ、ミニ攪拌器で都度良く混ぜていきます。
乳化ワックスの働きで通常は混ざらない油分と水分が混じり合ってクリーム状になりますが、水分を一気に入れると上手く混ざらないので、少しずつ入れて様子を見ながらクリームにしていってください。
乳化ワックスはいくつかありますが、今回はエミュルシファイイングワックスという、パーム油などから作られるものを使いました。形状がペレット状かフレーク状かというだけで、パーム乳化ワックスと同じと考えてもらっていいと思います。
精油は今回、ネロリ、フランキンセンス、ミルラを2滴ずつと、レモンを4滴。ミルラとレモンは先日『かかとケアバーム』で使いましたが、今回はストレス緩和の香り狙いでハーブウォーターと精油をネロリで合わせ、フランキンセンスもINレモンには光毒性があるので、塗ってすぐは紫外線に当たらないようにしてください。
④暫く混ぜると、粗熱が取れてとろとろボディクリームの出来上がりビーカーの底を触ってあったかいくらいの感じになったら、精油と天然防腐剤を入れて更に混ぜ、容器にうつします。
容器をジャーにするかポンプにするか迷いましたが、テクスチャーが結構緩めなのでポンプにしました。3プッシュで大体このくらい。伸びが良いので、結構広範囲に塗れます。これもお風呂上がりの温まったお肌に塗るのがお勧めです
冬でこのくらいトロトロなので、夏はシアバターやミツロウの分量を増やしてもう少し固めにした方が良いかもしれません。寒い時期なので涼しい場所であれば冷蔵庫でなくてもひと月くらいは問題なく使えますが、途中で変な香りがしたりカビが生えたりしたら、勿体ないですが破棄しましょう
乾燥して足が粉吹きになりがちな今日この頃ですが、お風呂上りのひと手間でお肌しっとり潤るヲンナになりましょう
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