だからと言って、通(ツウ)ぶるほど
薀蓄(うんちく)がある訳でもない。
ただ、純粋に、、、
良いと思える音楽を聴くのが好きだ。
ところで最近、CDショップに行って
ふと、、、考えさせられることがある。
それは、
代表曲がわずかしかない、ヘタをしたら
1曲しか売れてもいないのに、、、
どう頭をひねったら、
『ベスト・アルバム』
と言うアルバム・タイトルが付けられて
しまうのだろうか?
最近、やたらとこの手が増えた。
そんな気がする。。。
ちなみに、
『ベスト』の意味を調べてみると、、、
【ベスト】
① 最良。最優秀。
② できる限り。最善。全力。
(参考:広辞苑第5版 岩波書店)
何だか、そんなCDを尻目に見て、、、
アーティストの才能が凝縮された
① の意味での作品と言うよりは、
「売り切り御免!」
とりあえず、②の意味で言ってみよう!
みたいな、、、
何だか今のうちに売り急ぐというか、
裏を返せば、ブームが去る前に、
「売れるだけ、売っとけ~!」
みたいな感じの、、、
賞味期限を気にした事務所の意向が、
やたらと見え隠れしたアルバムが多く、
それが、少しでも見えたりすると、
音楽を純粋に楽しむ者にしてみれば
ほとほと不快な気分になってしまう。
まあ、別に音楽を商売にすること自体、
悪く言うつもりは毛頭ないが、、、
本当の意味でベスト・アルバムを作った
真のアーティストが迷惑だと思う。
『ベスト』
という言葉の持つ素晴らしい意味が、、、
経済合理化、効率化、最適化と
言う名のもと、経済論理における
正論の前に吊るし上げられると、
いとも簡単に、軽く、安っぽく、
そして、いつでも使い捨てられる
といった、、、
そんな次元の言葉に、蹴落とされて
しまう。
そこで、どうだろう!
生意気ながら、、、
音楽業界全体で音頭をとっていただき、
「ベスト」を名乗るには、ある一定の
規制をつけてもらえないだろうか。
どうか、「ベスト」の意味を、経済論理に
よって陳腐化させないでほしい!
そう切に願う。